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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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デンジマンのイントロは永遠に 作曲家の渡辺宙明さん、逝去

WatanabeCHuumei.jpg 先週の木曜(2022年6月23日)に、作曲家の渡辺宙明さんが他界なさっていたそうです。享年96歳、大往生ですね。

 1970年代前半に生まれた僕は第2次ベビーブーム世代で、子どもの多さゆえに子供番組の多い事ったらありませんでした。今では信じられない事ですが、どの曜日でも間違いなく新作のアニメか特撮番組が放送されている状態でした。しかも夕方には再放送までやっているわけだから、遊びから帰ったらヒーロー漬け。こうして僕の音楽の原体験が、アニメや特撮の主題歌やサウンドトラックになったのでした。渡辺さんの初期作品だと、72~73年『人造人間キカイダー』のOPとEDが大好きです。ダムの上をサイドカーつきのバイクに乗ってぶっ飛ばすあのオープニングは、毎回見るたびに「ああ、これからキカイダーが始まる!」というワクワク感。あれって絶対、音楽のイントロのカッコよさが期待を何倍にもしていたと思います。

DensiSentaiDenjiman_SoundTrack.jpg 僕が感化されたアニメ/特撮系の音楽の最大のものは、冬木透さんがスコアを書いた『ウルトラセブン』のサントラでしたが、冬木さんがクラシック調なのに対して、渡辺宙明さんはロックを感じる音楽が多かったです。
 ロックを意識した特撮番組の初期体験は、75年『秘密戦隊ゴレンジャー』のOPとED。ギターがコード・カッティングで、ワウをかましていて、すごくカッコよく感じました。75年というと、ダウンタウン・ブギウギ・バンドが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」をヒットさせた年で、他にもアリスやツイストも活躍してたんじゃないかなあ。ロックが日本でもアングラでなくなりつつあった頃でしたが、同時期のヒット曲が「シクラメンのかほり」や「石狩挽歌」だった事を考えると、それでもかなり先を行っていたのかも。
 で、このワウを噛ませたギターは、ゴレンジャーの後番組『ジャッカー電撃隊』(77年)のOPでさらに進化。この番組、ドラマは面白くなかったですがOPがカッコよくて、食い入るように聴いていました。ボンゴのアドリブ演奏とワウを噛ませたカッティング・ギターのカッコよい事と言ったら。。
 さらに80年『電子戦隊デンジマン』まで来ると、イントロがシンセサイザー。しかもあの16分の三連符って、シーケンサー使ったんじゃないかな…。80年でシーケンサーって、きっとPCじゃなくて専用のシーケンス・マシンですよね。80年って、シャネルズ「ランナウェイ」や五輪真弓「恋人よ」の時代だというのに、なんとロックで新しいんだ!でも、デンジマンまで来ると、僕はもう特撮ヒーロー番組じたいを観なくなっていて、このへんが渡辺さんの音楽にお世話になった最後かも。

 一方、ロックでない音楽では、東映版『スパイダーマン』(78年)のEDが、めっちゃくちゃにいいバラードで、泣けました。この番組は雲人間が気をスルスルと登ったり壁をはいずりまうぇあったりする特撮も良かったですが、歌も良かったです。時代劇のEDっぽい雰囲気もあって、特撮のED曲の中でも特に素晴らしい曲だと思います。

 思いつくままに書きだすだけでもこれだけ出てくるんだから、影響を受けていないわけがないですね。70年代って、アイドル歌謡よりもアニメや特撮番組のOP/ED曲の方が優れていたように思うのですが、それも優れた作家がいたからこそ。子供のころに、夢を与えてくれてありがとうございました。今日は昭和の特撮ヒーロー番組の主題歌をBGMに、1日献杯しようかな。。


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ヴァンゲリス、逝去

vangelis_Photo.jpg 数日前(2022年5月17日)、ギリシャ出身でフランス在住の劇伴作曲家のヴァンゲリスが亡くなりました。死因は明らかになっていないそうですが、新型コロナに感染していて、病院で亡くなったそうです。う~ん、規制はゆるくなってきたけど、死んだら元も子もない。僕は手洗いうがいをやめないぞ。外食も出来るだけ控える事にしよう…。

 ヴァンゲリスの名前を初めて見たのは、1981年公開の映画『炎のランナー』のサントラでした。小学校中学年から高学年になるころで、洋画に関心を持ち始めた時期でした。でも映画なんてなかなか観に行けないし、観たと言ってもテレビ放送された『ロッキー』『燃えよドラゴン』をいいと思ったぐらい。そんな頃なので、どの洋画もぜんぶ面白そうに思えました。CMで観た『炎のランナー』もご多分に漏れず、面白そうに思えたんですが、そこで耳にした耳慣れないシンセサイザーの音も、興味を惹かれた一因だったと思います。この音楽を作っていたのがヴァンゲリスでした。
 『炎のランナー』以降も、映画『南極物語』と『ブレードランナー』でヴァンゲリスの音楽を耳にする事に。僕が聴いたヴァンゲリスの音楽って、恐らくこの3つですべてですが、どれも口ずさめるという事は、印象に残る音楽を書いた人だったんでしょうね。

 小学校高学年のころに印象深かった「もの」って、僕にとってはゲームウォッチであり、ヴァンゲリスであり、MSXパソコンであり、『うる星やつら』であり…みたいな。そういえばTVアニメの『うる星やつら』もすべてシンセでBGMを作ってました。共通するのはすべてデジタルであって、そういう波が来ていた時代だったんでしょう。はじめて洋画に興味を持ち始めたタイミングと、デジタル・シンセを使った音楽が映画に使われ始めたタイミングが一致していたわけです。
 決して思い入れのある人ではないんですが、僕の中で小学校高学年のころに体験したデジタル化時代の象徴のひとつが、ヴァンゲリスさんの音楽だったのかも知れません。ご冥福をお祈りします。


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メルセデス・ソーサ『Mujeres Argentinas』を聴きなおしたらまたしても感動してしまった

MercedesSosa_MujeresArgentinas.jpg 仕事で、アルゼンチン・モダン・フォルクローレのアリエル・ラミレスの作品をさらう事になりました。がんばるぞ、これから毎日朝練だ!僕、昔にこの人を追いかけかけた事があるんですが、当時はアルゼンチン音楽のレコードなんてマジで手に入らなくて、買いたいなら雑誌『ラティーナ』の通販を利用するしかないほどの状況。結局、そういう物理的な制約で追いかけきれなくなったのでした。

 今回演奏を依頼されたのが「アルフォンシーナと海」という曲だったんですが、これが僕が持ってるラミレスさんのアルバムには入ってなくて、でも聴きなれた曲ではあって、これってどこで聴いたんだっけと記憶をたどると…おお、メルセデス・ソーサのアルバムじゃないか!そんなわけで、あのアルバムを聴きなおしたんですが、またしても感動してしまいました。いやあ、素晴らしすぎるだろ。。

 そんなわけで、以前に感想を書いた『Mercedes Sosa / Mujeres Argentinas』に追記を行いました。良かったら読んでみてくださいね!

http://cdcollector.blog.fc2.com/blog-entry-1738.html


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イアン・マクドナルド逝去

IanMcdonald_pic.jpg 2022年2月9日、キング・クリムゾンやフォリナーといったロック・バンドで活躍したサックス/フルート奏者のイアン・マクドナルドが逝去しました。享年75歳。

 僕にとってのイアン・マクドナルドは、キング・クリムゾンでのサックスとフルートの素晴らしい演奏でほとんどすべて「クリムゾン・キングの宮殿」でのフルートなんて、69年時点のロックバンドなんかにいていいレベルじゃなかったですし、69年のキング・クリムゾンのライブで聴けるサックス・ソロは、マイケル・ジャイルズのドラムと相まって当時のブリティッシュ・ジャズのレベルの高さを思い知らされる凄さでした。それは出戻ってゲスト扱いで演奏したアルバム『レッド』収録の「One more red nightmare」や「Starless」でも同じ。
 そんなキング・クリムゾンを脱退して作ったマクドナルド・アンド・ジャイルズのアルバムは、キング・クリムゾンとはぜんぜん違う音楽性のアルバムで、ほっこりした音楽性は若い頃の僕の趣味ではありませんでしたが、音楽や演奏が素晴らしかったのはあいかわらずでした。
 少したって、77年に結成されたロック・バンドのフォリナーではギターやキーボードを演奏してた記憶がありますが、いかにも産業ロックな安易な音楽だったので、僕はほとんど聴かずじまいでした。

 キング・クリムゾン脱退が、あまりのハードワークに疲れ、恋人と結婚してあたたかい人生を送りたかったからだと、プログレ専門誌『マーキー』で読んだことがあります。本人がどう思うのかは分かりませんが、イアン・マクドナルドがもっともレベルの高い音楽を作ったのは、23歳の時のキング・クリムゾン参加時。人間なんてせいぜい80年も生きれば御の字な生き物なので、音楽家として最高の成果、それとはおそらく両立できないだろう心休まる日常、またどう生きればよいかを考える時間、こういうものをバランスよく生きるしかないと思うのですが、音楽ファンの我がままとしては、ミュージシャンとして燃えたのが69年だけではいかにももったいないと思ってしまいます。せめて5年、出来れば10年ぐらいそういう時期があって欲しいミュージシャンだったなあと、キング・クリムゾン参加時の演奏を聴くにつけ思ってしまいます。いずれにしても青春時代に素晴らしい感動を与えてくれたミュージシャンでした。ご冥福をお祈りします。


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久々にビリー・ホリデイ『奇妙な果実』を聴いたら感動した

BillieHoliday.jpg ジャズ・ヴォーカリストの代名詞ともいえるビリー・ホリデイの名盤『奇妙な果実』ですが、昔はちょっと暗いし古臭いし…みたいな感じであまり良い感想を持てませんでした。でも好きなところはあって、取っておいたんです。

 つい先日、インターネットラジオから流れてきた古いジャズ・ヴォーカルを聴いて「なにこれ、メッチャいいんだけど」と思ったら、なんとビリー・ホリデイで、しかもアルバム『奇妙な果実』に入っていた曲。というわけで、久々に聴き直したら、ちょっと感動してしまいました。

 というわけで、昔書いたビリー・ホリデイ『奇妙な果実』の感想文に追記を加える事にしました。良かったら、読んでみてくださいね(^^)。

http://cdcollector.blog.fc2.com/blog-entry-402.html
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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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