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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『Spinners / Yesterday, Today & Tomorrow』

Spinners Yesterday Today and Tomorrow 邦題は『昨日、今日そして明日』、フィリー・ソウルのスピナーズが1977年に発表した8枚目のアルバムです。このアルバム、コーラスワークではなく、まったく違う所に聞き惚れてしまいました(^^)。

 メイン・ヴォーカルがあくまで前で、そのうしろにうっすらコーラスだったアルバム『Pick of the Litter』に比べると、よりグループ・コーラスに近かったです。全体にゆったりした曲が多いのは同じでしたが、前作よりもバラエティに富んでいて、よりモダン化したバラードもあれば、逆に古い伝統的なコーラス・グループ的な曲、そしてややファンキーな曲まで(^^)。

 そしてこのアルバム、曲が素晴らしいです。とくに和声進行が工夫の塊で見事!中でも素晴らしかったのはバラード3曲、これがどれも見事な和声進行なのです。A面2曲目「I found Love」はBメロのコード進行が秀逸、3曲目「I'm riding your shadow」は平歌のコード進行とサビのコーラスが素晴らしい! B面2曲目「Just to be with You」の和声進行も実に高度、「ポピュラー曲の転調ってのはこうやってやると美しいんだな」と感心してしまった素晴らしさでした。

 スピナーズは2枚のアルバムしか聴いていませんが、どちらかを選ぶなら絶対にこっち。いや~、ジャケットはどう考えたって『Pick of the Litter』の方がデザインも装丁も圧倒的に上ですが、ジャケットではやる気のかけらも感じられないこちらの方が音楽は圧勝。ジャケットにだまされちゃいけませんね。ソウル系は予算節約のためか、オケやジャケットに手抜きのものが多いですが、でも音楽自体は良かったりする事があるので、見た目で判断できない所が難しい(^^)。


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『Spinners / Pick of the Litter』

Spinners Pick of the Litter スピナーズも、フィリー・ソウルの代表的な黒人コーラス・グループです。もともとはモータウンからデビューしましたがアルバム2枚で契約打ち切り。でもその後にアトランティックと契約しちゃうんだから、モータウンから離れたのはむしろ幸いだったかも。これは、アトランティック移籍後の1975年、スピナーズの6枚目のアルバムです。邦題は『フィラデルフィアの誇り』。

 基本がフォーリズムにストリングスなので、モータウン・サウンドに似ていると感じました。こっち系の音楽に明るくない僕にとっては、フィリー・ソウルにどういう音楽的な特徴があるのか、いまだに分かない状態なんですけどね(^^)。でも、こういうモータウンなサウンドもフィリー・ソウルと呼ぶのだとしたら、フィラデルフィアのソウルをそう呼んだだけで、音楽的に共通する特徴があるという訳ではないのかも。しいて言えば、僕が知っているフィリー・ソウルのグループはみんなコーラス・グループな事ぐらいかな?このアルバムの場合、コーラス・グループと言っても、メインヴォーカルがいて、そのうしろでコーラスが支えていました。音楽が暗くなくてけっこう爽やかで、このへんはスタイリスティックスに近い所かも。聴いていて心打たれるとか、すごいパフォーマンスに圧倒されるとか、そういうのではなくて、何気なく聴いていてちょっと気分が晴れる感じ。ラジオ・チャート向けに作った音楽なのかも知れませんね。

 このアルバム、A面1曲目の「Honest I do」がいい曲で、好きです。そうそう、このアルバム、僕はLPで持ってるんですが、色はシルバー、ジャケットは変形ジャケット、デザインも素晴らしくて魅力的。やっぱりLPっていいなあ。。


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『The Stylistics / Thank You Baby』

Stylistics Thank You Baby 1975年リリースのスタイリスティックス6枚目のアルバムです。このアルバムで有名なのは「愛がすべて Can't give you anything (but my love)」。ちなみに、僕がこの曲を知ったのは、ビジーフォーのものまね (^^)。ビジーフォー、面白かったなあ。ブルーコメッツのものまねも、ロス・パンチョスの真似もヤバすぎる面白さでした。

 あれ、なんでビジーフォーの話になってるんだ?…そうそう、スタイリスティックスの話でした。このアルバムはかなりディスコっぽかったです。「愛がすべて」も、A面ラストの「Disco Baby」も、ソウル以上にかなりディスコな感じ。そこに、チャート音楽風の「Thank You Baby」、伝統的な黒人コーラス・グループっぽい曲「Sing Baby Sing」などなど、当時の黒人チャートに入っていた曲種が色々と取り揃えてありました。きっと、ディスコブームに対応しつつ、ポップなコーラス・グループとして生き残ろうと頑張ったんじゃないかと。

 というわけで、けっこう軽めの曲が多いアルバムでした。しかしその頑張りもむなしく、スタイリスティックスは時代の波を越えられず、このアルバムを最後にチャートから退いてしまったのでした。ディスコが流行してた頃、僕はまだ子供でしたが、お兄さんお姉さんがうらやましくて、大きくなったら行ってみたいと思ってたんですよね。その頃にイメージしていた雰囲気がこういう音で、結局子供の頃にあこがれたようなディスコには行けず仕舞いだったにも関わらず、すごく懐かしく感じるという(^^)。


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『The Stylistics / Rockin' Roll Baby』

Stylistics Rockin Roll Baby フィリー・ソウルというと、O'Jays みたいなカッコいいタイプのグループもありましたが、どちらかというとスタイリスティックスみたいなショー・バンドの方が多かったイメージです。これはスタイリスティックスが1973年に発表したサード・アルバムです。もちろん僕のお目当ては大名曲「You Make Me Feel Brand New」でした。この曲、メチャクチャ良い曲で、知らない方も、この曲だけでもいいので聴いて欲しいです。

 フィラデルフィア・ソウルって、そのほとんどがシグマ・サウンド・スタジオというレコーディング・スタジオで録音されたそうで、これもその中のひとつ。同じ作家が曲を書いて、スタジオ付きのプレイヤーが演奏して、同じプロデューサーやディレクターが手掛けて、ソウル系のコーラス・グループが歌を歌って…みたいなシステムだったんでしょう。O'Jays はそれでも独特の個性がありましたが、スタイリスティックスは、用意された曲を歌ってる感じ。

 それでも特徴があるのは、メイン・ヴォーカルがずっとファルセットな事と、ストリングスとコーラスが壁のようになって音をフワーッとさせている点でしょうか。黒いキャバレー音楽が聴けそうなアルバム・ジャケットですが、実際に聴くと、ずっとフワーっとしたムード歌謡的。これが単調に聴こえる事もあれば、めっちゃ気持ち良かったりもして。その中の傑作が、「You Make Me Feel Brand New」でした。これはいい曲だ、エレピもストリングスもコーラスも、ぜんぶ泣ける…。ちなみにこの曲、むかし僕はあるライブでタイバンのグループがピアノとトロンボーンと歌だけで演奏しているのを聴いたことがあります。あまりの素晴らしさに涙が出そうになった…ムッチャクチャいい曲なんですよね、やっぱり。

 というわけで、70年代初期の黒人チャートを席巻したフィリー・ソウルの傑作アルバムでした。とはいっても、僕は「You Make Me Feel Brand New」ばかり聴いてるんですけどね(^^;)。


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『Muddy Waters / More Real Folk Blues』

Muddy Waters_MoreReal Folk Blues マディ・ウォーターズの『The Real Folk Blues』の続編、1967年発表です。これも録音年がバラバラですが、48~52年と、1集よりもある程度はまとまった時代でした。

 『The Best of Muddy Waters』『The Real Folk Blues』、『More Real Folk Blues』の3枚は、恐らくどれもマディ・ウォーターズのシングル盤をまとめたレコードで、どれもシカゴに来てからの50年代の録音なので、音楽性はどれもほとんど同じ。同じなので、どれかを気に入ればぜんぶ気に入るだろうし、気に入らなければ全部ダメなんじゃないかと。その中で、もし僕が最後にまわすとしたら、これかな?だって、僕がシカゴ・ブルースで好きなのって、ハーモニカとピアノ、次にリードギター…みたいな感じなのに、このアルバムはハーモニカの参加率が低いんですもの(´;ω;`)。あ、もうひとつの特徴は、このレコードはドラムレスが多いです。

 30年ぶりぐらいにターンテーブルに乗せた1枚なんですが、シカゴ・ブルースはブルース界のロックなんだな…みたいに感じて聴いていました。僕が大好きな戦前のアコースティック・ブルースに比べると、「ブルース」という割にはそんなにブルーでもなければレイドバックもしてない、アコギの見事な演奏を聴けるわけでもなく、バンドでガツンとかます感じ。ロックみたいって、シカゴ・ブルースがロックンロールやその後のブルース・ロックに繋がってくんだから当たり前なんですけどね(^^;)。個人的なマディ・ウォーターズのお気に入りはアコースティック演奏のものか、バンド・ブルースならジェームス・コットンの素晴らしいブルースハープが聴ける『at Newport 1960』などのハーモニカのスーパープレイ入りのものなんですが、チェスのスタジオ録音を聴くなら、リトル・ウォルターかウォルター・ホートンのハープとオーティス・スパンのピアノあたりに注目して聴くとカッコよく感じるかも。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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