心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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映画『続・黄金の7人 レインボー作戦』

ZokuOugonnoShichinin.jpg 黄金の7人の続編です!1966年のイタリア映画、時代的にキューバ危機をパロディ化してると思うんですが、こういうのを笑いに変えられる軽妙さがイタリアっぽくてしゃれてます(^^)。

 以下、ちょっとあらすじにふれちゃうので、読みたくない人は◆印のところまで飛んでください(^^)。今回は、泥棒の天才教授と仲間の7人と、色気で男をたぶらかす悪女の8人組が、アメリカ政府と取引をして、軍事政権のトップを誘拐。その代償に軍事政権が持っている金塊を頂戴しちゃおうというもの。例によってドロボーじたいはうまくいくんですが、取ったあとが問題。みんな自分だけのものにしようとするので、話がこんがらがっちゃいます。

 ◆というわけで、今作は第一作に比べて最後の2重3重のどんでん返しが面白かったです(^^)。また、前作よりコメディ色がさらに増した感じ。犯罪ものの映画なのにシリアスにならずに笑えるのは、音楽に寄るところが大きいと思いました。催眠ガスで人を眠らせるシーンがあるんですが、そこでBGMがだんだん遅くなって最後にいびきをかき始めるとかね(^^)。前作に比べるとストーリーがあまりに現実離れしすぎているので、見始めた時にはやり過ぎ感があってちょっと引きましたが、後半からは前作をうわまわるスピード感で良かったです。あまり難しくないくだらない映画が見たい時に、おススメです!



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映画『黄金の七人 Sette uomini d'oro』

OugonnoSichinin.jpg テーマソングが超有名な1965年のイタリア映画、痛快な泥棒劇です!

 泥棒の天才教授、6人の協力者、教授の連れのやたらと色っぽい女、彼らが組んで銀行の金庫に眠った黄金を盗みます。計画は用意周到、地下から穴を掘って金塊をごっそりいただきます。でも、そこからが騙し合い、女は裏切り、教授は罠を張り、6人は金塊を追い・・・

 いや~、クライムサスペンスなので、シリアスになってもおかしくないと思うんですが、この映画は終始痛快!この映画、ルパン3世の元ネタだそうですが、それも納得、ハラハラドキドキしながらも楽しく見る事が出来ました。また、オチもいやな気分にならない感じで良かったです(^^)。
rossanaPodesta.jpgあと、ルパン3世でいうところの不二子にあたる女性役をロッサナ・ポデスタという女優さんが演じてるんですが、65年でこの美人さ、ファッションも今より全然いい・・・というより、昔の方が女優が美人で、ファッションもお洒落に感じたりするのはボクだけですかね?

 泥棒の映画なのにこうやって終始痛快なのって、音楽によるところが大きいんじゃないかと思います。ジャズ調のメインテーマは、日本ではカードローンか何かのCMで使われたりするので、皆さん知ってるんじゃないかと。他にも、ブッカーT&MG’s みたいな電子オルガンのインストとか、軽快な音楽が満載!音楽はアルマンド・トロヴァヨーリという人で、ジャズ系の映画音楽の作曲家として知られた人ですが、「黄金の7人」の音楽がいちばん有名なんじゃないでしょうか?!気軽に重くない映画でも見ようかな、な~んて方におススメです(^^)。



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映画『イル・ポスティーノ』

IlPostino.jpg ニュー・シネマ・パラダイス関連という事で、90年前後の名画系イタリア映画を。イタリアの島が舞台というのも共通してるしね、青年と大人の交流というのも似てるし、選ぶならやっぱりこれかな、みたいな(^^)。「イル・ポスティーノ」は、チリからイタリアの島に亡命してきた詩人と、島に住んでいた郵便配達の青年との交流を描いた映画です。ちなみに、パブロ・ネルーダという詩人は実在した人物だそうです。

 共産党員であるチリの詩人が、イタリアの小さな島に亡命してきます。そこで、漁師の息子で郵便配達員の主人公と交流が生まれます。田舎暮らしの郵便配達員は、世界的に有名な詩人にあこがれを抱き、彼を慕います。そして町の酒場の看板娘に恋をして、結婚をして、そしてチリへの帰国を許された詩人は島を去ります。5年後に詩人がこの島を訪れると…

 いい映画なんだと思いますが、僕にはイマイチわからなかった、ごめんなさい(^^;)。きっと、この映画を理解するだけの知識が僕に無いんですね。詩は現代詩は好きだけどロマンチックなラテン詩はピンと来ないとか、この映画に出てくる第2次大戦後のイタリアでの共産党の位置づけとか、こういうところがもう少し分かっていたら理解できたのかなあ。あ、あと、音楽がバンドネオンを使ったモダンタンゴっぽいんですが、これが妙に幸福感に満ちた軽めの音楽で、映画でけっこう悲しいシーンでも優雅に流れたりして、映画をサラッとしたものにしちゃった気がします。ちょっとしたことでいちいちオーケストラがドッカンドッカン来るような映画もどうかと思いますが、あまりにさりげなさ過ぎると、映像だけではなかなか間が持たないんだなあと思いました。あ、あと、音楽によって、そのシーンの意味って結構変わっちゃうというのは、ちょっとした発見でした(^^)。
 そして、映画の内容には関係ないですが、イタリアの田舎の風景はすばらしい!この映画のロケ地はナポリ沖合のプロチダ島と、シチリア島近くのサリーナ島だそうで、南イタリアの田舎って基本的に超貧乏らしいですが、ただ美的感覚がやっぱり素晴らしい、そこがドイツやアメリカと違う感じ。景色が何となくアルゼンチンのブエノスアイレスに似てるのは、もしかしてブエノスってイタリア移民が多いのかな?美しさと貧乏さがあらわれた何でもないワンシーンですら美しかったです(^^)。ああ、またしても何言ってるのか分からない感想文になってしまった。。



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映画『ニュー・シネマ・パラダイス』

NewCinemaParadise.jpg名画といわれてるのに見ないまま来てしまった作品。なんかいい映画ないかな~とネットで検索すると、掲示板なんかではこの映画と「スタンド・バイ・ミー」を推す人がけっこういるし、しかも「スタンド・バイ・ミー」はメッチャクチャ良かったので、この映画もいいんじゃないかと期待して鑑賞。あ、そうそう、僕が見たのは120分ぐらいの劇場公開版。他に、170分ぐらいの完全版というのもあるらしいです。

シチリア島に生まれ育った映画好きの少年の人生を追ったお話。イタリア本土から取り残された島は、時が止まったように平穏だけどまずしくて、映画だけが島の唯一の娯楽。主人公の少年も映画にのめりこんたひとりで、映写室にもぐりこんでは映画に胸ときめかせる。ある日、映画見たさにお使いを頼まれたお金で映画をみてしまい、母親に激しく叩かれる。それを見かねた映写技師のおじさんアルフレードが「この子はタダで入れてあげた。お金は映画館に落ちていた」とこの子を助け、これがきっかけで二人の仲が良くなる。少年は成長し、恋をし、失恋し、徴兵され島を離れ…

以降、ちょっとストーリーに言及してしまうので、読みたくない人は◆しるしのところまで読み飛ばして下さいね(^^)。

 ひとりの人の半生を追っているので、ストーリーは長いんですが、重要なのは細かいストーリーではなくって、色々とあった島を離れ、映画のラストで30年ぶりに帰ってきた時のノスタルジー、ここにあるんじゃないかと。子供のころの「あるある」や夢や楽しさがギッチリと描かれ、青年期の恋のときめきや楽しさ、そして失恋の痛手もていねいに描かれ、そのすべての舞台となった故郷を離れ、30年後に帰ってきて、昔の恋人にはじめて会ったころに彼女を写した短いフィルムを見て、涙する。この時、観客が主人公と同じように涙できるためには、子供のころのときめきや、恋や失恋の感触が共有できてないと無理なので、少年期と青年期が丹念に描かれてるんだと思います。でも、丹念に描かれているとはいっても、それぞれの筋はある程度のガジェットになってれば充分なんだと思います。ガジェットとしては、キスシーンの切れ端をつなぐという象徴的な意味とか、なぜ島を出なければならないかの間接的な説明になる映画の上映とか、いろいろあると思うんですが、それは映画や小説によくある「細部が分かるとより楽しい」という程度のもんで、筋の捕捉程度のものと思ってればいいのかも。重要なのは、やっぱり喜びも悲しみもひっくるめ、旅立った地に30年ぶりに戻ってきた時の感触、僕にとってはこれに尽きました。出会った頃の恋人を撮影した短いフィルムを30年ぶりに観るシーンは、涙を押さえきれなくなってしまった。いやあ、こんなのずるいぞ、泣かないわけがないじゃないか(・_・、)。

◆◆◆
 というわけで、ノスタルジーにキュンとなる映画でした。よかったけど90点ぐらいかな?もしかしたら完全版というのを観たら100点になるのかな…。でも、熱狂的なファンがいるというのもすごく分かる気がしました。あ、あと、ストーリーとは関係ないですが…トーキー時代のイタリアの街の風景や人の恰好などが、みていてジーンと来てしまいました。映画について書くと毎度毎度おなじことを言ってしまいますが、世界旅行や時間旅行してる気分になれるのも映画の良さですよね。イタリアというと、僕はサスペリアみたいなホラー映画やゴッドファーザーみたいなマフィア映画で観るばかりだったもんで、すごく良かった!あらためて美しい国だなあ、さすがヨーロッパの中でも古い歴史を持ってる国だなあ(^^)。



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映画『ひゃくはち』

Hyakuhachi.jpg 日本の夏の風物詩、夏の高校野球も今日でベスト4が決定、いよいよ大詰めですね!僕は甲子園にけっこう近い所に住んでるもんで高校野球もプロ野球も親近感あります(^^)。そしてこの「ひゃくはち」は、高校野球の映画。なんでも、野球のボールの縫い目は108なんだそうで、人間の煩悩の数と同じ(^^)オオ~。この映画、メッチャ面白かったです!!

 この映画の何がいいかっていうと、甲子園にいくような野球校の野球部の様子がリアルに描かれている事、お涙ちょうだいの感動ものにせず、笑いあり涙あり苦しみあり喜びありで、かたよらずに高校生の感性が描かれてる所、このふたつがよかった!野球部の寮生活で、夜の練習の合間にタバコ吸ったり、監督や部長がプロのスカウトマンや新聞記者と癒着していたり、でも生徒も監督も野球に対して本気だったり。これがやたらとリアル(^^)。ボクは、この時期にやる「熱闘甲子園」という番組が大きらいで、高校野球をわざわざ感動的に演出するあの感性に嫌悪感を覚えます。実際のところは絶対にこの映画みたいな感じだって(^^)。。高校野球で喧嘩やたばこで出場停止になる学校がありますが、自分が学生の時を思い出すと、たばこをまったく吸った事のないやつの方が珍めずらしいっすよね(^^;)、最近の若い人は酒も飲まない車も乗らないという事で、昔よりはそういうのは減ったのかも知れませんが、少なくとも昭和はそうじゃなかった。そこをきれいごとで描かずに、かといってシリアスに書かず、「あ~疲れた、今日も練習ガンバッた、一服したらシャワーして明日の朝練ガンバろう」とリアルに描く所がいい(^^)。あと、年に数回ある休日に合コンして、女子大生とHしちゃうとか、でもそれも純粋に明るい感じでいい(*・∀・)。。いいとか悪いとかじゃなくて、本能ですから、ばれないようにしてみたいのが普通ですよね。一方で、ベンチ入りできるかどうかスレスレの球児のお父さんの気持ちとか、なんとかそこに滑り込もうとする選手の気持ち、もうベンチに入れないと悟って野球部を去る生徒の心情、こういう所も気きっちり描かれてます。というわけで、見ている間に飽きる事が全然なく、すごく面白く見ることができました(^^)。

 高校生の頃の悪ふざけとか頑張りとか友情とか異性関係とかって、まさにこういう感じだったなあと思い出しました。きれいごとで美化しない、かといってドロドロじゃなくって笑いあり涙ありの等身大の青春時代を描いた、大人の鑑賞に堪える素晴らしい青春映画、よかったです!!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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