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心に残った音楽♪

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EP『中村雅俊 / 時代遅れの恋人たち w/海を抱きしめて』

NakamuraMasatoshi_JidaiokurenoKoibitotachi.jpg 以前に日記で書いた78年制作のTVドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』は、子供のころの大フェイバリット。あまりに好きだったもので、毎回聴く事になる主題歌も、思い入れがひとしおです。

 番組のエンディング曲だった「海を抱きしめて」のイントロのギターのアルペジオが聞こえるだけで、あの感動的なドラマが思い出されて涙が出そうです(´;ω;`) ウゥゥ。大学生や独身の若い社会人が風呂のない下宿に住み込むのが当たり前だった時代、夜に銭湯に行って、仲間と麻雀して…かぐや姫や吉田拓郎の歌に出てきそうな時代の日本に想いをはせてしまって、ジーンとしてしまうんですよね…。とか言って、僕はそういう生活を経験したわけじゃないんですが。ちなみにどちらも曲は山川啓介作詞、筒美京平作曲。

 中村雅俊さんって、不思議な魅力を感じる人でした。俳優としてはイケメンでもないし、歌手としても歌がうまいとも思えなかったけど、どちらも妙に魅力を感じていました。それって単に役柄が良かったのかも。なにせ『ゆうひが丘の総理大臣』を観てはやく高校生になりたいと思っていた僕の憧れに近い感情を、この歌を聴くと思いだしてしまうのかも。僕にとってはそういうあれこれが見事に歌になっているのが、このドーナツ盤でした。子供のころの宝物だったなあ。。


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『David Bowie / Let's Dance』

David Bowie Lets Dance 最初にチープなロックンロールのグラム・ロック時代、次にブライアン・イーノに託した70年代後半を経て、デヴィッド・ボウイは80年代に突入。80年代以降のデヴィッド・ボウイのアルバムで僕が唯一聴いた事のあるアルバムが、『レッツ・ダンス』です。僕がデヴィッド・ボウイのアルバムを聴くときって、ボウイ自身ではなく他の何かに惹かれる事が多かったです。『HEROES』ではロバート・フリップ弾きまくりのうわさを聞いたからだったし、このアルバムの場合はスティーヴィー・レイ・ヴォーンが参加していたから。

 スティーヴィー・レイ・ヴォーン以外の参加者で目立ったビッグネームは、ドラマーのオマー・ハキムとギターのナイル・ロジャース。ナイル・ロジャースが入ると誰のアルバムでもぜんぶ同じになりますが(^^;)、このアルバムも例に漏れず、ビートの強いブラック・ミュージック系AORに仕上がってました。似たサウンドで思い出すのは、シーナ・イーストンにドン・ジョンソン、デュラン・デュランもこんな感じだったかな?間奏部分で転調したり、ゲート・ドラムだったり。こういうパーカッシヴなポップスって、一時期のニューウェイヴがこういう路線に走っていたし、ある意味で時代の音だったのかも知れませんね。

 あの時代、こういうサウンドって新しく感じてカッコよかったし、また流行りもしました。70年代後半のブライアン・イーノ起用もそうですが、デヴィッド・ボウイが自分で作ったわけじゃないけど、時代の最先端を行く人にアルバム制作を任せるその嗅覚がデヴィッド・ボウイの長所だったのかも知れません。自分から進んで聴こうとはなかなか思わないけど、いざ聴くと「あ、こういうのってたしかにカッコいいと感じてたかも」と懐かしくなったりして。いい時代だったなあ。


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『David Bowie / Diamond Dogs』

David Bowie Diamond Dogs 1974年発表、デヴィッド・ボウイ7枚目のアルバムです。デヴィッド・ボウイがグラム・ロックっぽかったのって、サード・アルバム『世界を売った男』からこのへんまでだったんじゃないかと、僕は思ってます。

 アルバム冒頭が意味深。ちょっとカッコよさげなサウンドをしたSEから始まって、「お、これは」と思ったものの、1分ほどでいつものけばけばしくて安っぽいロックンロールに(^^;)。と思ったら次の曲でテープの逆回転が始まって「おおっ」と思ったらまた芝居がかった安っぽい音楽。次の曲にはシームレスでつながって、ニューウェイヴなサウンドをしたギターが決まって、「今度こそきたか?!」と思ったら音楽は馬鹿みたいに単純、そのうちにリズムが出てきてまたしてもいかにもグラムロックな安っぽいロックンロール。この期待させて何も始まらない芸風こそ、このアルバムの狙いと見ました(^^;)。

 それでも、僕的には名盤扱いされている『ジギー・スターダスト』より楽しく感じました。歌も演奏もうまくない、作曲もスリーコードに毛が生えた程度しか出来ない、だからギミックやコンセプト・アルバムという方法に走るんだと思うんですが、それが意外にも功を奏してカッコいいと思う所が多い、みたいな。いやあ、変化球を馬鹿にしてはいけませんね。
 グラム・ロック時代のデヴィッド・ボウイの音楽は、とにかくチープ、大袈裟、そしてロックオペラ的。ストーリーを軸に作った音楽なんだろうと感じます。詞と言えば、このアルバムの詞ってカットアップを使ったらしいですが、僕の英語力ではそういうのは全然わからなかったので、そこが分かったらなお面白いかも。というわけで、英語に自信がない方は、日本語訳付きの日本盤を手に入れるといいかも知れません。


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『David Bowie / Hunky Dory』

David Bowie Hunky Dory 1971年発表、デヴィッド・ボウイ4枚目のアルバムです。この時代のデヴィッド・ボウイの懐刀にして、のちにモット・ザ・フープルに入ったギタリストのミック・ロンソンが参加しているからか、このへんが僕にとってのデヴィッド・ボウイのステレオイメージです。ああいうギターが似合う音楽なんですよね。

 ポップで、大げさで、なんとなくロック・オペラ調で、ピアノが活躍して…こういう音楽なので、Tレックスやクイーンと同じ匂いの音楽に感じました。歌い方はルー・リードの影響強し。物語を語るのが中心で、音や曲はその添え物と感じました。音楽がコードかバスを押さえているだけだったり、そうでない所もみんな歌メロのオブリに聴こえるんですよね。演奏も迫力あるものじゃなくて、なんというか…チャラい伴奏(^^;)。それでも、何回も聴いているといい曲かもと思えるものがありました。「Changes」なんて、もっとちゃんとアレンジしたら何倍もよく出来るんだろうな、みたいな。それにしてもこの時代のロックのピアノの音ってひどいですね、なんで低音全部カットなんだろう、これじゃ今の無料のサンプリングされたピアノの方がいい音だよ‥。

 詞が分かれば面白いのかも知れませんが、音楽を中心に聴いてしまった若い頃の僕は、安っぽく感じてしまってもう一歩に感じました。あー詞をちゃんと聴いておけばよかったなあ…でも中学生だったし、実際には無理な相談ですね(^^;)。


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『David Bowie』

David Bowie 1967年発表、イギリス出身のロック・ミュージシャン、デヴィッド・ボウイのデビューアルバムです。Deram からリリースされましたが、このレーベルからのリリースはこの1枚のみ。残念ながらあまり売れなかったんでしょうね。カバー曲は無く、全曲デヴィッド・ボウイの作曲でした。

 フォークギターの弾き語りをベースに、ホルンやチェンバロやバグパイプ(?)など、ちょっと民族楽器っぽい楽器を取り入れたアレンジの入った、ポップなブリティッシュ・トラッドとでもいうような音楽でした。雰囲気はけっこうほのぼのとしていて、音楽というより、物語を語っているようにも感じました。ああ~これは詞が分からないと面白くないヤツかも。

 ただでさえボンクラの僕が、学生時代にこの英語を聴きとるなんて無理。で、音楽だけ聴いたわけですが、あまりいい曲とは思えず、アレンジもアレだし、何よりヴォーカルが音痴で(^^;)。でも天下のDeramからデビューしたんだから、何か光るものがあったんでしょうね。それっていかにも何かを語っていそうな構成の詞なんじゃないかなあ…歌詞を理解したうえで聴きなおしてみたいアルバムですが、人生でもう聴けるチャンスはないかもなあ(^^;)。


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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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