FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Michael Wycoff / On the Line』

Michael Wycoff On the Line マイケル・ワイコフ、1983年発表のサードアルバムです。ワイコフさんが発表したアルバムは3枚で、これがラストです。これもいいアルバム!いい曲といいアレンジが多いですが、中でも一番好きなのは「Tell Me Love」、ファンクとニューソウルを混ぜたような曲で、カーティス・メイフィールドばりのストリングス・アレンジが最高です!こういうのを聴くと、70年代後半から80年代の合衆国のポピュラーは、ブラック系が圧勝だと思ってしまう…ブラック系のチャートは、なぜか上位が超チープな曲なもんだから、こういういい作品が隠れちゃうんですよね。。

 音楽はクロスオーバー色が強く、そこにファンク、ディスコ、ニューソウル、R&Bが混ざってくる感じ。それらの曲とアレンジがいい!こう書くとスティーヴィー・ワンダーあたりとかぶって感じるかも知れませんが、もっと洗練されているというか、個人的にはスティーヴィー・ワンダーの『Talking Book』よりセンスが良いと感じてしまうほどです。
 作曲やアレンジの才能だけでなく、ヴォーカリストとしてまた素晴らしいです!バラード「So Close」の歌唱力なんて、ブラコンとか関係なしに、普通にR&Bシンガーとして素晴らしいと思ってしまいます。また、アップテンポでもミディアムでもなんでも絶妙の歌唱力、これは素晴らしいなあ。

 セカンド『Love Conquers All』を先に聴くべきでしょうが、これもやっぱり素晴らしい、どっちも聴くべきです。いや~、またしても人に教えたくない隠れた傑作を教えてしまった(^^;)。あ、そうそう、A面の前半は売りに行った感じで面白くないので、最初の数曲を聴いて「なんだ、マイケル・ジャクソンの真似か」とか「普通じゃん」と思わないように気をつけて下さいね(^^)。


スポンサーサイト



Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Michael Wycoff / Love Conquers All』

Michael Wycoff Love Conquers All マイケル・ワイコフ、80年代のブラコン系ミュージシャンの中で、すごく好きな人です。元々はセッション・ピアニストで、作曲もアレンジもヴォーカルもやっちゃう生粋のミュージシャンスティーヴィー・ワンダーのアルバムにも参加していて、作る音楽はあくまでブラコン系のチャート音楽ですが、センスはいいし、細かいところまで作りこまれてるし、実に玄人ごのみなミュージシャンです。これは82年に発表したセカンド・アルバムで、ジャケットのチープさとは裏腹に内容が素晴らしく、隠れたブラコン裏名盤だと思ってます(^^)。

 このアルバム、チャート狙いっぽいディスコ調の曲で始まるんですが、決してチープじゃないです。曲はいいアレンジは見事で歌はうまい、そしてなんといってもプレイが良い!2曲目の「Looking up to you」なんて、エレピとストリングスの入ったニュー・ソウルに、ディスコ調のビートが重なって、センスの塊でした。クレジットを見ると、ヴォーカルとキーボードは本人、ギターにアル・マッケイにデヴィッド・T・ウォーカー、ドラムにジェームス・ギャッドソン…錚々たるスタジオ・ミュージシャンが並びます。これって、マイケル・ワイコフ自身がスタジオミュージシャンなので、みんな本気で協力してしてくれたって事じゃないでしょうか。神輿に担がれた人じゃなくて、こっち系ではマジもんのミュージシャンという事じゃないかと。

 どう聴いたって大名盤。不幸があったとしたら、同じ年にマイケル・ジャクソンの『Thriller』が出ちゃったんですね。それでかき消されちゃったか、またはこういう質の高いものは得てして売れないのか…なぜあんまり知られていないのかが不思議なアーティストであり、アルバムだと思います。もう、超がつくほどの大推薦なんですけど。。


Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『George Duke / Gurdian of the Light』

George Duke Gurdian of the Light 1983年発表、ジョージ・デュークのアルバムです。こういうのは何というんでしょう、ブラック系のAOR?フュージョン風ブラコン?僕が知ってるいちばん近い音楽でいうと、歌をうたってる頃のジョージ・ベンソンとか、アース・ウインド・アンド・ファイアーとか、ブラザース・ジョンソンとか、マイケル・ジャクソンの「Beat It」あたり。80年代のディスコっぽいノリもあって、ブラック系のチャート・ミュージックと感じました。

 ポップな音楽なので、捉え方でけっこう評価が変わるかも。マイルス・デイヴィスのバンドにいた人として聴くと「ざけんなコラ」です(^^)。でもEW&Fとか80年代のマイケル・ジャクソンあたりのイメージで聴くと、クロスオーバーなファンクとかディスコとかR&Bのいいところ取りで「いいね~」です。後者として捉えると、かなり良く出来てるアルバムだと思いました。

 とはいえ、僕には軽すぎて、BGMとして流す以上の音楽にはなりませんでした。こういう軽いブラコン系でも、マイケル・ジャクソンの『OFF THE WALL』や『Thriller』は好きなんですけどね。あれってクインシー・ジョーンズのアレンジが好きだったのかな…。あ、そういう意味でいうと、ジョージ・デュークもクインシー・ジョーンズっぽいスタンスで音楽に関わってる人ではあると思います。あくまで音楽を商売として扱ってる感じで、ね(^^)。


Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Salif Keita / papa』

Salif Keita_papa 1999年発表のサリフ・ケイタのアルバムです。2002年の『Moffou』が、アフリカ音楽と西洋の軽音楽のハイブリッドでムッチャかっこよかったので、ブックオフでこのアルバムを数百円で見つけた時は、速攻で買いました(^^)。しかし…

 ああなんてこったい、これは西洋色が強すぎて感じました。。マリの音楽に西洋音楽をとり込んでいたらマリ音楽のモダン化と思えるんですが、西洋音楽の中にアフリカ音楽色をちょっと入れるだけだったもんで、西洋音楽の亜種に聴こえてしまいました。。
 音楽の様式や表現じたいは、どういう形式でも良ければいいと思うんですよね。でもその音楽が意味しているものはどうでもいいものじゃないと思ってしまいます。自分の音楽をよくするために西洋音楽の良いところを取り込んでフュージョンしていくならいい事だけど、西洋音楽をそっくりそのままやってしまうのは…これって、異文化衝突とはどうあるべきかという非常に重要な問題と思うんですよね。

 ただ、詞が良かったです。『Moffou』は日本盤にも訳詞がついてなかったのに、こっちはちゃんと日本語訳が出ていました。アフリカの言語だから、日本語訳がないとお手上げなんですよね。歌詞には神様や祈りや迷信の類がいっぱい出てきて、マリの世界観が分かるようでした。昔の日本でいう「バチがあたるよ」とか「いい事してると福が来るよ」みたいな詞が多かったです。まあでも、わざわざ買って聴くほどのものでもなかったかな。。


Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『Salif Keita / Moffou』

Salif Keita_Moffou これは超おススメ、聴いたことのない方はぜひ聴いて欲しいです!2002年にマリ出身のミュージシャンのサリフ・ケイタが発表したアルバムです。これ、サリフ・ケイタのアルバムの中では、アコースティック色の強いアルバムなんだそうです。ちなみに、アルバムタイトルの日本語での読み方は『モフー』だそうです。

 まず、西洋の大衆音楽とマリの音楽のフュージョン具合が実に素晴らしいです!これをどう表現するかは難しいですが、マリ音楽のモダン化というのがいちばんしっくりくるかも。アフリカの打楽器を使い、アフリカ的な音楽の様式も持ち込み、でもサウンドは西洋化している、みたいな感じでしょうか。いや~これは本当にすばらしい、英米ポップスのチャートに入っても最新のサウンドで通ってしまいそう。

 そして、音楽の根ざしているものが、英米ポップスの「聴いて良いと思えればなんでもいい」というものと根本的に違うと感じました。音楽には音楽の役割があると思ってるんじゃないかなあ。マリにグリオという世襲制の吟遊詩人がいる事は前の記事で書きましたが、サリフ・ケイタのミュージシャン観も、マリの伝統に基づいているのではないかと感じます。このCDの最初に、サリフ・ケイタのメッセージが載っています。

「幸福は明日のためにあるものではありません。幸福は憶測の中に存在する物でもなく、今この瞬間にこの場所から始まるものなのです。暴力、エゴイズム、絶望をうち倒し…」

 こういう音楽観って、西アフリカやアフリカ色の強い中米の音楽に強く感じる音楽観です。

 マリはかつてのフランス領で、マリの社会自体が相当に西洋化の進んだ社会みたいなので、西洋文化を拒絶して土着文化だけを貫くことのほうが難しいんでしょうが、それで日本みたいに自文化を完全に捨てて西洋一辺倒になるのではなく、自国の文化と西洋文化をハイブリッドするこのセンスは素晴らしいの一言。これはいろんな人に聴いて欲しい素晴らしい音楽。歌詞が英語じゃないので、出来れば日本語訳のついている日本盤で聴くことをお薦め…と言いたい所なんですが、日本盤を買っても対訳はついてませんでした(T_T)。いい加減な仕事すんなよ、ユニバーサル…。。


04 2021 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS