心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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アニメ『のだめカンタービレ』

NodameCantabile_DVD.jpg こちらは、テレビアニメ版の「のだめカンタービレ」です。これもメッチャ面白い!内容は原作のコミックにかなり忠実です。昔のアニメといったら、タイガーマスクにしてもデビルマンにしてもバビル2世にしても、原作とは似ても似つかないものもいっぱいありましたけどね(^^)。というわけで、内容そのものについては前回に書いた原作「のだめカンタービレ」の方を見てくれるとうれしいです。

 さて、アニメ版のなにが素晴らしいかというと、演出です。落ち込んだ時に、うしろにもやっとした黒いオーラが見えてゆらゆらしてたり、その時のBGMがホラー映画の女性ソプラノみたいだったり、とにかくこういう笑わせどころの演出センスが抜群にいいです(^^)。これは漫画でも実写でもできない芸当です。あくまで個人的な感想ですが、この辺の演出面での笑いのセンスって、今のテレビドラマよりもアニメの方が上なんじゃないでしょうか。って、テレビドラマもアニメもほとんど見てないで言ってますが(^^;)。

 僕は子供のころはアニメも特撮ヒーロー番組も浴びるほど見たんですが、中学生あたりからはほとんど見なくなってしまったので、批評なんて出来ないです。ただ単に、僕が見て面白かったかどうかしか言えません。ここ5年のうちに観たテレビアニメって、この「のだめカンタービレ」と「おそ松さん」だけなんですが、どちらも大人が見ても爆笑できるぐらいに笑いのセンスがいい(^^)。日本のアニメってすごいなあ。



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映画『続・黄金の7人 レインボー作戦』

ZokuOugonnoShichinin.jpg 黄金の7人の続編です!1966年のイタリア映画、時代的にキューバ危機をパロディ化してると思うんですが、こういうのを笑いに変えられる軽妙さがイタリアっぽくてしゃれてます(^^)。

 以下、ちょっとあらすじにふれちゃうので、読みたくない人は◆印のところまで飛んでください(^^)。今回は、泥棒の天才教授と仲間の7人と、色気で男をたぶらかす悪女の8人組が、アメリカ政府と取引をして、軍事政権のトップを誘拐。その代償に軍事政権が持っている金塊を頂戴しちゃおうというもの。例によってドロボーじたいはうまくいくんですが、取ったあとが問題。みんな自分だけのものにしようとするので、話がこんがらがっちゃいます。

 ◆というわけで、今作は第一作に比べて最後の2重3重のどんでん返しが面白かったです(^^)。また、前作よりコメディ色がさらに増した感じ。犯罪ものの映画なのにシリアスにならずに笑えるのは、音楽に寄るところが大きいと思いました。催眠ガスで人を眠らせるシーンがあるんですが、そこでBGMがだんだん遅くなって最後にいびきをかき始めるとかね(^^)。前作に比べるとストーリーがあまりに現実離れしすぎているので、見始めた時にはやり過ぎ感があってちょっと引きましたが、後半からは前作をうわまわるスピード感で良かったです。あまり難しくないくだらない映画が見たい時に、おススメです!



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映画『黄金の七人 Sette uomini d'oro』

OugonnoSichinin.jpg テーマソングが超有名な1965年のイタリア映画、痛快な泥棒劇です!

 泥棒の天才教授、6人の協力者、教授の連れのやたらと色っぽい女、彼らが組んで銀行の金庫に眠った黄金を盗みます。計画は用意周到、地下から穴を掘って金塊をごっそりいただきます。でも、そこからが騙し合い、女は裏切り、教授は罠を張り、6人は金塊を追い・・・

 いや~、クライムサスペンスなので、シリアスになってもおかしくないと思うんですが、この映画は終始痛快!この映画、ルパン3世の元ネタだそうですが、それも納得、ハラハラドキドキしながらも楽しく見る事が出来ました。また、オチもいやな気分にならない感じで良かったです(^^)。
rossanaPodesta.jpgあと、ルパン3世でいうところの不二子にあたる女性役をロッサナ・ポデスタという女優さんが演じてるんですが、65年でこの美人さ、ファッションも今より全然いい・・・というより、昔の方が女優が美人で、ファッションもお洒落に感じたりするのはボクだけですかね?

 泥棒の映画なのにこうやって終始痛快なのって、音楽によるところが大きいんじゃないかと思います。ジャズ調のメインテーマは、日本ではカードローンか何かのCMで使われたりするので、皆さん知ってるんじゃないかと。他にも、ブッカーT&MG’s みたいな電子オルガンのインストとか、軽快な音楽が満載!音楽はアルマンド・トロヴァヨーリという人で、ジャズ系の映画音楽の作曲家として知られた人ですが、「黄金の7人」の音楽がいちばん有名なんじゃないでしょうか?!気軽に重くない映画でも見ようかな、な~んて方におススメです(^^)。



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映画『イル・ポスティーノ』

IlPostino.jpg ニュー・シネマ・パラダイス関連という事で、90年前後の名画系イタリア映画を。イタリアの島が舞台というのも共通してるしね、青年と大人の交流というのも似てるし、選ぶならやっぱりこれかな、みたいな(^^)。「イル・ポスティーノ」は、チリからイタリアの島に亡命してきた詩人と、島に住んでいた郵便配達の青年との交流を描いた映画です。ちなみに、パブロ・ネルーダという詩人は実在した人物だそうです。

 共産党員であるチリの詩人が、イタリアの小さな島に亡命してきます。そこで、漁師の息子で郵便配達員の主人公と交流が生まれます。田舎暮らしの郵便配達員は、世界的に有名な詩人にあこがれを抱き、彼を慕います。そして町の酒場の看板娘に恋をして、結婚をして、そしてチリへの帰国を許された詩人は島を去ります。5年後に詩人がこの島を訪れると…

 いい映画なんだと思いますが、僕にはイマイチわからなかった、ごめんなさい(^^;)。きっと、この映画を理解するだけの知識が僕に無いんですね。詩は現代詩は好きだけどロマンチックなラテン詩はピンと来ないとか、この映画に出てくる第2次大戦後のイタリアでの共産党の位置づけとか、こういうところがもう少し分かっていたら理解できたのかなあ。あ、あと、音楽がバンドネオンを使ったモダンタンゴっぽいんですが、これが妙に幸福感に満ちた軽めの音楽で、映画でけっこう悲しいシーンでも優雅に流れたりして、映画をサラッとしたものにしちゃった気がします。ちょっとしたことでいちいちオーケストラがドッカンドッカン来るような映画もどうかと思いますが、あまりにさりげなさ過ぎると、映像だけではなかなか間が持たないんだなあと思いました。あ、あと、音楽によって、そのシーンの意味って結構変わっちゃうというのは、ちょっとした発見でした(^^)。
 そして、映画の内容には関係ないですが、イタリアの田舎の風景はすばらしい!この映画のロケ地はナポリ沖合のプロチダ島と、シチリア島近くのサリーナ島だそうで、南イタリアの田舎って基本的に超貧乏らしいですが、ただ美的感覚がやっぱり素晴らしい、そこがドイツやアメリカと違う感じ。景色が何となくアルゼンチンのブエノスアイレスに似てるのは、もしかしてブエノスってイタリア移民が多いのかな?美しさと貧乏さがあらわれた何でもないワンシーンですら美しかったです(^^)。ああ、またしても何言ってるのか分からない感想文になってしまった。。



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映画『ニュー・シネマ・パラダイス』

NewCinemaParadise.jpg名画といわれてるのに見ないまま来てしまった作品。なんかいい映画ないかな~とネットで検索すると、掲示板なんかではこの映画と「スタンド・バイ・ミー」を推す人がけっこういるし、しかも「スタンド・バイ・ミー」はメッチャクチャ良かったので、この映画もいいんじゃないかと期待して鑑賞。あ、そうそう、僕が見たのは120分ぐらいの劇場公開版。他に、170分ぐらいの完全版というのもあるらしいです。

シチリア島に生まれ育った映画好きの少年の人生を追ったお話。イタリア本土から取り残された島は、時が止まったように平穏だけどまずしくて、映画だけが島の唯一の娯楽。主人公の少年も映画にのめりこんたひとりで、映写室にもぐりこんでは映画に胸ときめかせる。ある日、映画見たさにお使いを頼まれたお金で映画をみてしまい、母親に激しく叩かれる。それを見かねた映写技師のおじさんアルフレードが「この子はタダで入れてあげた。お金は映画館に落ちていた」とこの子を助け、これがきっかけで二人の仲が良くなる。少年は成長し、恋をし、失恋し、徴兵され島を離れ…

以降、ちょっとストーリーに言及してしまうので、読みたくない人は◆しるしのところまで読み飛ばして下さいね(^^)。

 ひとりの人の半生を追っているので、ストーリーは長いんですが、重要なのは細かいストーリーではなくって、色々とあった島を離れ、映画のラストで30年ぶりに帰ってきた時のノスタルジー、ここにあるんじゃないかと。子供のころの「あるある」や夢や楽しさがギッチリと描かれ、青年期の恋のときめきや楽しさ、そして失恋の痛手もていねいに描かれ、そのすべての舞台となった故郷を離れ、30年後に帰ってきて、昔の恋人にはじめて会ったころに彼女を写した短いフィルムを見て、涙する。この時、観客が主人公と同じように涙できるためには、子供のころのときめきや、恋や失恋の感触が共有できてないと無理なので、少年期と青年期が丹念に描かれてるんだと思います。でも、丹念に描かれているとはいっても、それぞれの筋はある程度のガジェットになってれば充分なんだと思います。ガジェットとしては、キスシーンの切れ端をつなぐという象徴的な意味とか、なぜ島を出なければならないかの間接的な説明になる映画の上映とか、いろいろあると思うんですが、それは映画や小説によくある「細部が分かるとより楽しい」という程度のもんで、筋の捕捉程度のものと思ってればいいのかも。重要なのは、やっぱり喜びも悲しみもひっくるめ、旅立った地に30年ぶりに戻ってきた時の感触、僕にとってはこれに尽きました。出会った頃の恋人を撮影した短いフィルムを30年ぶりに観るシーンは、涙を押さえきれなくなってしまった。いやあ、こんなのずるいぞ、泣かないわけがないじゃないか(・_・、)。

◆◆◆
 というわけで、ノスタルジーにキュンとなる映画でした。よかったけど90点ぐらいかな?もしかしたら完全版というのを観たら100点になるのかな…。でも、熱狂的なファンがいるというのもすごく分かる気がしました。あ、あと、ストーリーとは関係ないですが…トーキー時代のイタリアの街の風景や人の恰好などが、みていてジーンと来てしまいました。映画について書くと毎度毎度おなじことを言ってしまいますが、世界旅行や時間旅行してる気分になれるのも映画の良さですよね。イタリアというと、僕はサスペリアみたいなホラー映画やゴッドファーザーみたいなマフィア映画で観るばかりだったもんで、すごく良かった!あらためて美しい国だなあ、さすがヨーロッパの中でも古い歴史を持ってる国だなあ(^^)。



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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