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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『吉川晃司 / beat goes on』

KikkawaKoji_beat goes on 吉川晃司さんも80年代にデビューしたアイドルです。チェッカーズサリーと同様、売り方はアイドルだけど実際には自分で作詞作曲をする人でした。同世代の男性アイドルは、トシちゃん、マッチ(話題沸騰中^^;)、シブガキ隊と、小中学生相手のジャニーズ全盛。そんな中、SALLY と吉川晃司は不良臭プンプンでよかった!これは、そんな吉川さんのベスト盤、アルバム1枚で18曲も入ってます(^^)。

 チェッカーズ同様、吉川さんも自分で作詞作曲をするにも関わらず、シングルは全部あてがわれた曲でした。でもナベプロの担当者さんがしっかりしていたのか、アーティストイメージとあてがわれた曲が見事に一致していて、音楽の雰囲気は吉川さんの格好良さを音にしたようなポップロック調。それも、山下達郎さんがマッチに書いた「ハイティーン・ブギ」とか、ユーミンが聖子ちゃんに書いた「Rock'n Rouge」みたいな似非ロックと違って、パワーステーションとかニューウェーブみたいな雰囲気のデジタルなロックで、それが板についていて、子どもの頃はすごくカッコいいと思ってました。
 その徹底度はたいしたもので、デビューして何年たってもずっと一貫。こういう音をカッコいいと感じるか古くさいと感じるかは世代によって違うでしょうが、80年代にアイドルがこれをやったのはイケてたんじゃないかなあ。ちなみに、作家陣は、矢沢ファミリーのNOBODYが中心。そういえば当時のNOBODYは、アン・ルイスに「六本木心中」と提供したりして、歌謡ロックと言ったらまず最初に白羽の矢が立つ存在でした。他にも大沢誉志幸さん、佐藤健さん、原田真二さんなど、作曲家のキャスティングが見事、この時点でカッコよくなることは保証されていた気がします。これで吉川さんが「ウェ~ヴァ~ライ~」みたいな変な歌い方さえしていなかったら…いや、あれがあるから吉川さんなのか(^^;)。

 僕にとっての吉川晃司さんは、80年代の沢田研二。いい意味でホストっぽく、アイドルにしてはダーティーで危険なムード。俳優の柴田恭兵さんやプロレスラーの前田日明さんみたいに男好きする感じで、好きだったなあ。


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VHS『SALLY / 1986 LAST NIGHT』

SALLY_1986 LAST NIGHT なんで男の僕がこんなに男性アイドルグループに限りなく近いサリィを知っているのかというと、学生時代の彼女がSALLYの大ファンだったから(^^;)。アイドルの追っかけをやっていた女の子というと引いてしまいそうですが、ぜんぜんオタクっぽくなくて可愛い子だったなあ。今では絶滅しかけているポニーテールでしたが、そのへんにサリィの影響を感じていました…サリィって、どこかオールディーズっぽい匂いを感じるんですよね。ロカビリー調の曲があったり、ドゥワップをやったり、デビュー時のビートルズっぽさがあったりして。でもって、このビデオはたしかファンクラブ限定販売だったはず。僕はその彼女に見せられました…ファンクラブに入っていたんだな、あいつ^^;。

 アイドルと思っていたのに、曲はいいし演奏は上手い、正直いってビックリしました!サックスとギターが掛け合いで長尺のインプロヴィゼーションやったりしてるんですが、これが素晴らしい。ギターなんて思いっきり『E.C. Was Here』のエリック・クラプトンで(ギターも黒のストラトだった^^;)、柳ジョージ級のクラプトンのコピー完成度で、変なスワンプ・ロックやってる頃のクラプトンよりカッコ良いと感じた程でした。そんな風に音大生だった僕が褒めちぎるもんだから、彼女が喜ぶこと喜ぶこと。でも褒めちぎったのはお世辞じゃなくて、本当に良いと思ったんですよね。

 もうひとつ心に残っているのは、客席が映されたとき。アイドルバンドなので、当然客席には女の子しかいないんですが、まるでデートでもするかのように着飾った彼女たちが、ステージの明かりにぼんやり照らされて、その目には涙が…。SALLYはデビューして3年で解散したバンドなので、彼らを聴き始めた時に高校生ぐらいだったファンが、大学生になったり社会に出たり成人したりぐらいの年齢、つまり少女から女になっていく頃合いだと思うんですが、その卒業のタイミングとSALLYの解散が重なっていたんじゃないかと。彼女らにとっては青春を一緒に生きたのがSallyで、この解散コンサートが青春時代の終わりだったのかも。そんな風に感じてしまったもんだから、ファンでない僕にすら胸に迫るものがありました。

 売れるというのは難しい事なんですね、80年代の日本でこれぐらい作詞作曲も演奏もできたアイドルバンドというと、チェッカーズ、Show-ya、BOOWY、レベッカ…そんなに多くなかったと思います。その中でSALLY の実力が劣っていたとは思えません。ライブでこれだけ演奏出来て、チャート番組に何度もヒットシングルを送り込んで、それでも決して売れたバンドとはいえないんですから、ショービズの世界は厳しい…。このビデオ、僕は昔の彼女に見せてもらったきりなんですが、本当にいいライブビデオだったという記憶が今も残っています。今では入手困難でしょうが、もしSALLYのファンの方で観たことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひ!

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EP『SALLY / mコードにHeartbreak』

Sally_minor chord ni heatbreak ひとつ前の日記で、80年代に活躍したJポップのバンドのSALLYのベスト盤について書きましたが、サリィのベスト盤で唯一不満なのが、ラストシングル「mコードにHeartbreak」が収録されていないこと。山口百恵の「さよならのかわりに」やキャンディーズの「つばさ」がそうですが、人気がある状態のまま引退したアイドルのラストシングルって、活動を集大成したような名曲が多いですが、これも見事なバラードなのです。というわけで、僕はベスト盤の他にこのシングル盤を持っているのでした。

 曲はバラード、詞は…何となくですが、マジで解散理由のひとつになったメンバーの経験だったんじゃないかという気がしました。事実は分かりませんが、グッときます。

約束さえかき消す気まぐれなスケジュール
奇麗なメイクアップ いつも涙で流す君さ


 こんなの泣くだろ…。学生時代に付き合っていた恋人同士が社会人になる、みんなこれと似た体験をするんじゃないかなあ。それだけに感情移入してしまった時期が僕にもありました。

 なぜこんないい曲がベスト盤に入っていないかというと、ベスト盤の後にこの曲&ラストアルバムが発表されたから…なんでしょうね(^^;)。この曲も入れたベスト盤、ぜひリリースしてほしいなあ。そうそうこの曲、どのカラオケにも入ってるんですよね。僕はたまに歌います。

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『SALLY / ザ・ベスト』

Sally TheBest チェッカーズと同時期に活躍していた、知る人ぞ知るアイドル・バンドです!売り方がアイドルだったというだけで、実際には自分たちで作詞作曲も演奏もしていた、ビートルズストーンズと同じ立派なポップロックバンドでした。アイドルな売り方をしていたわりに不良、でもユーモアにあふれていて、チェッカーズよりだんぜん好きなバンドでした。

 ヒットした曲は鈴木キサブロー作曲のデビューシングル「バージンブルー」ぐらいで、これがよりによって本人たちの作曲じゃない所がなんとも皮肉。80年代の日本のチャート音楽はサビのインパクトと分かりやすさだけが重要視される世界だったもんで、歌謡曲的な作りの曲というのがたしかにあって、「バージンブルー」はその条件に嵌まっていたのかも。
 でも、サリィの本当の素晴らしさは本人たちが作った曲だと僕は思っています。ロカビリー調の「雨のミッドナイト・ステーション」や「Bad boys come tonight」はロック箱でバンド活動をしていた所から這い上がってきたグループだと感じましたし、「サマータイム・メモリー」「あの頃スローレイン」は見事なポップナンバー、「ガール」はなんとドゥ・ワップ。見事じゃないですか!

 そして、詞をはじめとした、バンドの醸し出している世界観が素晴らしいです。ティーンエイジならではのキラキラした世界観というか、楽しく切ない青春が見事に表現されていて、聴いていると引き込まれてしまう…。まずは不良っぽさ。「246は俺たちのフリーウェイ」(Bad boys come tonight)なんてのは悪ガキっぽくてカッコよかった!あと、当時の歌番組で、メンバーのふたりがギターのシールドをアンプにつながずにそれぞれのギターにつないでいたのを見たことがあるんですが、これなんか「当て振りですよ」という事を茶化してやってたんだと思うんですが、こういうセンスが不良っぽくも悪い方に行かずに笑い飛ばすユーモアがあって「あ、このバンドはセンスがあるな」な~んて思ってました。
 そして、10代の頃の世界観が出た言葉がグッときました。

遊び疲れたあとのハンバーガーショップ (ガール)

別れの茶店でひとり残されて (あの頃スローレイン)

派手好きなママと忙しすぎるパパは留守 (ハートはキュートなままでいて)


 …いやあ、これは高校から大学生あたりまでの世代だけが共有できる世界観、男の僕でもジワッと来ちゃうけど、女の子だったらもっと来ちゃうんじゃないかなあ。。

 好きなバンドだったんですが、レコードデビュー後の活動期間は3年と短く、たまに歌番組に出るものの、ゆっくりと消えて行ってしまったバンドでした。でもって、当時のレコード会社が今はなき日本フォノグラムだったからか、このベスト盤、CDだと今では高額で取引されています。マジか、俺が中古屋で「おお、なつかしい!」とLPを買った時は数百円だったぞ。。ちなみに、メンバーの皆さんはその後もそれぞれ音楽活動を続けているようです。そうだよな、それだけの能力のあるポップロック・ミュージシャンだと思います。

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『チェッカーズ / 30th アニバーサリーベスト ~7x30 Singles~』

Checkers_30th Anniversary best 80年代に一世を風靡したアイドル・バンドのチェッカーズのシングル曲を集めたCD、2枚組です。このブログに相応しくなさそうなバンドですが、妻がこのCDを聴いていたのを横で聴いてたら、最高に気持ちよかった!音楽そのものも良かったし、学生時代を思い出す所も良かったです(^^)。

 最初の感動は、ディスク1。「ギザギザハートの子守歌」「涙のリクエスト」「星屑のステージ」…松田聖子や近藤真彦と同じで、好んで聴いていた事なんて1度もないのに、知らない曲がほとんどない!いや~、昔の日本のチャートミュージックってチープだけど、引きかえにキャッチーで気持ちいい!!メロディと歌詞のシンクロ具合が最高です。リアルタイムで体験しているとグッと来る作用があるなあ。そういう説得力のある歌謡曲って、ある世代にとっては天地真理、ある世代にとっては沢田研二にショーケン、ある世代はキャンディーズ、ある世代にとっては西城秀樹にピンクレディ…みたいに、対象が世代ごとに違いそう。僕は80年代がリアルタイムだから中森明菜さんやチェッカーズでそれが起きるみたい…ですが、ジュリーやキャンディーズでもそれが起きるんですよね(^^;)。
 ロカビリーやフィフティーズっぽい曲が多かったのは、最初にヒットしたシングル「涙のリクエスト」に合わせてそうなったのかも。チェッカーズって作られたアイドルバンドではなく、九州でライブバンドとして這い上がってきたグループだったと思うんですが、初期のシングルは作家に楽曲を提供されてました。売り方がアイドルだったんですね。
 
 ふたつ目の感動は、ディスク2。こっちは売れなくなってからのシングル曲で、作詞も作曲もメンバーの誰かが書いてました。ところが音楽は売れなくなってからの方が完成度が高い!思い出補正なしで、普通に音楽として聴けるレベル、これは驚きました。継続は力なんだな。。ジャミロクワイみたいな曲まであるし、ドゥーワップ調のコーラスは見事だし、藤井フミヤさんの詞にも痺れるものがありました。

最初から来ないつもりなら言えばいいのに
教えてよ、どのぐらいこのまま待ってれば逢えるの

(Present For You)


 青くさいと言われればそうかもしれないけど、こういう切ない経験は誰もが経験してるだろうし、文学詩にこういう詩は似合わないので、こういう事を語るのって流行歌の役割だと思うのです。妻がキュンキュンしてる気持ちが分かる気がしました(^^)。

 売り方がアイドルだっただけで、アーティストっぽい売り方したら、レベッカバービーボーイズみたいな売り方も出来た人たちだったのかも…って、そういう人たちとアイドルでは売れ方がけた違いというのは、日本の戦後ポップスの歴史が証明しちゃってるので、もしそうしていたらこれほどのメジャーグループにはなっていなかったんでしょうね。いずれにしても、アイドルと馬鹿にしてはもったいないほどにいいバンドでした!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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