心に残った音楽♪

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『VOW WOW / Ⅲ』

vow wow 3 メタルとか日本とか思って軽く見たら痛い目にあうほどカッコいいバンドVOW WOW、僕的には『V』が最高だと思ってますが、ネットを眺めてみると世間的にはこの『Ⅲ』が最高傑作という事になってるみたいです。そんでもって聴いてみたら・・・おお~~たしかにカッコいい!!これは評価されるわけですね、いい(^^)。。

 この『Ⅲ』と『V』のあいだにある差は、大きく見ればちょっとだと思います。でも、ロックという狭い目で見ると、その差はけっこう大きいのかも。『Ⅲ』のほうが曲もアレンジも音も普通にロックです。メタルやハードロックを特に愛してるという人の視点に立てば、こっちに一票入れたくなるかも。『V』だとシンセも入ってくるし他の要素もけっこう入ってくるので、それが軟弱に見える可能性はあるかも。でも、色んな音楽を俯瞰する視点に立つと、『V』に一票入れたくなる人が多いんじゃないかなあ。『Ⅲ』だと典型的なHR/HMに近いんですよね。というわけで、ハードロック/ヘヴィーメタルにリスペクトがある人なら名盤に聴こえる1枚なんじゃないかと。あ、でも、それは比較すればの話であって、どっちもカッコいい(^ω^)v。

 あと、ぜんぜん別の話ですが…VOW WOW のカッコよさって、音楽だけでなくミュージシャン自体でもあるんじゃないかという気がします。ミュージシャンって、ちょっとオタクっぽく感じる時ってありませんか?まったくの印象でしかないんですけど、ロックやってても、「こいつら学校では運動音痴で、しかも教室の端っこで小さい声で話してたんだろうな」みたいに思えてしまうと、僕はどうしてもリスペクト出来ない(^^;)。不倫で話題になったゲスなんちゃらとかいうグループとか、僕的には顔見ただけでヘタレっぽくてNG、尊敬できない(^^;)。。音楽だけでなく、人自体をカッコよく思えるかどうかって大きいと思うんですよね。その点、昔書いたMAD CAPSULE MARKET'S とかVOW WOW とかは、実際にあっても気持ちよくてカッコいい人じゃないかなあって気がするんですよね。クラスメイトでもちょっと尊敬を覚えるというか。いや、これはなんの根拠もない、まったくの僕の想像なんですが(^^;)。う~ん、なんにせよ、VOW WOW はかっこいい。。


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『VOW WOW / V』

VOW WOW Ⅴ 中坊のころのメタル好きの同級生が「ジャパメタでラウドネスとこのバンドだけはすごい」と教えてくれたのがバウワウ。知識がなくって申し訳ないんですが、「VOW WOW」じゃなくて「BOW WOW」といっていた時代がありませんでしたか?あれって他のバンドなのかなあ、あれもハードロックだった気が…。まあいいや、これもラウドネスみたいに友人の推薦にしたがって聴いてみたらメッチャクチャにカッコよかった!!人の言う事はきくもんですね(^^)。当時流行していたLAメタルより、こっちの方がぜんぜんいいと思ってました。そして、久々に聴いた今どう思ったかというと…いや~当時と同じ感想です、洋楽全盛の時代に「あっちよりこっちの方がすごいじゃん」とちゃんと言えていた自分はえらいよ正しいよ(^^)。そうそう、アルバムタイトルからして5枚目のアルバムかとずっと思ってたんですが、4枚目なんですね。。あれ?という事はこれは5じゃなくってブイなのか?

 ラウドネスも大好きですが(といっても2枚しか聴いた事ない^^;)、VOW WOW のカッコよさはちょっとレベルが違うなあって思っちゃいます。ラウドネスのところで書いたみたいに、80年代のロックという感じで、海外の音楽をコピーしたところは同じだけど、こっちはもう少し先に進んでて、メタル以外の色んな洋楽もコピーして、それを配合して何ができるか…みたいな事をやっている感じ。豆はどれも海外から持ってきたものだけど、そのブレンドや豆の煎り方やドリップ方法は当店オリジナルで当店独自の風味になってますよ、みたいな。だから、これをヘビーメタルと呼びたくない気分でいっぱい。ハードロックと呼ぶのですらちょっと違う気がしちゃいます。ニューウェイブ的な実験精神があるメタル、みたいな感じかな?
 あと、なんというのか…ヴォーカルもギターも他のプレイヤーも、すっごくうまいです。ロックとかジャズとかクラシックとかそういう事じゃなくって、音楽を演奏するレベルが、ちゃんとその音楽での達人レベルに達してる感じ。ラウドネスやVOW WOW がいたもんだから、以降のLUNA SEA やらX JAPAN やらがみんな「ビジュアル系」という色モノに括られてしまったという、後輩ロックバンドからすると恨めしい存在だったかもしれません。それぐらい、プレイがスゴい。

 このまえ、ソニーやユニバーサルの今の日本のメジャーレコード会社の所属アーティスト一覧を眺めてたんですが、メジャーレコード会社はまともなレベルに達しているプレイヤーとは契約したくないと思っているのかと思うほど、所属アーティスト一覧が残念な状況でした。でも80年代はメジャーレコード会社もこういうハイレベルのミュージシャンと契約していたんですよね。ジャズやクラシックでも80年代は日野皓さんや内田光子さんがメジャーから出していたんですよね。今じゃ寺○○子とか葉○瀬○郎だよ、本人たちが悪いわけじゃない、すごい人と契約しないメジャーが悪い、そりゃ当時の方が音楽がおもしろくって当然だろうと思います。今となってはジャズもロックもクラシックもすごい人はみんな独立系レーベル主導になってますが、こういうホンモノをメジャーがバシバシ出してた時代があったんですよね。日本のロックの大名盤だと思います!!


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『Loudness / Thunder in the East』

Loudness thunder in the East いや~久々に中学生の頃の友達と会ったら、当時が懐かしくなっちゃって、ジャパメタが聴きたくなってしまった(^^;)>。。そしてジャパメタの代名詞といったら、僕ら世代はやっぱりラウドネス!!80年代なかごろ、小学校高学年から中坊ぐらいだった僕らのあいだでは、音楽といったらメタルだったんです。今となってはウソと思われるかもしれないけど、本当にそうだった。当時は大人も子供もよく音楽を聴いてたと思うんですが、子供だった僕らの耳に留まりやすかったのはやっぱり歌番組。そんな中で、メタルは「うわ~ロックってすげえ、レベルが違うわ」という感じでした。でもメタルはまだ新しい音楽だったもんで、うまい人が海外にしかいなくて、日本なんて全然。そんななか、メタル大好きの友人が「日本ではラウドネスとBOW-WOWだけは認める」と力説してまして、それで彼が貸してくれたのがこのアルバムだったんですが…「うわ~すげええええ、海外のメタルとまったく同じじゃん!!」と本当にぶっ飛びました。日本にしてはすごいとかじゃなくって、海外でも上位にはいるんじゃないかと思っちゃいました。今聴くと、この「まったく同じ」という所が大モンダイなんですが、子供の頃はそんなことまったく考えも感じもしなかったですね~。

 今聴いても、「あ、これはカッコいい、うまいし曲もいいし」と思いました。ハードロックとかメタルのレコードって、はじめの2~3曲だけよくってあとは数合わせ…みたいなスコーピオンズ現象的なものが多いですが、このアルバムは全部の曲がスバラシイ(^^)。歌もエアロスミスみたいにモゴモゴ言ってないでズキュ~ンって通ってるし、ギターもうまいだけじゃなくって勢いがあってカッコいい!音もメッチャクチャいい!ジャパメタと思わないで聴いたら、ハードロック好きな人ならみんな「ああ、これはメッチャクチャいい」って思うんじゃないかなあ。いい所がいっぱいあるうえに、弱点がないっす。完璧です。

 でも、大人になってから聴くと…さっきも書いたけど、完全に海外の音楽の丸写し。影響を受けたとかじゃなくって、完全複写。80年代から90年代の日本って完全にアメリカ物真似が浸透しちゃってて、音楽みたいな文化的なものまで完全に人まねになっちゃったんだなあ…。考えてみれば、戦後生まれの団塊の世代の子供たちが育って、この手の文化に手を出す中学生ぐらいになったのが、ちょうどこの時代。戦後のアメリカの同化政策に生まれた瞬間から完全にハメられちゃった世代、その成果がこういう所にまで露骨に出ちゃった瞬間だったということかも。政治もいまだに完全にアメリカ様のご意向通りだし、それが文化までみずから進んでアメリカあたりにあこがれちゃって丸写ししちゃうというのが、いいように飼い慣らされちゃってるみたいで、なんだかくやしいです。
 でも好意的にかんがえると、物真似が得意で、それどころか本家をこえるものを作っちゃう時があるというのも日本的かも。オリジナリティーが極端に弱い、新しいものを生みだすには向かない、一から自分で考えるのは苦手、でも材料を与えられるとコツコツといいもの作っちゃう、地道に細部に至るまで手抜きなしで作りあげちゃう、みたいな。というわけで、文化だなんだと変な事を考えなければ、純粋にメタルの超名盤、文化まで考えに入れると物真似大国ニッポン万歳みたいなアルバムじゃないかと(^^)。



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『Ivo Pogorelich / Chopin: 4 Scherzi』

Pogorelich plays Chopin Scherzo ショパンのスケルツォ三昧の8月終わりになってきました。う~ん音大に入ろうと格闘していた若いころを思い出すなあ、あの頃は大好きだったはずの音楽が半分苦痛になってたよ、だってうまく弾けなくってあせるばかりだったんだもん(^^;)。。これはポゴレリチによるショパンのスケルツォ全曲集。

 今さらですが(もっと早く書けよ^^;)、スケルツォというのは「諧謔曲」でユーモアある曲という意味、速い3拍子系の曲です。でも僕的にいうと、ショパンのスケルツォはどれもとても冗談とは思えない超シリアスな始まり方をします。しかも「冗談だよ」なんていって軽く弾けるような曲じゃない、3番の10度音程なんて、指が届かないよ。。でもって、ポゴレリチという人はちょっと破天荒な所がある人で、大有名曲を「ここはピアノと指定されてるけどフォルテの方がいいだろ」「ここはスタッカートだろ」「いま主流のテンポ解釈では遅すぎるだろ」みたいな感じに、速度記号も表現記号も無視して曲を自分色に染め直してしまう(^^;)。まあ、そういう癖(独創性?)のある人なので、デビュー前にピアノコンクールに出た時も賛否両論、ショパン国際コンクールでは大もめにもめた結果、審査員の一人アルゲリッチが持ち前のヒステリーを発揮、「彼の天才が分からないようなコンクールなんて!」と怒り狂って退場するという事態にまで発展(^^;)。う~んラテン系の女性は気が強いなあ。というわけで、このポゴレリチのスケルツォですが…いや~人というのは齢をとると丸くなるもんなんだなあ。アシュケナージのような完璧で流麗な感じではなく、ガツンガツンと来るところと流麗な所を対比させてる感じ。なんといっても「諧謔曲」ですからね、ショパン自身もユーモアの余地を残して書いた曲だと思うので色々な演奏があって良いと思うし、その中では劇的で迫力あるものにするにはなるほどこれは、と思いました。しかしうまい…。1番がなんかギクシャクした変な感じでしたが(たぶん狙ってやってるんでしょう)、他は非の打ちどころのないショパン「スケルツォ」でした。でも、対比的な演奏なので、ホロヴィッツやアルゲリッチみたいに一直線に一気に駆け上っていくような感じじゃありません。その辺でいうと、破天荒でものすごい勢いで演奏していた若いころのポゴレリチのスケルツォも聴いてみたい(^^)。僕的なスケルツォ選手権は、全員優勝!その優勝のなかの1位は情熱のアルゲリッチ、2位は狂乱のホロヴィッツ(これ、録音さえ良ければ1位だったかも)、3位はメリハリのポゴレリチ、4位は完璧なアシュケナージ、でした(^^)。いやあ、でも全部いいんですよ、劣っているとかそういんじゃなくって、色の違いみたいなもんです。。



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『Vladimir Horowitz / CHOPIN COLLECTION complete chopinrecording on RCA』

Horowitz_ChopinCollection.jpg アシュケナージのショパン・スケルツォを聴いていたら、素晴らしいんだけどあまりに完璧で息が詰まってしまった(^^;)。もっと狂気の沙汰の暴力的なショパンが聴きたくなってきたぞ(ゴソゴソ)…お~あったあった、ホロヴィッツのショパン・コレクションです!ホロヴィッツがRCAに残したショパン録音全集で、RCA時代という事は若いころ。若いころのホロヴィッツといえば、力でねじ伏せる系(^^)。ものすごいテクニシャンですが、自分が演奏できるか出来ないか際どい速度にでも強引に押し入って、ピアノが壊れるんじゃないかというぐらいにそれを無理やり演奏しきっちゃうみたいな、なんか憑きものがついているようなピアノ。アルゲリッチやアシュケナージより古い人なのに間違いなく超絶テクニシャンのひとりですが、うまいというよりすごいと言いたくなってしまう人です。あ、これは若いときのホロヴィッツの話ね(^^)。

 若いころのホロヴィッツは、超絶技巧オンパレードの演奏困難なロマン派音楽に挑戦することが多いです。そしてその演奏は、さっきも書いたみたいに時として危険な所に踏み込んで、しかもそれを強引にねじ伏せちゃうような感じ。すんごいです。ただ問題は、録音が古いので、音がちょっと潰れちゃってたりするし、モノラル録音だったりもするしというわけで、多彩な音色の使い分けとか、微妙なタッチの差とかが聴きにくい(T_T)。色んな人の証言では、その圧倒的な演奏よりも「音が多彩」「音が独特」というものが結構多くて、実はそこもすごかったんじゃないかと思うんですが、ちょっとボクの耳では、残された録音からそこまで判断できないっす(^^;)。ただ、晩年の録音で、若いときの圧倒するような演奏じゃなくって、それこそ音を見事に使い分けた立体的な演奏のコンサート録音を聴いたことがあるので、実際にそうだったのかも。でも、そういう細かい所が聴けなくても、やっぱりこの鬼気迫るスケルツォはすごい!!僕が憧れたピアニストって、音大だと「真似しちゃいかん」と言われた事が多いです。グールドは背中まるめて目の前に指があるような姿勢で弾くのは力の伝達がうまくいかないからダメ、ホロヴィッツは指が伸びてるからダメ、みたいな。そんなのいいじゃんね、世界最高峰の人がそれで見事な演奏を出来てるんだから。。

 僕的には、富士山とかを世界遺産認定するより、こういうものを世界遺産に選定すべきだと思っちゃうんですよね。これはクラシック・ピアノを聴く人だったら絶対に聴いておきたいボックスであるどころの話じゃなくって、人類の遺産じゃないかと。ああ、こんなすごいものに触れることができて、僕は幸せだよ(^^)。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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