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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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映画『ボーン・コレクター』

BoneCollector.jpg 『羊たちの沈黙』シリーズに感化されたとしか思えない映画をひとつ(^^;)。1999年にアメリカで作られた犯罪推理サスペンス映画です!アンジェリーナ・ジョリーとデンゼル・ワシントンが主演。

 電車の通る砂利の敷かれた工事現場みたいなところで、手だけ地面から出た埋められた不動産王の死体が見つかる。そばにはアスベストが落ちていて、近くには意味深なメモ、その上にボルトが置かれてた。現場に向かった婦人巡査(アンジェリーナ・ジョリー)は現場の証拠写真を撮り、病院でベッドの上から動けない天才捜査官がその謎を解きにかかる。しかし、その間に次の殺人が起きる。吹き出す高熱のスチームの前に縛られた不動産王の妻、それを救出しようと警察隊が総動員で動くが、その壁の向こうでスチームが吹き出し…

 なんだかんだ言いつつ、観はじめたら事件の真相知りたくて、最後まで見てしまいました。犯人の動機や心理を推理しながら進んでいく犯罪推理サスペンスって、「いったいどういう事件なんだろう」と先を観たくなります。きっと「なぜ?」「真相は?」をすっきりさせたい人間の心理を突いてるんじゃないかと。ヒッチコックが「映画は追跡だ」なんて言ってましたが、推理ものの映画っていちばん追跡させやすい物語の形式なんでしょうね。猟奇的であるかどうかは、途中で集中力が切れないアクセントになってればよいのかも。猟奇の映像ばかり掘り下げられても、僕的にはむしろゲンナリしちゃうしね(^^;)。
 音楽も映画の作りもストーリーも登場人物(使いっ走りの主人公が女警官で、実際に事件を解くのは自由に動けない天才とか^^;)もそっくりなので、『羊たちの沈黙』をそうとう意識して作った作品だと思います。というわけで、2番煎じな感じがあるのと、殺人が3件目4件目となるとだんだん緊張感がなくなってしまったので、僕的にはまあまあ…という感じでした(^^)。


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映画『ハンニバル』

hannibal.jpg この映画、レクターシリーズの中では、『羊たちの沈黙』と『レッド・ドラゴン』の間の、2001年に発表された第2作になります。原作や時系列でいうと第3作で、完結編ということになります。なんで紹介する順番がムチャクチャになってるかというと、僕が見た順序がこうだったからです(^^;)。

 3作ワンセットのシリーズですが、そのすべてに登場する唯一の人物が元心理分析官で猟奇殺人者のレクター博士です。そして本作が唯一のレクター博士主役映画。レクター博士を捕まえようと警察やら何やらから手が伸びますが、レクター博士は彼らをことごとく返り討ち。

 な~んて説明にもなってないようなストーリー説明で申し訳ないですが、それぐらい内容が薄いと感じてしまいました(^^;)。ときどきホラー映画やらなにやらのレビューをする僕ですが、人の首がブシュッと飛ぶのが好きとか、異常者が好きというのではないんですよね。でもなぜそういうのを見てしまうのかというと、好きなんじゃなくて興味を惹かれるから。なんで死体の目に鏡を入れるのかとか、人の皮をはいで着たい心理って一体何なのかとか、そういうというところに興味があるのです。ところがこの映画、警官の内臓がベロベロしたたり落ちるとか、脳みそが丸出しになった人が食事してるとか、視覚的にグロテスクなところばかり満載。ところがなんでそうなのかというところの説明がまるで足りないもんだから、単にキモチ悪いものを見せられてるだけみたいな気分になってしまいました。意味や心理に興味がある僕としては、これじゃ見せ物小屋となんも変わらんと思ってしまった(^^;)。というわけで、この映画は、僕の中ではサスペンスではなくてスプラッター映画です。

 『羊たちの沈黙』シリーズは、もし『レッド・ドラゴン』がなかったら、僕的には、世間では人気があるみたいだけど、僕的には持ち上げるほどのものとは思えないシリーズだったかも。でも、レッド・ドラゴンだけは素晴らしい!そんな感じでした(^^)。


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映画『レッド・ドラゴン』

RedDragon.jpg  『羊たちの沈黙』と同じように、捜査官が天才精神科医の猟奇殺人犯レクター博士の推理力を借りて連続殺人犯を追い求める映画です。2002年公開なので、映画としては『羊たちの沈黙』の11年後の制作となりますが、物語の順序としてはこっちの方が羊より先です。トマス・ハリスの原作では、レクター博士ものの小説としてはこれがいちばん最初に書かれたものだとか。

 一家皆殺しをする連続殺人が起きます。どちらも殺し方が異常で、家族を殺した死体の目に鏡をねじ込み、その死体の前で女を犯し、そして殺します。しかも、殺人は満月の日に限定。この捜査にFBI捜査官グレアム(エドワート・ノートン)が挑みます。そして、かつては自分の協力者でありながらも、人の肉を食う猟奇殺人を犯して牢獄に繋がれている天才心理分析官レクター(アンソニー・ホプキンス)の推理力を借りて、犯人に迫ります。

 プロットが『羊たちの沈黙』とまったく同じですが(^^;)、でもこっちの方がぜんぜん面白かった!!なにが違うかというと、連続殺人犯の描写が丁寧である事です。なぜそういう事をする人物になってしまったのか、今はどうやって生きているのか、何を考えているのか、こういうところがとてもよく描けていて、見ていて「なるほど…」と思えるのでした。「羊」のほうだと、言葉で説明されるだけの張り子の犯人犯みたいに感じちゃったんですよね。異常心理の解明やプロファイリングが映画の見どころのひとつなだけに、ここは超重要だと思うんですが、さすが前作から11年後の制作、洗練されてます。
 また、物語が他の知識にまで波及していくところがいいです。この映画で象徴的に描かれる「レッド・ドラゴン」ですが、これは詩人であり画家でもあったウイリアム・ブレイクの絵画から取ったもの。なぜそれが重要であるのかは、この映画単独ではおさまりません。ブレイクといえば、音楽ブログ的にはドアーズのバンド名の由来になった詞の原作者だとか、メッチャクチャにサイケデリックな詩や絵画を書いていて、その解読は幻想文学どころの騒ぎではない深遠なものを感じますが、そういう所につなげているのが、この映画の深みを増しているようにも感じます。

 これはよく出来た映画です!もし『羊たちの沈黙』シリーズのなかでひとつだけを見るなら、僕ならこれを推薦します!羊以降、こういった異常犯罪の心理分析や犯人のプロファイリングというのは、映画やアメリカのテレビドラマのフォーマットのひとつになりましたが、その中でも屈指の名作と思います!


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映画『羊たちの沈黙』

HitsujitachinoChinmoku.jpg ハンニバル・レクターという天才精神科医で猟奇殺人犯という架空の人物を扱ったシリーズ小説があります。原作はアメリカの小説家トマス・ハリス。僕がレクター博士関係のもので最初に触れたのが、映画化されたこの『羊たちの沈黙』でした。かなり猟奇的な内容なんですが、女の子にこの映画に誘われて観に行ったんですよ。今でも、あの子はこの映画の内容を知って誘ったのかどうか、興味があるところです(^^;)。小説としてはシリーズ2作目で、映画としてはこれが1作目。1991年公開です。

 内容は、若い女性の皮をはぐ連続殺人鬼バッファーロー・ビルの捜査をめぐるものです。新米女性FBI訓練生のクラリス(ジョディ・フォスター)は、猟奇殺人を犯して監獄に収監されている精神科医レクター(アンソニー・ホプキンス)の天才的な洞察力を借りて、犯人を追います。

 見どころのひとつは、わずかな手がかりから犯人像をプロファイルしてしまうレクター博士の見事な推理。天才的な洞察力で犯人をプロファイリングしてしまう推理ものというのは、シャーロック・ホームズ以降の小説や映画の典型ですが、こういうのはいつも「おお~」ってなるので、なんど見ても面白い(^^)。
 でもそれだけだったら、こういう映画はゴマンとあったわけで、この映画が独自であったのは、そこに猟奇殺人の異常性やその心理を絡めたところじゃないかと。この映画を皮切りに、アメリカでは天才的プロファイリング&異常心理を持った猟奇殺人犯という組み合わせの映画やテレビドラマがひとつのジャンルになるぐらいまで増えた気がします。「FBI科学捜査ファイル」とか「プロファイラー犯罪心理分析官」とか、今ではこういうのはゴマンとある感じ。そのスタートとなった大ヒットが、この映画だったんじゃないかと。この映画、アカデミー賞で色々と受賞してたと思います。

 ただ、なんというか…警官の顔の皮をはいでそれを自分の顔に被せるとか、警官を十字架にかけるような絵的な事情を考えた殺し方とか、実際の連続殺人よりも博士の異常さを見せることばかりに専念してしまって、当の猟奇殺人犯自体の心理の掘り下げが浅いと感じてしまいました。同じ異常者を扱うのでも、「ダーティー・ハリ―」みたいにそれを打ち破る無頼漢のカッコよさを描くというならそれでいいと思うんですが、「この人はこういう心理だからこういう事をして、こういう手がかりがあるからこのへんにいる人で…」みたいに、理詰めのすごさを見どころにしてるのに、当の犯人の心理や行動の説明がテキトーというのは、なんだかなあ…と思ってしまいました。
 一緒に映画を観た女の子は、「警官が死ぬところ、すごくきれいだったね」とか、やたらと感動してました。人を食う映画の後で「焼肉いこう!」とか言ってるし、僕的にはレクターよりもその子の方がすごいと思ってしまいました(。・ω・)。あの子、元気にしてるかなあ。


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映画『ア・ホーマンス』 松田優作監督、松田優作・石橋凌出演

A hormance_movie この映画も、実は狩撫麻礼さん原作。しかし僕は原作漫画を読んだ事なし。昔、古本屋に行くたびにチェックしてたんですが、とうとう見つからなかったのです(^^;)。マンガを読んだ友人によると「原作と映画はぜんぜん違う」んだそうで。この映画、僕はかなり好きです。好きなんですが、オチですべてぶち壊し(^^;)。。

 松田優作さんが大好きな僕ですが、この映画は、石橋凌さんの芝居がスバラシイ!石橋さんは日本のロックバンドARBのヴォーカルですが、立ち姿良し、声良し、さらに雰囲気が抜群にいいです。カッコだけつけてる人っているじゃないですか。カッコだけつけてナヨナヨしてると、僕は人間的な魅力を感じなかったりします。線の細い弱そうな男が嫌いなんですよね。眉毛とか剃ってるひまあったら腕立て伏せやれ、みたいな。一方で、胆の据わってる人には、すごく惹かれます。ルックスじゃなくて、貫録が重要なのです。調子乗った事やっといて、いざ叩かれると泣いて謝罪会見しちゃう人とか、甲高い声して子供みたいにすぐ逆切れするわりにヤバくなると人のせいにして自分だけ逃れようとするどっかの総理大臣とか、ぜんぜん駄目。いい時は誰だっていいわけで、苦しい時にそれを越えられるかどうかが人間の実力だと思うんです。胆の座り方で言えば、勝新みたいな胆のすわり方していてほしいわけです。あ、もちろん、やってる事がいいかどうかは別ですよ、あくまで胆のすわり方の話。そしてこの映画での石橋さんの立ち居振る舞い、すべてがいいです。松田さんが俳優にスカウトしたのも分かる。この映画、石橋さんと松田さんの立ち居振る舞いを観るだけで元を取れると思います。

 この映画のもうひとつの魅力は、匂いです。映画は、やくざの抗争を題材にしていますが、60年代の任侠映画や70年代の実録暴力団映画と雰囲気が違って、独特のセンス。音楽に例えると、80年代に出てきたニューウェイブとかテクノみたいにどこか非人間的で無機質、非現実的で、どこまでも芝居や幻想のようなムードがあります。東京の新宿の西口の高層ビル群の中に入っていくと、こういう無機的な雰囲気を感じる事がありますが、そういうムードをこの映画から感じて、惹かれる自分がいました。

 ただ、映画の落ちだけがちょっとね(^^;)…この落ちを良いという人ってほとんどいないと思うんですが、制作の段階で誰か止める人はいなかったんでしょうか。この落ちゆえに今も駄作扱いされてる映画と思いますが、でもそこ以外は本当にいいんですよ。オチだけ撮り直したら、良作になってた可能性もあるんじゃないかなあ。。



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
2015年の年間ベストCDのトップに挙げた喜多直毅カルテットの新譜が出てました、気づかなかった。最近ラティーナを読んでなかったから、ラテン系の音楽の情報が途切れちゃってるんですよね。近所の本屋が潰れたのが大きいです。今はちょっと買えないけど、今年中には買いたいなあ。 intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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