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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 
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『Pantera / The Great Southern Trendkill』

Pantera Great Southern Trendkill テキサスのスラッシュメタル・バンド、パンテラが1996年に発表したアルバムです。スレイヤーの『Reign in Blood』にぶっ飛んで以降、数年に一度の割合で無性にスラッシュやデスメタルを聴きたくなっていた若い頃でした。あまり片寄らず、広く色んなものに触れていたいという気持ちもあったのかも知れませんが、それがスラッシュメタルでいいのかと言われると微妙ですが(^^;)、好きなんだから仕方ない。

 スレイヤーと同じように、最初のデスヴォイス(ハードコア的な「グオオオオ」みたいな例の絶叫です^^;)でちょっと引いてしまいましたが、そこを過ぎたらカッコいい!!最初に一回ドン引きさせる絶叫をかますのはスラッシュのお約束なのかな?詳しくないから分かりませんが、いかにも喉に悪そうなダミ声絶叫はあんまり趣味じゃない…でも、それ以外は音楽も演奏も何もかもが刺激的、これはいい!ギターのリフが命の音楽でしたが、そのギターの音がスラッシュメタルの中では太くてハードロック的で良かったです。どんなに速く弾かれても音が細いとダメなんですよね、僕。メタルよりハードロックが好きな理由のひとつはそこかもと思うぐらいです。
 また、スラッシュという割にZZトップやスティーヴィー・レイ・ヴォーンあたりのハードブルースっぽいものも混じって感じましたが、このへんは地域色なのかも。アメリカではデトロイトとテキサスがハードでやさぐれた音楽の宝庫で大好きです(^^)。ついでに、アメフトのチームもこのへんのチームが好きだったりして。ライオンズとカウボーイズばんざい。

 というわけで、個人的には、スラッシュメタルというよりも90年代のハードロックと呼びたくなるロックでした。それぐらいカッコよかったです。


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『エチオピアの音楽』

Ethiopia no ongaku キングレコードが1971年に現地録音してきた東アフリカはエチオピアの音楽です。解説が小泉文夫さんだったので、小泉さんの研究班が行ったのかな?エジプトとかエチオピアって、アフリカ大陸ではあるけどアラビア半島が近いし、なんとなく黒人社会という気がしません。実際に、黒人とアラビア人の混血が一番多いらしくて、民族も政治的に優勢なアムハラ族が多数派というわけでもない多民族国家。宗教もなんと6割がキリスト教系で(エチオピア正教会。CDの解説にはコプト教とも書いてあったけど、エチオピア正教会とコプト教は違うのかな?分かんないや^^;)、イスラム3割なんだそうです。
 さて、このCDに入っていた音楽は、大きく分けて3種類。ひとつは大道芸人の音楽、ひとつは祭りのときの舞踊音楽の合唱、もうひとつは教会系の音楽でした。

 まずは、大道芸人の弾き語り、これは3曲入ってました。マシンクォという1弦の擦弦楽器を弾きながら歌っているものは、プリミティブでなかなか怪しい感じ。他には、キラールという聴いた感じは月琴みたいな音のする楽器の弾き語りも入ってましたが、これもあまりテクニカルじゃなくてガシャガシャひっかきまわして怪しい感じ。

Ethiopia map 祭りの音楽は、人が大勢集まって輪になって踊ったり歌ったりするものでした。こういうものはゼフェンというそうで、手拍子とコール&レスポンスの合唱でした。これも、高度なコール&レスポンスというより、みんなでガヤガヤやってる感じ。

 エチオピア正教会系の音楽は、色々入ってました。
 まずは讃美歌、これは無伴奏でユニゾンなので、けっこう原始的に感じました。
 次に、聖歌。これは僕が想像しちゃう西ヨーロッパの讃美歌でもロシアやウクライナの正教会の見事な合唱でもなく、まるで仏教の読経。25分ぐらいずっと読経してましたが(フェードインしていたので、本当はもっと長いんだと思います)、古代のジャングルの奥地で神聖な儀式が執り行われてるみたいな雰囲気、壮観で驚きました。
Ethiopia_photo.jpg あと、皇帝が来て儀式を行う時の模様もすごかった!手拍子しながらアフリカ系の低音の皮物の打楽器がドコドコいって、ガヤガヤみんなで歌うアフリカの部落の祭りみたいな感じなんですが、ものすごい人数でウワーってなってて圧倒されました。5万人ぐらい入る野球場やサッカー場で地鳴りするような歓声が上がる時があるじゃないですか、あんな迫力がずっと波状攻撃のように続いてました。これはすごい!

 印象だけでいうと、大道芸人の音楽はプリミティブなアフリカ黒人音楽という感じ。後から作られただろう讃美歌は多分ヨーロッパのキリスト教音楽ともアフリカ音楽とも関係ない感じのシンプルなもの。そして教会音楽はキリスト教なんだろうけど、そこで使ってる音楽は仏教音楽のようで、荘厳で神秘的、何より人数がものすごい感じで、圧倒されました。いやあ、この教会音楽は他ではちょっと聴けない音楽、ものすごい体験をしてしまった。。音楽を聴いたというより、まったく知らない土地で、ものすごい人数で行っている宗教的な儀礼に参加してしまった感覚です。すごいわ…。


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『Sudan: Music of the Blue Nile Province - The Gumuz Tribe』

Sudan_Blue Nile_Gumuz Tribe ひとつ前に紹介したスーダンのブルーナイル州のインゲッサナ族&ベルタ族のCDの姉妹盤、こちらはグムズ族のCDです!ベルタ族の音楽でカルチャーショックを覚えて猛烈に感動したもんで、たまらずこれも買ってしまいました。アフリカの音楽すげえ。このCDに収録されている音楽を演奏しているグムズ族は、エチオピア西のスーダンとの国境地域と、スーダン南東にあるブルーナイル州に住んでいるそうです。

 グムズ族の音楽はすべての氏族で似ているそうですが、詞はちょっと違うんだそうで。でも言葉が分からないので、詞の内容は分かりませんでした(^^;)。音楽の雰囲気から言うと、人に聴かせるものではなく村の人が全員参加して歌う感じ。西アフリカのポリリズミックな打楽器合奏みたいに激しいものは少なく、また儀式的な厳かなものもなく、みんなでゆったり楽しく歌ってる感じで、基本的にヘテロフォニー気味の斉唱でした。

 斉唱チームが2つに分かれる事があったり、ひとりで歌うリーダーが現れて、斉唱チームとのコール&レスポンスになったり、みたいな。たまに入ってくる合いの手が馬のいななきを模倣してるんですが、これが異様にうまくて、最初は本当に馬かと思いました。あまりに絶妙のタイミングで入ってくるので、ようやく「あ、これ、人が擬音してるのか」とようやく気付いたほど。
Sudan_BlueNile.jpg コーラスは完全な無伴奏ではなく、最低でも4分音符で「ドン・ドン」と映打楽器の音がついていました。リズム楽器はシンプルなものばかりでなく、アフロキューバンではないかと思うほど高度な16ビートもありました…キューバよりこっちがオリジナルなんでしょうが(^^)。そして、ものによっては不思議な音のする管楽器が重なる事も。この管楽器が、昔の自転車についていた「パフッ」みたいな音も混じっていたりして、和やかな雰囲気。やっぱり、基本的にみんなで楽しむための音楽なんじゃないかなあ。
 でもって、斉唱チームは基本的に女声なんですが、これが子供みたいな声。皆が可愛らしい声でミャーミャーと歌っているので、子猫たちがニャンニャン騒いでるようでかわいい(^^)。

 こういう共同体の絆が強そうな社会っていいなあ。こういう社会では、音楽は、絆を強める効果もあるんでしょうね。音楽を聴いているというより、村の一因になって皆で楽しく歌っている気分。これもいい、実に楽しかったです(^^)。


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『Sudan: Music of the Blue Nile Province - The Ingessana and Berta Tribes』

Sudan_Blue Nile_Ingessana and Berta Tribes エジプトの南、エチオピアの西にある北東アフリカの国・スーダンの民族音楽を収録したCDです。レーベルはユネスコ…という事は、音楽の世界遺産という理解で良いのかな?僕が持っているCDは輸入盤で解説が英語。というわけで、僕のつたない語学力で頑張って大事なところを訳すと…これは1980年に行われたスーダンのブルーナイル州の現地録音。インゲッサナ族とベルタ族の音楽が収録されています。近い場所に住んでいるふたつの種族ですが、文化はかなり違うそうです。

 インゲッサナ族はイスラム化しなかった部族で、イスラム侵入以前のネイティブな文化をイ維持している部族だそう。インゲッサナには4つの主要グループがあって、このCDではうち2グループの音楽を収録。竹フルートやジャンガー(竪琴の一種)なんかを使っていました。
 彼らの音楽は確かにプリミティブでした。でもこのプリミティブさが曲者で、聴き始めた時には退屈。でも聴き続けていると病みつきになってしまいました(^^)。合唱は中央アフリカや南アフリカのものすごいポリフォニーではなくて、皆で一斉に同じメロディを歌う斉唱のような感じ。弾き語りも、ビリンバウのように少ない数の弦を張った弦楽器で、いくつかの音をひとつのリズム型で反復しながら歌う感じ。ただ、このシンプルな伴奏に乗せて歌う歌が、歌というより語り、それもラップのようにものすごいマシンガントークですごい!ああ~これは何を語っているのか知りたい、きっと英雄物語だったり伝説の伝承だったりするんだろうな。。

Sudan_Map.jpg ベルタ族の音楽。ベルタ族はこの地域で最大の部族で、アラビア化された文化を持っているそうです。それは音楽にもあらわれていて、ルバーブなんかの楽器も使っていたりして。他には垂直フルート、ひょうたんトランペットなんかも使ってました。
 トラック7から始まる音楽がすごい!!例えば、ひょうたんトランペットと合唱のコール&レスポンス。それぞれのパートはヘテロフォニー、そしてパート同氏は似た形を模倣するんですが、これがクロスフェードして出たり入ったりするコール&レスポンスのようなポリフォニーのような、何とも言えない音楽なのです。これはすげえ。集団で入れ子細工になる音楽をやらせたら、アフリカの民族音楽は世界の最先端だと思ってしまうなあ。

 アフリカのプリミティブな音楽には毎度驚かされます。こんな集団音楽、自分ではとても思いつかないし、音の印象もまったく経験したことのないもので、本気で驚かされます。やっぱり、自分お知っているものにばかり触れていないで、知らないものにどんどん挑戦していった方が感動が大きいですね(^^)。。


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『Gerry Mulligan / Night Lights』

Gerry Mulligan Night Lights ウエストコースト・ジャズと言って、すぐに名のあがるミュージシャンって、アート・ペッパーチェット・ベイカーなんでしょうが、僕はジェリー・マリガンジム・ホールやチコ・ハミルトンやシェリー・マンの方がウエストコースト・ジャズっぽく思ってしまいます。それって、どこかで「知性こそウエストコースト・ジャズ」と思っているのかな…だから、プレイヤーじゃなくてアレンジャーに目が行くのかも。これは、1963年にフィリップスからリリースされた、ジェリー・マリガン個人名義のアルバムです。メンバーは、Gerry Mulligan (bari.sax, p)、Art Farmer (flugelhorn)、Bob Brookmeyer (valve trombone)、Jim Hall (guitar) 、Bill Crown (contreBasse)、Dave Bailey (dr)。

 西海岸のジェリー・マリガンは、東海岸のアドリブ至上主義なハードバップ文化と違って、アレンジとかそういう所で「うわあ、これは凄いな、かっこいいわ」と感心させられることが多かったんですが、このアルバムはいい意味でほとんどムードミュージック。それが恐ろしいほどの美しさで、ジャズなのにピアノかメゾピアノぐらいの感じの演奏ばかり、音も絶対に張らずにふくよかな音を保ち続けてます。ギターのジム・ホールなんて、ほとんど鈴の音じゃないかってぐらいの美しい音で、演奏以前に音色だけでやられてしまいました。

 このアルバムをはじめて聴いた時、僕はもう30代に入っていたと思うんですが、はじめて聴いた時の感動は今もどこかに残っています。ウエストコースト・ジャズは客に寄せたムードミュージックに流れ過ぎて終わってしまった気がするんですが、それでもこれだけ美しいと、そっちに流れていった気持ちも分かるなあ。当たりアルバムを引き当てた時のウエストコースト・ジャズは、生きていてよかったと思うほど美しかったり、ため息が出るほどリラックスした音楽だったりしますが、これは間違いなくそういうウエストコースト・ジャズ的な大当たりの1枚。大推薦です!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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