チャック・ベリー逝去

ChuckBerry photo ロックンロールの創始者、チャック・ベリーさんが亡くなったそうです。うああ、これはけっこうショックだ…。

 僕がチャック・ベリーを知る最初のきっかけは、日本のロックンロールバンド「キャロル」がカバーしたジョニー・B・グッド。これがとんでもなくカッコ良かった!いまだにあれを超えるジョニー・B・グッドは聴いた事がありません(いや、冗談じゃなくって本当に・・・)。その後、ビートルズがカバーした「ロックンロール・ミュージック」「ロールオーバー・ベートーヴェン」、ストーンズのカバーした「You Can't Catch Me」・・・ロックンロールを聴いていて、カッコいい曲だなとおもうと、それがチャック・ベリーの曲だったという事が何度も何度もありました。そしてアルバムを買って・・・なんか、ロックというものを知って、LPやCDを買うたびに、今まで聴いた事もなかったような音楽に毎回出会って、すごくウキウキした頃を思い出してしまいます。
享年90。チャック・ベリーよりもジョン・レノンやグレン・フライが先に逝ってしまったというのが嘘のようです。合掌。


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ワールド・ベースボール・クラシックで聴いたイスラエル国歌

Israel baseball まったくチェックしてなかったんですが、テレビでやってた野球の世界大会がメッチャ面白いっす(^^)。日本代表の試合は初戦からずっと大激戦で、試合終了まぎわまでハラハラの試合の連続。おもしろすぎて、日本の試合をぜんぶ見てしまう始末(^^)。特にすごかったのはオランダ戦で、延長にもつれて5時間近くの大激戦、見おわった後も興奮してなかなか寝れませんでした。

 そのWBCのダークホースがイスラエル。イスラエルって野球やってるのか…と思ったんですが、どうもメジャーリーグなんかで活躍しているユダヤ教徒たちの連合チームみたい。1次リーグをまさかの全勝で勝ち抜け、2次リーグの最後の試合で日本と激突。楽しみにしていた僕は、試合前の国歌斉唱から見てました。イスラエル国歌って、皆さん知ってます?メロディはすごく有名なので、聴けば「ああ、この曲か」ってわかると思うんですよね。レクイエムっぽくって僕は大好きな曲なんですが、今回はじめて歌詞を知りました。いやあ、こんなにシオニズムを前面に打ち出した歌詞だったのか、おどろきだよ(・ω・ノ)ノヒョエ~。。帽子のロゴもダビデの星で、なんか色々と感じる所がありました。そして、そういう事は全然知らなそうな日本のサムライがそんなイスラエルをメッタ切り(^^;)。でも、試合が終わった後に握手している姿が良かったです。スポーツって、こういう所が気持ちよくて好きだなあ。

 音楽って怖いです。ユダヤ教徒でもなんでもない僕が、しかもイスラエル国の成立に対してとっても批判的な感情を持っている僕が、あのメロディと歌詞を聴いて心を動かされちゃうんですから。いつか、民族感情を乗り越えて、過去の事は皆で許しあって、人類がお互いに仲良くなれるようになる日が来るといいなあ・・・な~んて思って見てます。サッカーは一部の客が変な民族感情をぶつける残念な競技になってしまったので、野球はそうならずにこのまま行ってほしいなあ。といいつつ、僕は日本チームを応援するけどね(^^)。



かまやつひろしさん、逝去

Kamayatsu.jpgムッシュかまやつさんが死んじゃいました。享年78歳…なるほど、好きな音楽をやってこの年まで生きられたのなら、いい人生だったのでしょうね。

世代的にスパイダースに対する思い入れやリスペクトはないのですが、はじめ人間ギャートルズのエンディングテーマ「やつらの足音のバラード」、あれは子どもながらも心に響くものがあったなあ。まったく何にもないところに、星が生まれ、川が流れ、恐竜が生まれ…いい歌でした(・_・、)。あの頃のアニメって、エンディング・テーマにいい歌が多かった。天才バカボン、ルパン三世、アンデルセン物語、宇宙戦艦ヤマト…なにもかも懐かしい。。

僕は、かまやつさんのアルバムでは、セルフカバーしたものを聴いた事があるだけですが、キャッチーな曲がいっぱいあるのに驚きました。この人、実はポップスの作曲に一番の才能があるんじゃないかと思いました。ムッシュ、ショーケン、ジュリー、スズキヒロミツさん、堺正章さん…グループサウンズの人って、引退後もずっとテレビで活躍している人が多いですが、それってどれだけグループサウンズのブームが凄かったのかを物語っている気がします。今聴くとみんなビートルズとかストーンズとかアニマルズとかのマージービートをやりたかったんだと思いますが、イギリスはあそこから音楽性を進化させてロックの音楽的なレベルを高めていったのに、日本はあそこから音楽を差し引いてタレント性だけを残したジャニーズみたいな方向がマジョリティーになっちゃったというのが残念。ポップスでもいい音楽はみんな裏方か地下に潜っちゃったんですよね。日本もイギリスみたいな進化の仕方をしていたら、ムッシュさんももうすこし日の目を見たのかも知れません。

ご冥福をお祈りしますm(_ _)m。


ラリー・コリエル 逝去

Larry Coryell フュージョン・ギタリストのラリー・コリエルさんが、2/19の日曜日に亡くなったそうです。享年73歳。ホテルで寝ていて、そのまま息を引き取ったそうです。

ラリー・コリエルさん、僕も何枚かレコードを聴きました。いちばんよく覚えてるのは、イレブンス・ハウスというかなりロック色の強いバンドのレコード。あの時代、ジョン・マクラフリンさんとか渡辺香津美さんとか、ロックに限りなく近いフュージョン・ギタリストというのが一世を風靡していて、コリエルさんはその中心人物のひとりだったと思います。

あらためて、ご冥福をお祈りいたします。

2016年 今年聴いたアルバム 独断と偏見のベスト11!

 今年もお世話になりました!うちにあるCDやビデオの整理をしようとはじめたこのブログの性格上、自分が好きな音楽を聴くだけでなく、売ろうかどうかを決めようとしているCDもよく聴くもので、なかなか自分の大好きなCDのレビューに辿りつかなかったりしているのですが(スライとか、3年半もブログをやっていてなんで書いてないんだろう^^)、それでも振りかえってみると、いい音楽をいっぱい聴いたな~。。というわけで、今年聴いたCDのベスト11です!!

PacoDe_FantasiaDeFlamenca.jpg第11位 デケデケデケデケ(ドラムロールの音)…
PACO DE LUCIA / FANTASIA FLAMENCA!!
 フラメンコギターの大御所ながら、パコ・デ・ルシアさんはちょっと演奏が平たくってフェイバリットじゃなかったはずなんですが、久々にこのセカンドアルバムを聴いたらすごかった!!やっぱりパコさんはフュージョンっぽい事をやるより、ガチでフラメンコやった方が全然いいです。これでも本人は、それ以前の名プレイヤーの演奏を前にして「俺は全然ダメだ」と落ち込んだっていうのだから、プレイヤーの世界というのはどの楽器でも凄いもんだと思います。本物のミュージシャンって、こういうものだと思い知らされました。。

BruceSpringsteen_Nebraska.jpg第10位 デケデケデケデケ…
Bruce Springsteeen / Nebraska!!
 今年の僕の音楽ライフはブルース・スプリングスティーンさんとともに始まりましたが、アコースティックギターとハーモニカだけの弾き語りのこのアルバムが、いちばんジンときました。アメリカン・ルーツミュージックの匂いプンプン、トウモロコシ畑やらロッキー山脈やら貨物列車やら、アメリカの田舎の風景がブワッと目の前に広がって見えちゃうような素晴らしさ。今年、ボブ・ディランさんがノーベル文学賞を取りましたが、純粋に詩だけでいったらスプリングスティーンさんのほうが僕には心に刺さります。素晴らしい1枚!!

MiroslavVitous_ InfiniteSearch第9位
Miroslav Vitous / Infinite Search
 新主流派ジャズの匂いプンプンの超白熱の名演!いや~これも素晴らしかった!!やっぱりヴィトゥスさんは変なシンセストリングスの上でダラダラしたこぎれいな音楽やってないで、最初のウェザーリポートのレコードみたいに、燃えまくった演奏を聴かせてほしいなあ。このレコード、何年かおきに聴くたびに「うお~やっぱりすげえええ」って思ってしまいます。やっぱりジャズはフュージョン直前までが至高ですな(^^)。。

DinahWashington_decca.jpg第8位
Dinah Washington / the fabulous Miss D! -the Keynote, Decca & Marcury singles
 1943年から1953年という時代のジャズヴォーカルの録音。なんたってダイナ・ワシントンの歌ですから悪いはずがないんですが、驚いたのは曲の良さ。僕はジャズのピアノで10年ぐらい食べていたので、レパートリーとしてスタンダードはけっこう演奏できるんです。でも、ここには今ではあまり演奏さ有れない曲も結構入っていたんですが、これがいい曲が多くてびっくりしました。あと、アレンジもしっかりしているのが軽い驚き。これは当時のアメリカの商音楽ですが、今の商音楽がどれだけクリエイティブも無ければ仕事も雑であるが分かってしまった。。

Boulez_Debussy_Yasoukyoku_umi.jpg第7位
ブーレーズ指揮・クリーヴランド管弦楽団 / ドビュッシー:海・夜想曲・遊戯 他
ドビュッシーの大名曲「海」のあの冒頭のイントロのフワァーってした音を聴いただけでノックアウトです(^^)。作曲家の音の重ね方はもちろん、ホールの音の良さ、オーケストラの音の素晴らしさ、録音の良さ、そしてメッチャクチャにアンサンブルを整理して伝える指揮者ブレーズの素晴らしさと、非の打ちどころがないっす。もう、こんな音出されたら、人生の至福以外の何ものでもないじゃないですか。人生で何十回聴いたCDだかわかりませんが、聴くたびに至福ですね。やっぱりすごかった。。

sonics_here.jpg第6位
THE SONICS / HERE ARE THE SONICS!!!
ブレーズ指揮のドビュッシーよりこっちの方が上なのかと言われると何とも答えようがないんですが(^^;)、しかしガレージパンクの爆発力やぶっ壊れ感の凄さって、やっぱりそれはそれで音楽のすごいところを的確にとらえてるんじゃないかと思うんですよね~。人間、綺麗なだけじゃダメなんだぜ、PTA推奨やゲイジュツみたいなのはまっぴらごめんだよ、みたいな。。パンクやグランジが子供に見えちゃうこの凄さ、初期ガレージパンクのパワーはやっぱりすごかったです!!必殺の1枚。

CCC.jpg第5位
Creative Construction Company
 フリージャズにも色々ありますが、ガレージパンク的な凶暴な爆発力にインテリジェンスが加わったようなタイプのフリージャズが一番好きです。とはいえ、音楽を聴くのが、どうしても仕事中が一番多くなっている今の僕のライフスタイルでは、フリージャズや現代曲はあんまり聴いてられないんですよね(^^;)。そんな中、今年久々に聴いたこの一枚は素晴らしかった!!なんといっても凶暴でありながらインテリジェンス、強烈です(^^)。なんというのかな、子供のころはロックが一番ハードな音楽だと思ってたんですが、こういうのを聴いたら、ロックなんて大人しくっていい子ちゃんの音楽だったんだなと思うようになってしまった…

BuenaVista.jpg第4位
BUENA VISTA SOCIAL CLUB
 ブログの性格上、CDの事ばかり書いてますが、今年はライブもよく見に行ったし、人前で演奏する機会も何度かありました。今年に行ったライブのナンバー1は、ブエナビスタの解散ツアー!!いや~~~~すばらしかったあああああ!!!…あ、ごめんなさい、興奮してしまった。。えっと、このCDの何が良いと言えば、キューバの異国情緒がプンプン匂ってくるところ。楽園時代のキューバ音楽とほとんど変わらない事やってるんです。音で体験する世界旅行の気分。このCDを流すだけで、自分の部屋がカリブ海の木造りの安い宿の一室みたいなムードになってしまいます(^^)。

TondaCouple.jpg番外編:今年読んだ本のベスト
さて、ベスト3発表の前に、レコード以外のもので、今年みた本や映画からよかったものをひとつ。
翔んだカップル
いや、冗談じゃなくって、マジです(^^)漫画です。まちがっても、テレビ版や映画版じゃありません(そっちはそっちでいいんですが)。アホみたいに思われるかもしれませんが、なんというか…時代が70年代から80年代に変わっていったときの、あの時期の日本の雰囲気みたいなものが、これほどよく伝わってくるものもないなあ、みたいな。これほど自分が高校生の頃の心境と合致するものもありません。学校という閉鎖した空間で過ごす高校の3年間なんて、あとから考えたらぬるま湯もいいところだったと思うんですが、それでも当人にしてみれば「僕には大問題だ ややこしくて」ってなもんなんですよね。その頃の甘酸っぱい感じとか、ちょっと切ない感じとか、それをモロに感じる本でした。

KingCrimson_Island.jpg第3位
King Crimson / Islands
 ついこの前書いたばっかりですが、やっぱり素晴らしかった!!最初の解散までのキングクリムゾンは、大傑作のオンパレードですね。そのなかではあまり目立たないアルバムだと思うんですが、しかしその素晴らしさは尋常じゃなかったです。古楽も現代曲もジャズもロックも、全部ひっくるめたうえで一番いい音楽を作り上げる…こんな事やられたら、いい物になるに決まってるし、しかもそれを実際にやれるところが凄いです。最初の解散までのキングクリムゾンは、(公式ライブ盤とポセイドン以外)全部聴かないと駄目です。それぐらい素晴らしい~。。

gieseking_debussy_images.jpg第2位
ギーゼキング(pf) / ドビュッシー:映像、版画 ほか
 僕がピアノを少しだけかじったことがあって、しかも音大時代にフランス音楽を中心に勉強したせいなのかもしれませんが、このレコードは本当に感激!!なんで1台のピアノからこんなに色んな音が出せるんだ?驚愕です。そして、それがまた色彩感覚の凄いドビュッシーの音楽に実にマッチしてます。ただし、録音がふるくって決して音が良いレコードとは言えないので、そのあたりを脳の中で補完できる人じゃないと厳しいかも。逆にいえば、ピアノを演奏する人だったら、死ぬまでに避けては通れない1枚じゃないかと思います。

Diego Schissi Quinteto - TIMBA 第1位
Diego Schissi Quinteto / TIMBA
 唯一、今年発表されたCD(^^)。やっぱりリアルタイムなものは最前線をいっている感じでスゴイ!!これはアルゼンチンのタンゴ系のピアニスト&バンドマスターの作ったCDですが、タンゴをベースにしつつも、ジャズの和声感覚とか、クラシック的な劇的な音楽展開とか、とにかくスリリングで素晴らしい!!音楽って、ひとつのジャンルで職人技を披露していればよいような時代じゃないんでしょうね。色んな音楽を自宅で聴けるようになった今の時代だと、それらを前提にしてどういう音楽を作り出すか、というのが、最前線の人たちなのかも。そういえば、去年の上位もそういう音楽が多かったです。キングクリムゾンもそういう側面があるし。

 こうしてみると、ワールド3枚、ジャズ3枚、ロック3枚、クラシック2枚ですか、散りましたね(^^)。やっぱり色んな音楽を聴くのが一番楽しいなあ、毎年ハワイ旅行をするんじゃなくって、毎年違う世界を見に行きたい、みたいな感じでしょうか。少し残念だったのは、今年はワールドといっても古い民族音楽はあんまりきかなかったんだなあ、大好きなジャンルなのに。つまり、地域は散ったものの、みんなドミナント系の音楽ばっかりだったわけですね、かたよってしまった(^^;ゞイヤァ。。あと、去年は日本人アーティストを3人も選んだのに、今年はゼロ。聴きたい日本人アーティストの新譜CDは何枚かあったんですが、買えなかった(>_<)。。林正樹さんという作曲家ピアニストのCDとか、とっても気になってるので、来年はぜひ聴きたいです。新譜に関して言うと、ここ数年は日本人の方が凄い音楽を作ってるように感じます。海外はどこか媚びたような作品が多い中で(アメリカなんて終わってる…)、これは本当に凄いと思います。今年もお世話になりました。それではみなさん、良いお年を(*^-゚)/~♪!!
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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最近気になってるCDとか本とか映画とか
少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中… 楽器屋で演奏してみたら、木製鍵盤で、タッチがけっこう本物のピアノに近かった!うちにあるアップライトがけっこうヤバいので、フルメンテして貰うか、こういうので間に合わせようか大いに悩み中。
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