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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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VHS『スーパー・テクニカル・アプローチ ジミ・ヘンドリックス』 講師:マイク・ウルフ

Super Technical Approach_Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックスの演奏教則ビデオです。といっても、ジミヘンはとっくに他界しているので、講師を務めているのは本人ではないです。僕のうちにあるのはリットーミュージックが出した日本製で、日本語字幕が入っていました。中学か高校ぐらいの頃に観たものなので、字幕があるのはありがたかったです(^^)。他に、練習用の楽譜(TAB譜つき)がついてました。

 今はどうか知りませんが、昔はジャズやロックのこういう演奏教則ビデオみたいなものっていっぱい出てました。こういうのって無価値じゃないんだけど、色々あるテクニックのひとつをちょっと伝授…みたいなものが多かったです。つまり、これを見てジミヘンを弾けるようになるかというと、そんな事はまったくない、みたいな(^^;)。たとえばこのビデオだと、「ジミヘンは同じフレーズを3回続けて弾いて、繰り返すたびにテンポを落とす事で盛り上げてる」、みたいな。そう思った事はなかったもので、たしかに為にはなったんですが、この程度じゃ投資にあった代物じゃないぞ、みたいな。

 もし僕が1時間の時間を与えられていてジミヘンの教則ビデオを作れと言われたら、演奏システムの話を20分、実際に使うスケールとコードを20分、それを実際の曲で実演して説明が20分、みたいにすると思うんですよね。ジミヘンの場合、こうやったら他のかなりの曲でも同じシステムで弾けちゃいますから。それをしないというのは、ビデオが売れればいいんであって上達させる気がないビデオ制作会社の魂胆なのか、「教えたらライバルを増やすだけ」という昔ながらの音楽や格闘技の市販みたいな考えなのか、そもそも教えるのが下手なだけなのか…まあそれってなにもこの教則ビデオだけの話じゃないんですけどね(^^;)>。とにもかくにも、こういうものもせっせと見て、なんとか音楽の上達を目指していた若い頃でした。そういう若者から搾取するようなもの作っちゃダメですよね。。
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書籍『実相寺昭雄 才気の伽藍』 樋口尚文

JissoujiAkio Saiki no garan_Higuchi Naofumi 実相寺監督の仕事を初めて見たのは、幼少期に夢中になって見たウルトラマンやウルトラセブンと言った特撮ヒーロー番組での事。その仕事が実相寺監督という人の手によるものだと知ったのはいつだろう…たぶん、小学校高学年ぐらいの時に、何かの本で読んで知ったんじゃないかと思います。その時点で、既に「鬼才」みたいに言われてたんですよね。そんな実相寺監督の研究本です。もちろん特撮ヒーロー番組の監督だけでなく、その前の生い立ち、その他のテレビドラマ、そして映画についても詳しく書かれていました。

 面白いのは、円谷一監督の研究本が、一監督の人柄を反映したかのように明るく楽しく書かれていたのに対し、この実相寺監督の研究本は気むずかし気で角ばっていた事(^^)。深掘りしている間に影響されちゃうんですかね。
 とはいえ、作品研究ではなく、実相寺監督個人やその人生を中心に追ったものでしたので、文体は硬いものの意外とすんなり読めました。何を隠そう、私も仕事で書く文章は硬いタイプなので、こういう文章になる理由って分かる気がしますしね。それにしても、この本で実相寺監督の父親が日銀の職員で、母親が海軍大将の娘だという事を知りましたが、とんでもない家柄です。そうじゃないと、あの時代に学生が映画館に入り浸りなんて出来なかったんだろうなあ。。

 実相寺監督って、日本人で唯一、権威ある国際映画賞で最高賞を受賞した人なんですよね。その割に研究本ってほとんどないので、ファンの人にはいい本じゃないかと。しっかり調査し、誠実に書かれたいい本でした。ちょっと実相寺監督の映画作品を見直さないと…。

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書籍『バルタン星人を知っていますか? テレビの青春、駆け出し日記』 飯島敏宏+千束北男

Barutan Seijin wo Sitteimasuka_IijimaToshihiro 円谷一監督、野長瀬三摩地と並んで、初期ウルトラ三部作で監督を務めた飯島敏弘さんの、自伝的なエッセイ集です。自伝的エッセイというのは、自伝ではあるんだけど、話があっちこっちに飛びまくる雑談風の殴り書きだから(^^;)。でもそれだけにフランクな文章で、面白かったです。

 飯島監督って「千束北男」なんていうペンネームで脚本も書いていて、それがウルトラマン屈指の名作であるバルタン星人回だったりして、本職のシナリオライターさんよりよい脚本を書いたりするもんだから、いったい何者かと思ってたんですが、元は脚本家志望だったんだそうです。大学生のころに脚本でグランプリを撮った事もあって、学生作家mでしていたんだそうな。それが、脚本家としてTBSに入ったはずが、入ったとたんに脚本の部署がなくなってしまい、ドラマ班のディレクターに組み込まれたのだとか。人生ってままなりませんね。。
 まあこんな具合で、雑談を織り交ぜながら自伝が書かれていました。僕としては「セブン暗殺計画」を生み出したウルトラセブンのエピソードをたくさん読みたかったんですが、メインは学生時代からTBS入社、そしてウルトラマンあたりまででした。「テレビの青春、駆け出し日記」というサブタイトル通り、テレビ版になって駆け出しのころを書いたという事なんでしょうね。逆に言うと、セブンの頃はもう駆け出しではなくなって一人前の仕事をしていたと思っていらっしゃるのかも。

 なにせ僕は戦後昭和生まれ、子どものころはウルトラマンの事ばかり考えていた頃もありました。その舞台裏があれこれ覗き見できるだけでも最高に楽しかったです。でも、飯島さんって小説家志望だったんですね。それが、小説書くための生活費を稼ぐためにシナリオ書き始めて、それが会社命令で助監督になって、監督になって、気がついたら「俺は小説を書けずに人生を終わるのか」って感じで…人生って、どこかで意地を張って自分を通さないといけない所もあるのかも知れないなあ。。

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書籍『円谷一 ウルトラQと“テレビ映画” の時代』 白石雅彦

TsuburayaHajime_UltraQ to TerebiEigano Jidai 特撮の神様・円谷英二の長男にしてテレビ番組ディレクター、プロデューサー、そして英二の後を継ぐ円谷プロ2代社長、そして早くしてこの世を去った円谷一さんのドキュメント本です。読む前はこんなに面白い本とは思ってもいませんでしたし、そしてこんなに胸をうたれるとも思っていませんでした。ウルトラQ、ウルトラマンウルトラセブンあたりに夢中になった事のある人は必読ではないかと!

 子どものころ、ウルトラマンやウルトラセブンを観ていると、オープニングでたまに目にしたのが、「監督 円谷一」のクレジット。名前からして円谷英二さんの息子だと思っていて、親の七光りなんだろうと思い込んで、いい印象はなかったのです。この思い込みが色々なものを斜めから見てしまう結果になってしまい、ウルトラQやウルトラマンの第1話や最終回の監督をハジメさんが務めたのも、英二さん急死の後に社長になったのも、親の七光りかと思ってたんです。それは、この本を読むまで、ずっとそうでした。
 ところが、実際のハジメ監督はTBSの映画部で文部大臣賞を取る辣腕ディレクターで、初期ウルトラシリーズを支えた飯島敏弘監督も実相寺昭雄監督もハジメさんの後輩でハジメさんがウルトラシリーズに引っ張ったようなもので、伝説の脚本家・金城哲夫さんを育てたのもハジメさんみたいなもの。ディレクターとしてのハジメさん個人の実績が素晴らしいだけでなく、初期の円谷プロ作品の実質的なプロデューサーって、実はハジメさんだったんじゃないかというほどの辣腕。この本を読んで、初めてそういう事を知りました。

 こういう事を書くとバリバリで隙のない人のように感じるかも知れませんが、むしろその逆で、大らかでガキ大将的で、爆笑必至の武勇伝満載。出張ロケをしつつ、毎回撮りためたフィルムをつなぎ合わせて1本分のドラマを作って浮いた一本分の制作費を…なんて事をやっていたり、出張費でスキーやったとか、飲食代の領収書に靴を買ったものを混ぜて経理から「お前は靴を食ったのか?」と言われたり(^^)。飲みニュケーションで人を動かしたり、良い意味で実に昭和な楽しい人だったみたい。僕の兄がまったくもってこういう人だったもんで、めっちゃ分かるなあ、こういう人って人を惹きつけるんですよね。。でもそういう人って、表向きそうしているだけであって、実は本人は結構思い悩んだりもしてたりして…。早死にしたのも、飲みニケーションと社長襲名のふたつがきつかったのかも。

 ウルトラQの「五郎とゴロー」や「宇宙からの贈りもの」という素晴らしい作品は、「まるで本物の兄弟のようだった」という金城さんとのコンビで作ったもの。そして、僕の大好きな『ミラーマン』では、亡き円谷英二の跡を継ぎ、「監修:円谷一」のクレジットが…。戦後に日本が復興していく時代に、広告代理店やテレビは日本を元気づける大変な役割を果たしたと思いますが、ディレクターやプロデューサーにはデタラメで破天荒な人が多く、短命なんですよね。。子どものころの僕は、この人の作ったものにどれだけ心躍らされた事でしょう。ウルトラマンやウルトラセブンに夢中になっていた幼少期ほど楽しい時代もなかったなあ…楽しい思い出を、本当にありがとうございました。

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TVアニメ『リボンの騎士』 手塚治虫原作、虫プロ制作

Ribbon no kishi_DVD 手塚治虫原作、虫プロ制作のテレビアニメです。1967~68年制作。『ジャングル大帝』の舞台は広大なアフリカでしたが、『リボンの騎士』の舞台は中世ヨーロッパ。この設定に、幼い頃の僕は想像を掻き立てられたものでした。手塚さんも、想像するだけでわくわくするものをアニメーションで見せたかったんじゃないかなあ。

 跡継ぎになる王子がいないため、女であるサファイアは男として育てられます。自分が女である事をひた隠しにし、正義感の強いやんちゃな王子として成長しますが、女である事を隠しているがゆえに色々な事件が起こり…


 1話30分きりのテレビアニメーションでしたが、その30分が極上のエンターテイメント。音楽はオーケストレーションからなにまで超豪華、ストーリーもひとつの回に色々なものがぎっしりと詰まってる感じ。オープニングとエンディングのアニメーションにあらわれている通り、これも『ジャングル大帝』と同じようにミュージカルのイメージで作ったアニメーションだったのだと思います。素晴らしすぎる音楽は、『ジャングル大帝』に続いてまたしても冨田勲!いやー音楽がいいわ。。僕にとっての手塚アニメって、冨田勲さんの音楽の効果がかなり大きかったです。「火の鳥2772」の音楽も凄かったしな…

 ヨーロッパの世界観、絵のデフォルメ、素晴らしい音楽と素晴らしいものが多かったんですが、どうも「オトコオンナ」という部分が、子どもの頃の僕にはちょっと受け入れがたくて、そこが肌に合わなかったです。なにせウルトラセブン仮面ライダーに熱狂した幼少期だったので、「男は男らしくてナンボ」という価値観を持っていたんですよね。あと、サファイアの声が好きじゃなかったな…。ところがいま見ると、「このアニメと音楽を毎週制作して放送してたのか?!」と、驚きを隠せない素晴らしさでした。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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