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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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ゲームブック『さまよえる宇宙船』 スティーブ・ジャクソン

Samayoeru Uchuusen ゲームブックを3冊読んで、大当たりは『バルサスの要塞』1冊。『火吹山の魔法使い』はまあまあ良かったけどバルサスには及ばす、『運命の森』は全然ダメ。というわけで、いかにガキだった僕でも、さすがにファンタジーを面白いと思える年齢は過ぎたのかもな、と思ったんです。ところがゲームブックの第4弾はなんとSF!『バルサスの要塞』の面白さが忘れられない僕は、本屋で悩みました。SFならファンタジーじゃないから楽しく読めるかも。それに、今まで読んだゲームブックって、「バルサス」がS.ジャクソン著で大傑作、「火吹山」がS.ジャクソンとリビングストンの共著でまあまあ、「運命の森」がリビングストンで外れ…つまりゲームとかファンタジーどうこうではなく、小説家としてのS.ジャクソンが素晴らしいんじゃないのか?この『さまよえる宇宙船』はS.ジャクソン著だぞ…さんざん悩んだ末に購入したのでした(^^)。

samayoeruUchuusen_pic1.jpg 予想は的中、話が面白かった!思いっきりスタートレックなのです。その中に色々な傑作SF小説のアイデアが織り交ぜてある感じでした。クルーと一緒に宇宙船に乗り込み、簡単な任務をこなすだけだったはずの航海が、ワープ装置が故障、ブラックホールを通過して別次元の宇宙にいってしまいます。というわけで、このゲームの目的は、元の世界に帰る手がかりを探し、地球に戻る事です。ある惑星では人口抑制ロボットが人を殺して人口を調節。ある惑星では不時着した科学レベルの高い人間が、まだ科学の発展していない原住民に神とあがめられている。ある星では、墜落した宇宙船の残骸を発見して調べると、宇宙細菌に感染して乗組員が死んでしまう!そして、地球のある次元に変えるヒントを掴み…ね、面白そうでしょ?話は最高に面白かったんです。

 ゲームとしてのアイデアも素晴らしかったです。この本、自分だけでなく、乗組員と一緒に宇宙を冒険するんです。これで気分が盛り上がりました(^^)。自分は艦長で、ほかに技官、医者、科学班、保安官、警備員などもいます。星に降りる時に誰を連れて行くか、全員の士気が落ちているのをどう盛り立てるか、女性医師と艦長のロマンスがあったりして、宇宙を冒険している気分でワクワクしましたねえ。こういう本って、入りこめるかどうかだと思うんですが、仲間の設定があると一緒に旅しているみたいで、そこが良かったです。ひとりで宇宙探検してもあんまり楽しくないと思うんですよ、やっぱり仲間と冒険したい(^^)。

 ただ、このゲームブックはいい所ばかりじゃありませんでした。僕には難しすぎたのです。しかも、その難しさがちょっと理不尽というか、運任せというか…。右の惑星に行くか左の惑星に行くかの選択で、どちらを選ぶべきかの前情報がない場合、選択は完全に運。そしてこの運が結末を左右する事に…これはゲームじゃないですよね、宝くじです(^^;)。

 というわけで、話は最高、ムードも最高。理不尽な難しささえなければ素晴らしい本だったのに…。とはいえ、自分が読んだゲームブックの中で面白さ第2位の本はこれ。楽しかったです(^^)。


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ゲームブック『運命の森』 イアン・リビングストン

Unmei no Mori 『火吹山の魔法使い』『バルサスの要塞』に次ぐ、ファイティング・ファンタジー第3弾です。物語は繋がってますが、どの本も単独で読んでも大丈夫です。この本は友人と本を貸しっこして読んだので、僕は持ってないです。でも、買わなくて良かったな、な~んて当時は思ったのでした(^^)。。

 前2作は楽しかったのに、この本は想像力を掻き立てられませんでした。たとえば『バルサスの要塞』だと、入り組んだ見事な構造の城塞内部があって、つむじ風の体をした女とか、いろんな部屋から繋がってくる中央の図書館とか、相当のトカゲが見張りをしている牢屋とか、色々なものが魅力的だったのです。右にいったらさっきの部屋から抜けられるかな、とかね。でも、この本は森が舞台。そういう立体的な構造がなく、登場人物も凡庸で、右に行くか左に行くかは運任せ。戦って勝つか負けるかだけの場当たり的な展開で、読み物としてもアイデアとしても凡庸に感じました。

 3作目ともなると、制作ペースが間に合わなくなって、作りが雑になっていたのかも知れませんね。読んだのは中学生の時で、こういうファンタジーを読むにはすでに際どい年齢、粗があると見抜いちゃう年頃だったのかも知れません。ファイティング・ファンタジーの初期シリーズはゲームブックの中ではかなり対象年齢が高めの設定のシリーズだと思うのですが、それでもせいぜい中学生あたりが適齢の本じゃないかと。これでゲームブックも卒業かと思いきや、『バルサスの要塞』の体験が素晴らしすぎた僕は、もう少しゲームブックと付き合う事になるのでした。その話はまた次回!


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ゲームブック『火吹山の魔法使い』 スティーブ・ジャクソン、イアン・リビングストン共著

Hifukiyama no mahoutukai 何となく面白そうだと本屋で手に取った『バルサスの要塞』がムチャクチャ面白くて、遡る形でファイティング・ファンタジー第1作であるこの『火吹き山の魔法使い』を手にしました。なんでも『火吹山の魔法使い』は、ゲームブックの出発点となった偉大な一冊なんだそうです。

 『バルサスの要塞』のように、剣と魔法のヨーロッパ中世のファンタージ―小説のような世界観の物語でした。挿絵の素晴らしさも同じように魅力的。自分は隊商の護衛などで日銭を稼ぐ剣士。そんなとき、街中で「火吹山に魔法使いがいて、すげえ財宝持ってるらしいぞ」という話を聞きつけて、魔法使いから財宝を奪うのを決意。山にある洞窟に入ると、骸骨たちがボートを組み立てているわ、ある部屋では肖像画ににらまれて体力は削られるわ…ゲームうんぬんよりも、このファンタジーな感じが素晴らしくてワクワクしました(^^)。いちばんの難敵ドラゴンをかいくぐり、そして魔法使いと対面!

Hifukiyama_pic1.jpg やっぱり、自分が主人公になれるところが、まだまだ子供っぽい夢想癖が抜けきっていなかった中学生の僕には魅力的でした。商人の護衛をする剣士なんて、ちょっとワクワクしませんか?山の中に作られた迷宮で洞窟湖を見つけるなんて、もうたまらなかったです(^^)。

 僕が読んだゲームブックの中で、これは第3位の面白さだったかな?面白かったんですが、城塞の複雑な構造や謎解きや世界観のワクワクが素晴らしすぎた『バルサスの要塞』には届かない感じ。これが第1作なので、火吹山の反省点を踏まえて完成度が高まったのが『バルサスの要塞』だったのかも知れません。


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ゲームブック『バルサスの要塞』 スティーブ・ジャクソン

Barusasu no yousai 僕が中学生の頃、「ゲームブック」というものが一瞬流行りました。魅力ある挿絵入りの小説がメインで、小説はパラグラフごとに番号が振られています。パラグラフの最後には「戦うなら12へ、逃げるなら105へ」みたいに分岐して、自分の判断でストーリーが変化していく小説でした。これが面白かった!

 『バスサスの迷宮』は、スティーブ・ジャクソンとイアン・リビングストンというふたりが始めた「ファイティング・ファンタジー」というゲームブック・シリーズの第2作で、剣と魔法のヨーロッパ中世的な世界を舞台にしたファンタジーな内容でした。主人公である自分は、村を苦しめる魔法使いの戦士バスサス・ダイヤがいる城塞に潜入し、バスサスを倒すのが目的です。

 ゲーム性もさることながら、あやしい化け物や魔法使いがいて、迷路のように入り組んだスリル満点の城を奥へ奥へと入っていくこの世界観が素晴らしかったです。猿の顔をした犬の門衛をどうやってだまして城内に入るか。つむじ風の体をした女をどう巻くか。牢屋に入れられ、双頭の竜のような頭をした見張りをどうだまして脱走するか。図書館では…おお!!調べ物をしてたら後で役立ちそうな鍵の番号が見つかった!この物語最大の強敵の亡霊にどう勝つか…面白かったなあ。1回でクリアできないので何度も読むんですが、「あれ?ここはさっき来たところか?」みたいな感じで、読むたびにだんだん分かってくる要塞の構造もよく出来ていて素晴らしかったです。自分が行動を選んでいるだけに、ファンタジー系の映画よりよっぽどワクワクしましたね。

Barusasu no yousai_pic1 また、ゲーム性だけでなく、挿絵や文章の表現力が素晴らしかったです。まずは、文章表現の素晴らしさです。例えば、以下のような文章なのです。

日が沈む。黄昏が闇に変わるとともに、君は夜空に浮かび上がっている物々しい形目指して登りはじめる。砦までは一時間足らずだ。

 ね?情景を見事に描いていて、引き込まれそうないい文章でしょ?ゲーム部分だけでなく、情景を見事に伝える文章力の高さも良かったんですよね。
 
 そして、挿絵の素晴らしさ。これってもしかすると銅版画なんじゃないかと思ってしまうほどに書き込みの素晴らしい挿絵なんですよ!古いヨーロッパの本って、版画の挿絵が入っていて美術的なものもあったじゃないですか。ウィリアム・ブレイクの銅版画の挿絵が入っている本とか、あんな感じなのです。で、食堂の中で二つに分かれる階段とか、牢屋の鉄格子の向こうに見える双頭のドラゴンの門番とか、挿絵の素晴らしさで冒険心をあおられました。

 僕はこのファイティング・ファンタジーのシリーズをいくつか読みましたが、『バルサスの要塞』が圧倒的に面白かったです。最初に読んだゲームブックがこれで本当にラッキー、他のものだったら1冊読んでそれでおしまいだったかも。
 今だったらゲームブックなんて読まずにスマホでやればいいじゃん…と思いきや、挿絵や小説としての文章力が素晴らしいもんで、他のメディアに置き換えるのは僕的には無理だなあ、この作品に関しては(^^)。というわけで、読み終わった後も、挿絵などの素晴らしさもあって、ずっと手元に残してある素晴らしい本でした。


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『バイオハザード CODE:Veronica 完全版』 PlayStation2 ゲーム

biohazard code veronica プレステの3作目でバイオハザードを見限ったはずの僕でしたが、プレステ2になって発売されたこの作品もやってしまったのでした。よほど1作目2作目の体験が素晴らしかったんでしょうね(^^)。ロックバンドのレコードでも、たった1枚の名アルバムを聴いたがために、以降は何度はずしても新作に手を出しちゃう事とかありますし。。そしてまた、「あのおっかないバイオハザードの画面が綺麗になったらもっと凄いんじゃないの?!」という期待もあったのです。ところで、このゲームのタイトルにある「完全版」の意味、僕はいまだに分かってません(^^;)。完全版の前にほかのプラットフォームで不完全版でも発売されてたのかな?

 たしかに画面はきれいになったけど、微差かな…そこまで凄く綺麗になったとまでは感じませんでした。スーパーファミコンからプレステの進化はすごいものがあったけど、プレステからプレステ2の進化はそんなに大きいと感じなかったので、ここはソフトじゃなくハードの問題かも。そしてなにより、ゲームもストーリーもいまいちに感じて、1や2をやった時の目くるめく緊張感や新鮮さを感じる事が出来ませんでした。もしかすると、このゲームが面白くないのではなく、僕がこういうゲームに慣れちゃったのかも。でもトゥームレイダースは1から5までやってもまったく飽きなかったので、やっぱりバイオ自体にも何か飽きやすい要素があったのかな…。

 というわけで、これが僕にとってのバイオハザード卒業作品となったのでした。今ではストーリーすら覚えてないし、そもそも自分が最後までプレイしたのかすら覚えてない状態です(^^;)。僕にとってのバイオハザードは1と2だったなあ、あの2作は大名作だったと今でも思います。そして、今は初期の2作はものすごくきれいな画面になってリメイクされてるらしいですね。Youtube でプレイ動画をちょとだけ見ましたが、本当にきれいになっていてびっくりしました!でも、もう自分でやらなくていいやと思ってしまったのは年齢的なものなんでしょうね。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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