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心に残った音楽♪

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『João Gilberto / João Voz e Violão』

JoaoGilberto_JoaoVoz e Violao ジョアン・ジルベルトが2000年に発表したアルバムです。プロデューサーはカエターノ・ヴェローソ。僕はこのアルバムは完全にジャケ買い。このジャケット、素晴らしすぎると思いませんか?こんなの買ってしまうって。。このアルバムがリリースされるまで、ジョアン・ジルベルトは10年ぐらい新作を出していなかったので、「え?ジルベルトおじさんは現役だったのか?」と驚いたのを覚えています。感触で言えば、エルヴィス・プレスリーの新作が出た、ぐらいの驚きでした。

 このアルバム、ジャケットには「João Gilberto」としか書かれていません。たぶんそれが正式タイトルで、それだと紛らわしいので、あとから「João Voz e Violão」という通称がつけられたんじゃないかと。レッド・ツェッペリンの4枚目『Led Zeppelin』を、フォー・シンボルズと呼ぶようなもんですね…あくまで想像ですけど。そしてその通称の通り、完全にギター弾き語りのみで、他の楽器は一切入ってませんでした。スタン・ゲッツとの共演も、50年代の録音も、『イマージュの部屋』も、ジョアン・ジルベルトの弾き語りには、バンドやストリングスが加えられていました。でもこれは完全にジルベルトさん一人、リヴァーブなどの加工すら一切されてませんでした。ギターの音がこもってるんですが、これって歌とギターをマイク1本で録ったんじゃないかなあ。もう、何から何まで、完全にジョアン・ジルベルトだけだったんですよ。

 ここに、カエターノ・ヴェローソのジルベルトさんに対する畏敬の念があらわれていると感じました。10年近くもアルバムを出していなくて、お化粧されたアルバムばかりしかなかったボサノヴァの大偉人の等身大を捉えた記録を残そうとしたんじゃないかと。それだけに、美しく整えられた音楽ではなくて、プライヴェートな独白をそっと聴くような感覚でした。そんな作りなので、えらく渋いんですが、ボサノヴァが好きな方なら、むしろこういう作品の方が心に響くのかも知れませんね。好きなアルバムのひとつです。というか、やっぱりジャケットが素晴らしすぎるなあ。。

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Comments
 
Bach Bachさん、こんばんは。
僕もこのアルバム、買いました。
ジャケットのイメージどおりの音でした。
ボサノヴァに興味はあるけれどどうもどれから手を着けていいのかわからない、という頃にパッとリリースされて。

このアルバムが素晴らしすぎて、ボサノヴァとのご縁はこれで完結してしまいましたがー。
どのジャンルも最初が難しい 
golden blue さん、書き込みありがとうございます!

ジャズでもボサノヴァでもクラシックでも、最初はどこから手を付けていいか分かりませんよね。ボサノヴァは、ジョアン・ジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビンのアルバムを数枚ずつ聞いておいたら、とりあえずはそれでいいんじゃないかと。他も、多くはこのふたりのアダルト・コンテンポラリーな感じが多いですし。かくいう僕も、アダルト・コンテンポラリー方面のボサノヴァは、人から借りて聴いたものがほとんどです(^^;)。

深入りするなら、ギター音楽として高度なものがかなり面白くて、バーデン・パウエルが本当のブラジル音楽の入り口だと思いますが、そこに入るにしてもやっぱりまずはジルベルトとジョビンが先なんでしょうね(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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