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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『CREATION / スピニング・トー・ホールド』EP

CREATION_Spinning Toe Hold ブルース・クリエイションは、クリエイションになって終わった…そんな風に思った僕でしたが、この曲だけは別です。説明するまでもないですね、プロレスのザ・ファンクスの入場テーマ曲でした。全日本プロレスの選手のテーマ曲では、マスカラスの「スカイ・ハイ」やブッチャーのピンク・フロイドと並んで大好きな曲でした。全日は見なかったくせに、テーマ曲だけは好きだったんですよね~。

 70年代の日本人バンドがやる洗練されてないロック寄りなフュージョンってあったじゃないですか。高中さんみたいなやつです。ロックのような、少しファンクも混じってるような、でもジェフ・ベックも好きで、結果抜けきらないでこうなった、みたいな(^^;)。そのいなたい感じが逆に良かった!だって、洋楽だと「いなたいクロスオーバー」なんて聴けないじゃないですか。痛くない頭痛みたいなもので、相矛盾するようなもんですからね。

 個人的なツボは、ギターのリフのかっこよさと、1拍裏裏で入るハイハットのかっこよさ。執拗にリフを繰り返すのは、スピニング・トーホールドが何回も回るのを表現したものだと勝手に思ってましたが、これだけしつこくやられると病みつきになるんですよね(^^)。それにしても、テリー・ファンクのプロレスは芝居クサかったなあ。そうそう、ダイナマイト・キッドの自伝に、「テリー・ファンクの芝居は超一流。飛行機で、何も入ってない荷物を重そうに引きずる芝居をして、見かねたCAが「手伝いましょう」といってその鞄を力いっぱい引っ張ったもんだから、CAが吹っ飛んだんだよ、アハハ」なんて言ってました…あれ、何の話だっけ?


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『CREATION』

CREATION.jpg 1975年発表、ブルース・クリエイションからクリエイションに改名されてから初のアルバムです。クレジットを見るとプロデューサーに内田裕也さんの名が(^^)。当時の日本のロック・シーンではフィクサー的な大物だったんでしょうね。

 ヴォーカルは竹田和夫さん本人になっていました。全部英語詞なんですが、ブルース・クリエイションの伝統を引き継いで、すげえジャングリッシュ(^^;)。。日本語で歌えばいいのに。。

 音楽は、悪くはないんですが、型に嵌まって大人しいハードロックになっちゃってて、ブルース・クリエーションのデビュー作やライブ盤みたいな爆発力はもうありませんでした。クリームの曲のリフを遊びで使ってみたり、この次のアルバムのプロデューサーがマウンテンのフェリックス・パッパラルディだったりと、洋楽をそのままコピーして、それがカッコいいと思ってるバンドになっちゃったみたいで、僕にとってのブルース・クリエイションはこれで終わってしまいました(T-T)。でもそれは竹田さんだけじゃなくって、このへんから日本の文化全体がアメリカ万歳みたいになっていましたよね。歌謡曲も演歌や昭和歌謡から、洋楽丸パクリみたいになっていったし。こうして日本はアメリカの文化政策にまんまとハマって、心まで合衆国の衛星国家みたいになっちゃったのでした(^^;)アワレダネ。


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『ブルース・クリエイション / LIVE! 白熱のブルース・クリエイション』

BluesCreation_Live.jpg 1971年、第2回フォーク・ジャンボリーに出演した時のブルース・クリエイションのライブを収録した1枚です。後年になってリリースされたので、オリジナル・アルバムじゃないですが、僕がブルース・クリエーションで一番好きなレコードはブッチギリでこれです(^^)。黎明期の日本のロックは、竹田和夫さんに洪栄龍さんに外道の加納秀人さんと、メッチャクチャかっこいいギタリストが何人もいたんですよね。ショーバンドと化していく同時代のアメリカやイギリスのロックや、エフェクター頼りになった90年代以降の日本のロックより、ぜんぜんカッコいいと本気で思います。日本のロックを聴くなら黎明期だ!

 いや~ギターがカッコいい、カッコよすぎる!!竹田和夫さんのギター炸裂しまくり、むっちゃくちゃいいです!ヴォーカルは一応いますが、歌パートなんてほとんどなし、ほぼスリーピースのインストロック。トゥッティで決めるところは決め、即興で突っ走るところは突っ走ります。即興といってもダラダラとしたジャムなんかではなく、熱くまっすぐ突きぬける!プレイもカッコいいですが、野太いギターやベースの音もメッチャかっこいい。「悪魔と11人の子供達」もやってますが、スタジオ録音の40倍はカッコいいです(^^)。

 若い頃に聴いた時も良かったですが、いま聴いてもこんなに悶絶してしまうとは思いませんでした。もう、演奏が完全に自分の肉声と化しています。洋楽とか邦楽とかなんていうのは、スタイルに耳が行くと起きることであって、個人の演奏に耳を奪われると、個人の表現に思えるので、洋楽とか邦楽とか関係なくなるのかも。この時期のブルース・クリエイションは、スタイルとしてはブラックサバスとかクリームとか似たスタイルをあげようと思えばあげられるかもしれないけど、このライブ盤はそんな所にはまったく耳がいかず、ひたすら竹田さんを中心としたバンドの白熱のプレイに耳を奪われるばかり。これはURCが出した1枚ですが、このCDが出た時に、はっぴいえんどや友部正人や遠藤賢司に目もくれずにブルクリとDEWを押えた若い頃の自分を褒めてあげたい。黎明期の日本のロックの大名盤だと思います!!


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『ブルース・クリエイション / 悪魔と11人の子供達』

BluesCreation_Akumato11nin no kodomotachi 71年にブルース・クリエイションが発表したアルバムです。以前に紹介したデビュー作はメッチャかっこいい割にあんまり知られていませんが、こっちは日本のロックの名盤ガイドにはたいていセレクトされてる1枚。だみ声の迫力が凄いヴォーカルの布谷さんが抜けた事で、竹田和夫さんのギターが聴きどころになっていました。

 ギターがデビュー作とは段違い!ムッチャ弾きまくりな上にうまさもレベルアップ、カッコいい!音楽も変化していて、スリーコードでペンタトニック1発のブルースバンドだったブルクリが、リフを基調にしたロックやってる!おお~転調した…これはブラック・サバスっぽいな…これはグランドファンクっぽいぞ…というわけで、ブルースロックからブルース系ハードロックになってました。
 ところがヴォーカルがダメでした。。英語詞なんですが、ものっすごいカタカナ英語なんです。「えぶりでい」とか「ですてぃに~」みたいな。まともに英語を発音できないなら日本語でやれとあれほどいったのに(^^;)。。

 僕にとっては弾きまくりの竹田和夫さんのギターがすべての1枚。それ以外の部分は完全に洋楽の物まねで、日本音楽界がロックを学習していた時期では仕方ないのかな…と思いきや、以降の邦楽はさらに洋楽丸パクリになっていくんですよね。ここに戦後の日本文化を見る思いがするよお父さん。僕はこのアルバムを友人から借りて聴いたのですが、それ以降のクリエイションにあまり深入りしなかったのは、「洋楽の物真似なら洋楽聴いた方がいい」と思ったから…だったんでしょうね、きっと。


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『松崎しげる / TWIN BEST』

MatsuzakiShigeru_TWIN BEST 声を張って朗々と歌う戦後昭和歌謡の男性ヴォーカリスト、4人目は松崎しげるさんです…黒いな(顔が)。僕が松崎さんをはじめて知ったのは、子どもの頃に観たコメディタッチの刑事ものテレビ番組『噂の刑事トミーとマツ』でした。小学2年生でしたが、クラスの友達と「あれ、面白いよね」な~んて話していたのが昨日のことのよう。普段は弱々しいけど、いざとなると豹変して強くなるトミー(国広富之)の真似をしてゲラゲラ笑ってました…懐かしくて涙が出るよ。国広さん、なんであんなことに…。
 そんな楽しいドラマを見てひと通り笑ったあと、エンディング・テーマとして流れていたちょっとシリアスな曲「マイ・ラブ」に感激してました。中古盤でこのCDを見かけたときは、「あの曲入ってるかな?」と探すと…おお~入ってた!というわけで即買いでした(^^)。

 先にダメな点を書くと…このCD、マスターテープが安定しなくてピッチがふらつくところがけっこうありました(覚えている所では「おもいで」「ガール・ガール・ガール」「愛の静けさ」)。これはいかんでしょ(= =*)。

 音楽は歌謡曲で(たまにフォークや演歌調、そして何故かディスコっぽい曲もあり)、バラード調で朗々と愛を歌い上げる曲が多いので、バニー・マニロウやフランク・シナトラあたりを意識してるのかな、と思ったり。
 曲はすべて長調か短調の典型的な昭和歌謡なので、転調などの作曲面での仕掛けや工夫をさがして聴いている自分がいました。そういう視点で言うと、39曲入っている中で工夫があったのは5曲。C.Jenkins-C.Barrtt「想い出の砂浜」、レノン-マッカートニー「This Boy」、三浦徳子・林哲司「雨の微笑」(出だしの詞「少しやせたよね、はじめての頃より」の詞にもシビれました)、S.Gibb-B.Fassman「愛を信じて」、そして山上路夫・都倉俊一「マイ・ラブ」。松崎しげるさんって、なんとなくおじさんやおばちゃん趣味なダサい感じがするじゃないですか。たしかにそうなんですが、それでもこのへんの曲はいいと思いました。

 70~80年代の歌謡曲って、リアルタイムで聴いていた頃は感じなかったけど、時がたってから聴くと、色々と時代の色を感じられていいですね。数年前に紅白歌合戦を見た時、今の人の作曲とレベルが昔より段違いに良くて感心したんですが、でも技巧のための技巧とも感じたんですよね。同時に、詩はえらくガキくさくなったな…みたいな。それって音楽をやる人は音楽だけしかしない状況になって、音楽自体のクオリティは上がったけど専門馬鹿になった、みたいなところなのかも。80年代の歌謡曲は、クオリティは今より低いけど技巧が情緒を生み出すために使われていて、どっちがいいというものでもないけど、そこに時代の差を感じました。そして、「マイ・ラブ」と「雨の微笑」はやっぱりいいなあ(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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