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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『クレモンティーヌ / レ・ヴォヤージュ』

Clemontine_Les Voyages フランス人らしいし、ジャケットや雰囲気からしてシャンソンじゃなく大人向けのフレンチ・ポップな人なんじゃないかと思って、若いころに手にしたCDです。2000年発表で、クレモンティーヌさんの9枚目のアルバム。

 ところが聴いてビックリ、なんとボサノバだった!しかもかなりポップで、ジョイスとかあのへんぐらいの感じ。いや、あれより相当に産業音楽ですね。。参加メンバーには、マルコス・スザーノやマルコス・ヴァリといったブラジルの一流どころのボッサ系ミュージシャンの名前が。でもデザイナーやA&Rなんかのスタッフは日本人がズラリ。…なんだこれ、日本でマネージメントしてるミュージシャンだったのか!

 「プロミュージシャンがスタジオで作りました」みたいな感じで、演奏はうまいし音はいいんだけど、いかにもリハなしでスタジオではじめてスコアを見た人がパパッと演奏したような産業音楽。音楽的には特に引っかかるところのないアルバムでした。ところで、クレモンティーヌさんって、他のアルバムもボッサなのかなあ、それともこのアルバムだけ企画ものみたいな感じだったのかなあ。。


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『The Original Sound of CUMBIA - The History Of Colombian Cumbia & Porro As Told By The Phonograph 1948-79-』

The Original Sound of CUMBIA  コロンビアの代表的な音楽、クンビアのオムニバスCDです!クンビアってキューバ音楽にそっくりに感じますが、カリブ海沿岸の音楽って、地域別に見るより時代別にみた方が共通項を見つけやすい気がします。このCDは、1948年から79年までのクンビアを集めた2枚組CD(LPだと3枚組!)、なんと収録曲は55曲!アルバムタイトルにはいっている「ポロ」というのは、クンビアの中のジャンルのひとつみたいです。

 コロンビアって、コーヒーや薔の産地という以上に麻薬犯罪大国という印象を持っています。犯罪率や殺人率が異常に高く、合衆国に麻薬をバンバン輸出しているのが重要な輸出産業のひとつというコロンビアの犯罪状況は、名作TVドラマ『マイアミ・バイス』の第12話「Milk Run」に見事に描かれていますので、興味ある方はぜひそちらを。実はコロンビアって、麻薬に並んでクンビアも一大産業みたい…昔の日本でいう浪曲や演歌の興業みたいなもんなのかな。
 クンビアは、もともとは土着色の強いコロンビア海岸地方のアフリカ系民族のダンス音楽(ちなみにコロンビアは、メスティーソが人口の6割で、ムラートとアフリカ系は合わせても2割以下)だったみたいですが、このCDに入ってる音源は、クンビアが産業音楽化して以降の音源な感じがしました。2拍子が基本で、打楽器とコントラバスがリズム・セクション、それに管楽器やアコーディオンがつき、ヴォーカルとコーラスが重なってるものが多かったです(インスト曲もあり)?特に重要なのがアコーディオンと、ブックレットに書いてありました。ちなみに、ブックレットに映ってたアコーディオンは、みんなダイアトニックなボタン・アコーディオンでした。あーこれだと難しい音楽をやるのはそもそも無理ですね(^^)。その必要もないでしょうが。
 激しいというよりテンポ100ぐらいでノリ良い感じ、明るめの曲想のものが多かったです。いや~、これは気持ちいいなあ。クンビアを代表するアーティストというのを調べてみたんですが、分かりませんでした(^^;)。

 特殊ジャケットもカッコよく、ボール紙のようなデザインの40ページのブックレットもついています。特にブックレットが強烈で、Googleで調べてもWikipedia で調べても、クンビアの情報は日本語ではほとんどない状況なので、解説がメチャクチャ詳しいこのブックレットを読むだけで日本有数のクンビア通になれそう(^^)。クンビアをひとつのCDで聴きたいなら、これが決定盤なのではないかと!


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『Buena Vista Social Club / At Carnegie Hall』

Buena Vista Social Club At Carnegie Hall そして、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのライブ盤です!観客の拍手と絶叫がすごい!盛り上がり方が半端ない!1曲目「チャン・チャン」が流れた瞬間に、僕も「おお~」ってなっちゃいました。いや~、これは良かった!

 とはいえ、よく聴くと、アレンジからなにから、スタジオ録音のアレとほとんどおんなじです。熱狂的なオーディエンスにつられて燃えちゃったけど(^^;)>。僕がジャズやロックが好きだからなのか、ライブではスタジオ盤と違うアレンジやアドリブソロを聴きたいと思っちゃうところがあるのです。昔、人に連れられてパット・メセニーのライブに行った事があるんですが、スタジオ盤と何から何まで同じで、「なんだ、これならCDでいいじゃん。こんなのジャズじゃねえな」と思っちゃったことがあるんですよね。中南米の音楽でいうと、タンゴあたりもキューバ音楽に近いところがあって、アドリブの余地があんまりない音楽ですが、なんとなくライブ演奏ならではのスペシャルなものを感じるんですよね。また、サルサだと、ライブならではの激しいパーカッション・ソロやトランペット・ソロがあったり。ああいうライブならではの見せ場や工夫がもうすこし欲しかったなあ。

 でもこのライブって、普段のライブではなく、カーネギーホールでのお披露目という、このバンドの活動のクライマックスにして最大の晴れ舞台だったのでしょうから、あのCDとまったく同じものを披露するという側面もあったのかも知れません。大好きな1枚である事に変わりないです!


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『Ibrahim Ferrer / Buena vista social club presents Ibrahim Ferrer』

Ibrahim Ferrer Buena vista social club presents Ibrahim Ferrer これもブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブに参加したヴォーカリストの作品。イブライム・フェレールです!キューバのダンスクラブで生まれ、キューバ危機の時代を生き、ハバナに移住した人が、人生の晩節に来て世界をツアーするキューバン・バンドに参加。さらにこんな素敵なソロアルバムを作なんて、なんと素晴らしい人生でしょうか!

 このアルバム、バラエティに富んでいて、聴いていて最高に楽しかったです!オマーラ・ポルトゥオンドのCDに比べると、古風な曲の比率が高いかな?それは最初からそうで、1曲目「ブルカ・マニグア」は、アフロ色の強いソン。いかにも古いキューバ音楽という感じでしたが、アルセニオ・ロドリゲスの曲でした。ものすごく優雅で、これぞ南国の楽園音楽という感じなのに、歌われる詞は、重労働に耐えかねた黒人奴隷が山に逃げ込む内容。いや~、中米の島々の音楽って、けっこう音楽のムードと詞の内容にギャップがあるものがありますよね。レゲエにも、すごく能天気な音なのに、詩を見たら「奴らの支配から解放される戦いを起こせ」みたいだったりする事がありますし。カリプソもそうですよね。

 一方で、かなりモダンに感じる曲も入ってました。ため息が出そうなほどロマンチックな2曲目「エリド・デ・ソンブラス」は、ボレロ/カンシオーンとなっていますが、キューバ音楽に明るくない僕からすると、ブラジル音楽のバラードか、アメリカン・オールディーズのバラードのよう。この曲のためだけにこのCDを買ってもお釣りがくるほどの美しい曲でした。なんていい曲と演奏だろう。。

 キューバ音楽に明るくない分だけ、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ関係のCDは、1枚聴くだけでもものすご~く深く楽しむ事が出来ました。ソン・モントゥーノって歌部分と掛け合い部分あるなとか、カンシオーンって「歌」って意味じゃないのかとか、ボレロってキューバ音楽だと2拍子系なんだなとか。この曲はキューバ音楽のクラシックなんだなとか。ブエナ・ビスタ系のCDはどれもピアノが素晴らしいけど、ぜんぶルベン・ゴンサレスだな、とか。子どものころ、プロ野球の選手を覚えたり、少しずつルールを覚えていったりした時の楽しさに似てます(^^)。


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『Omara Portuondo / Buena vista social club presents Omara Portuondo』

omara portuondo buena vista social club presents omara portuondo 2000年発表、キューバの女性シンガー、オマーラ・ポルトゥオンドのアルバムです。僕はブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで彼女を知ったクチで(あれ?CDには入ってなかったかも)、中古盤屋でブエナ・ビスタ関連のCDを見つけるたびに、片っ端から買うほどにキューバ音楽を好きになってました(^^;)。でも全然詳しくないんですけどね。

 僕が意識してキューバ音楽を聴いたのは、ブエナ・ビスタが最初でした。そこから遡って、楽園時代のキューバ音楽や、ソン大流行のきっかけになったセテート・ナシオナールなんかを聴いていきました。そこから一巡してブエナ・ビスタ関連に戻ってきたのがこのCDでした。エレキベースじゃなくてアンプラグドのコントラバスの「ボーン」という音、キューバ音楽独特のリズム、南国の陽気さだけでなく、どこかで哀愁も感じる音楽…メッチャいいです。キューバ音楽を意識して聴くようになってからまだ数年のニワカだったくせに、「ああ、ここに帰ってきた、懐かしい」と感じた不思議。

 このアルバム、マンボもボレロもグアヒーラもハバネラもカンシオーンもソン・モントゥーノも入ってます。伝統的なキューバ音楽の曲種はひととおり聴けるんじゃないでしょうか。そして…なんというんでょうか、若いころより、齢をとってからの方がこの音楽が心に沁みます。キューバは激動の歴史を歩んだ国ですが、植民地になっても、軍事政権になっても、庶民はどこか優雅に、ゆったりした価値観を失わずに生きてきたんじゃないか…な~んて、音楽で世界旅行をしてるような気分になってます(^^)。これは名盤、大推薦です!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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