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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『Muddy Waters / More Real Folk Blues』

Muddy Waters_MoreReal Folk Blues マディ・ウォーターズの『The Real Folk Blues』の続編、1967年発表です。これも録音年がバラバラですが、48~52年と、1集よりもある程度はまとまった時代でした。

 『The Best of Muddy Waters』『The Real Folk Blues』、『More Real Folk Blues』の3枚は、恐らくどれもマディ・ウォーターズのシングル盤をまとめたレコードで、どれもシカゴに来てからの50年代の録音なので、音楽性はどれもほとんど同じ。同じなので、どれかを気に入ればぜんぶ気に入るだろうし、気に入らなければ全部ダメなんじゃないかと。その中で、もし僕が最後にまわすとしたら、これかな?だって、僕がシカゴ・ブルースで好きなのって、ハーモニカとピアノ、次にリードギター…みたいな感じなのに、このアルバムはハーモニカの参加率が低いんですもの(´;ω;`)。あ、もうひとつの特徴は、このレコードはドラムレスが多いです。

 30年ぶりぐらいにターンテーブルに乗せた1枚なんですが、シカゴ・ブルースはブルース界のロックなんだな…みたいに感じて聴いていました。僕が大好きな戦前のアコースティック・ブルースに比べると、「ブルース」という割にはそんなにブルーでもなければレイドバックもしてない、アコギの見事な演奏を聴けるわけでもなく、バンドでガツンとかます感じ。ロックみたいって、シカゴ・ブルースがロックンロールやその後のブルース・ロックに繋がってくんだから当たり前なんですけどね(^^;)。個人的なマディ・ウォーターズのお気に入りはアコースティック演奏のものか、バンド・ブルースならジェームス・コットンの素晴らしいブルースハープが聴ける『at Newport 1960』などのハーモニカのスーパープレイ入りのものなんですが、チェスのスタジオ録音を聴くなら、リトル・ウォルターかウォルター・ホートンのハープとオーティス・スパンのピアノあたりに注目して聴くとカッコよく感じるかも。


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『Muddy Waters / The Real Folk Blues』

Muddy Waters_The Real Folk Blues 1966年にリリースされたマディ・ウォーターズのLPです。録音が66年という訳でなく、古いものは1947年録音、新しいものでも1964年というレコードです。これも『The Best of Muddy Waters』と同じで、シングル盤を集めたレコードなんじゃないかと。チェス・レコードは、ハウリン・ウルフやリトル・ウォルターでも「the Best of…」とか「The real Folk Blues」というアルバムを作ってますが、それらはみんなシングル集なんでしょうね。そんなわけで、「The Best of Muddy Waters」と、音楽の傾向は同じです。だから、あっちを気に入った人はこれも気に入るだろうし、ダメだった人はこっちも難しいかも。

 個人的には、まずは49年録音の「Gypsy Woman」が素晴らしかった!サニーランド・スリムのピアノがとってもホンキートンクで、ブルースだけでなくどこかラグタイム的なレイドバック感を感じさせてくれてよかった(^^)。ジャズもブルースも、アーリーミュージック時代のあの匂いっていいですよね(^^)。
 50年代の録音では、リトル・ウォルターとウォルター・ホートン(って、ビッグ・ウォルターですよね?)のブルースハープがカッコいい!シカゴブルースの主役はハーピストだと僕は思ってるんですが、このふたりとジェームズ・コットンは本当にすばらしいです。
 あとは、「Same Thing」と「You Can’t Lose What You Never Had」の2曲の64年の録音は、オーティス・スパンのピアノと、全体がワーンとなるプレートエコーがカッコいい。でもこれ、嫌な人は嫌だろうな(^^;)。

 若いころはダメだと思っていたシカゴのバンド・ブルースですが、聴きどころが分かってきたのか、いま聴くといいなあ。とかいって、マディ・ウォーターズを聴かずにふたりのハーピストの悶絶プレイと、オーティス・スパンの転がすように弾くピアノばかりに耳を奪われてるんですけどね(^^)。次にこのレコードを聴くのはまた5年後か10年後なんだろうけど、その時にも感想が変わっていそうで、しかも今よりもっとこの音楽を楽しめるようになっているような気がしていて、ちょっと楽しみだったりします(^^)。


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『Muddy Waters / The Complete Plantation Recordings』

MuddyWaters_CompletePlantation Recordings 『Folk Singer』を聴いて、マディ・ウォーターズはアコースティックに限る…な~んていう世間一般の常識に対立するような感想を持ってしまった若い頃の僕でしたが、アコースティックを弾いてるレコードはあんまりないんですよね。でもシカゴに来る前は本格的な戦前ブルースをやっていたと噂にきいた事がありまして、とうとう出会ったのがこのCDでした。1941~2年、まだマディ・ウォーターズが綿花栽培の労働者として働いていた頃のレコーディングです。

 このレコードでマディ・ウォーターズはアコースティック・ギターを弾き語りしてるんですが、思いっきりデルタ・ブルース。すげえ、バンドブルースを聴いてギターがド下手な人かと思ってたのに、こんなにうまかったのか。。3曲目「I Be's Troubled」なんてめっちゃうまい!なんでこれだけ弾けるのに、シカゴではエレクトリック・ギターで単旋律でビヨンビヨンやってたんだろう、謎だ。。ライトニン・ホプキンスもそうですが、どう考えたってアコースティック・ブルースでのギターの方が音に表情はあるし和音の厚みもあるしバスとメロディも同時に演奏できるギターの素晴らしさも聴かせられるのに、なんでエレキギターにしちゃったのか、理解に苦しむばかりです。。

 僕みたいに、バンドブルースなマディ・ウォーターズが性に合わなかったという人は絶対にいるはず。そんな方は、アコースティックのマディ・ウォーターズにトライしてみるといいかも。そして、アコースティックなブルースを聴いた後にシカゴ・ブルースのマディ・ウォーターズに戻ると、どういうわけかこれがまた悪くない音楽に聴こえてきたりして…その話はまた次回!


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『Muddy Waters / Folk Singer』

Muddy Waters Folk Singer いかにもシカゴ・ブルースな「the best of Muddy Waters」を聴いて、バンドブルースのドラムやエレキギターのショボさにガックリ来た僕は、あっという間にマディ・ウォーターズから手をひいてしまったわけですが、ある時にブルース好きの友人にそんな話をしたら、「マディ・ウォーターズはアコースティックが良いんだよ」な~んて言って、こんなレコードを紹介してくれました。それがこのレコードで、64年録音。バンドは、マディ・ウォーターズ(vo, g)、バディ・ガイ(g)、ウィリー・ディクソン(b)、クリフトン・ジェームス(dr)。というわけで編成はバンドブルースになってましたが、エレキ・ギターをキュインキュインいわしてるあのバディ・ガイまでアコースティック・ギターを弾いてるのか?!これは聴かないわけにはいきません。即買いでした(^^)。

 これは素晴らしい…。まず、2本のギターがどちらも素晴らしい。ボトルネックの金切り声のような演奏、ブルース独特のつぶやくような演奏、ブルーノートが混じる和音。そして、マディ・ウォーターズの唸るようなヴォーカル。ウィリー・ディクソンのウッド・ベースがまたいいです。ベースってどんな音楽だろうがエレキのベースギターよりアコースティックのコントラバスの方がいいと思ってしまうなあ、仮にそれがすべてピチカートだったとしても。

 特に素晴らしいと感じたのが、2本のギターだけでの弾き語り「My Captain」。2台と言っても、マディの方のギターはたまにベースを弾く程度なので、ほぼバディ・ガイのギターだけです。バディ・ガイの自在なアコースティック・ギターがつぶやくようなヴォーカルに絡みまくり、これはいい。バディ・ガイってこんなにギター上手かったのか。なんでエレキで単旋律なんて弾いてんだよ、こういう演奏してる方がぜんぜん凄いじゃん。

 これは聴き入ってしまいます、これだよ、これがブルースだよな…な~んて具合で、マディ・ウォーターズといえばシカゴのバンド・ブルースなんでしょうが、音楽的には圧倒的にアコースティックが良いという事をここでお伝えしておきたい次第でございます。これは推薦!!


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『Muddy Waters / The best of Muddy Waters』

MuddyWaters_The best of Muddy Waters 白人がカバーしたブルースじゃなくて、本物の黒人ブルースです!中でもマディ・ウォーターズは戦後のバンドブルースで一番の有名人じゃないでしょうか?!1957年録音のチェス盤で、一般的にはこれがマディ・ウォーターズでもっとも有名なアルバムじゃないかと。タイトルもそうですが、曲によって録音年が違うので、シングル盤のオムニバスなのかも。ブルースのレコードって、もともとはシングル盤をジュークボックスやラジオで聴くものだったらしいですしね。その前はあくまで酒場でやっているのを聴くもので、録音は黒人音楽の研究として行われたものが多くて一般の観賞用じゃなかったみたいですし。

 高校生の頃の僕がこのアルバムを買ったのは、ジョニー・ウインターとかジョン・メイオールとかのブルース・ロックが大好きだったから。好きが高じて、本物のブルースを聴いてみたくなったのです。そしてこのアルバム、ローリング・ストーンズのバンド名の由来になった「Rolling Stone」とか、ストーンズやフォガットが演奏していた「I Just want to make love to you」、それにブルースの曲としてもっとも有名な曲のひとつじゃないかという「Hoochie Coochie」…みんなこのアルバムに入っていたのです。もう、胸は期待でいっぱい。で、ワクワクして聴くと…渋すぎた(゚ω゚*)。このアルバムをはじめて聴いた時、僕はもうハードロックもジャズもクラシックも聴いてたんですよね。そういう音楽からすると、あまりに単純だったのです。

 でもいま聴くと、感想が違います。「プオ~ン」と轟くリトル・ウォルターのブルースハープがめっちゃくちゃカッコいい!オーティス・スパンの転がすようなブルージーなピアノがたまらんスッカスカのオケのレイドバック感が、ブルーノートと相まってしびれる! 意外とチンピラ感漂うロックな音楽で、なるほどロックが爽やかな音楽にならなかったのはアメリカのカントリーミュージックだけじゃなくてブルースにも影響を受けたからなんだな…みたいに思ったり。

 まあそんな感じで、大人になった今聞くと、やさぐれ感がカッコいいと感じましたが、若い頃はぴんと来ないアルバムで、マディ・ウォーターズとのファースト・コンタクトは、正直いってイマイチだったんです。そんなわけで、マディ・ウォーターズはこの1枚を聴いてしばらく離れていたのですが、そんな僕のマディ・ウォーターズ評を覆すレコードに遭遇しまして…その話はまた次回!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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