『Johnny Winter / second winter』

Johnny Winter second winter デビューアルバムと同じ1969年に発表、ジョニー・ウインターのセカンドアルバムです。ファーストがブルースどっぷりだったのに比べると、こっちはロック寄りで、内容も曲よりもジョニー・ウインターのエレキギターのアドリブを大フィーチャーしたものになりました。1曲目も2曲目も3曲目もギター弾きまくり(^^;)。リトル・リチャードの「slippin' and slidin'」とかチャック・ベリーの「Johnny B.Goode」のロックンロールナンバーもやってます。ただ・・・

 マイナーペンタトニックがほとんど。これとリフを組み合わせ、単旋律で弾きまくるんですが、さすがにみんな同じスケールだと、飽きが来るのがはやかった(>_<)。ファーストで「ギターの演奏がメッチャかっこいい、すごい!」って僕が思ったのは、弾きまくってるかどうかとか、そういうところじゃなかったんだな(T-T)。。ジャズだとサックスやトランペットのソロがそれこそ単旋律ですが、5音音階一発なんて事は絶対やりません。むしろ、弾けば弾くほど同じ色に塗りつぶされていくだけというか・・・。で、次の曲になっても旋法が変わらないので、ずっと同じカラーの音を聴かせられる感触。それは、弾きまくるもんだからリズムにも同じようなことが起きちゃってて、やっぱり指が速く動くとか弾きまくるとかだけを売りにしても、面白くないものになっちゃうんだな~、と実感。ジョニー・ウインターは、メッチャクチャ好きなアルバムが何枚もある一方で、ロック系の音楽をやると一本調子になって、ちょっとね・・・。

 あ、でも、とにかく弾きまくりで圧倒されるので(1曲だけハモンドとブラスを加えたジャズっぽい曲が入ってるんですが、それも弾きまくり^^;)、ブルースロックの弾きまくりギターが好きな人には最高のアルバムじゃないかと。ファンも多い1枚みたい。あ、あと、個人的にはジャケットがとにかくカッコよくって好き(^^)。


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『Johnny Winter』

Johnny Winter 1st 1969年、ジョニー・ウインターのデビュー作です。バンドブルースです。ギターはメッチャクチャ上手いし、ヴォーカルはシャウトしまくりでメッチャクチャカッコいい!!僕が聴いたジョニー・ウインターのアルバムの中では、ひとつ前に紹介したアルバム『Nothing but the blues』と甲乙つけがたい大名盤です!!
 リフを基調とした若干ロック寄りのメッチャかっこいい1曲目「I'm yours and I'm hers」、ソロギター弾きまくりの2曲目「Be careful with a fool」、思いっきりアコースティックのスライドギター弾き語りの超名演の3曲目「DALLAS」、ゲストのウォルター・ホートンのブルースハープがカッコよすぎる4曲目などなど、ひと口にブルースといっても、バラエティに富んでます。そしてうまい、やさぐれてる、かっこいい、迫力がスゴイ!!白人が演奏したホワイトブルースって、どこかで2番煎じ的な扱いを受けたり、80年以降はハードロック的な視点で「ブルース系はワンパターン」みたいに軽くみられる事がありますが、これだけカッコいい音楽を聴かずに軽く見るのはもったいないっすよ(^^;)。僕的には、ジョニー・ウインターのブルースって、ブルースのちょっとレイドバックした所が全然なくって、もう攻めまくり弾きまくり叫びまくりのカッコいい音楽になるので、アコースティックでもエレクトリックでも、クラプトンよりも評価が上。それどころか、ブルースの王様B.B.キングよりも好きだったりします(^^)。間違いなくブルースロックの大名盤!!メッチャかっこいいので、聴いてない人には一度は聴いて欲しいなあ。

『Johnny Winter / Nothin' But The Blues』

Johnny Winter - Nothin But The Blues これもジェームス・コットンが参加したアルバム。ホワイト・ブルースなんていわれる白人のブルースの最高峰ジョニー・ウインターのアルバムです!もう、ジョニー・ウインターの不良っぽいパワーあふれるブルースを聴いちゃったら、イギリス系のバンドブルースがぬるく感じて仕方なくなっちゃうんじゃないかと(^^)。。ロックよりもロックっぽいと思っちゃいます!!ジョニー・ウインターは、ロックの人がブルースに入りたい時は、絶対のおススメ!すっっっっっっごいカッコいいです!2枚おススメがあるんですが、これはその1枚。

 ジェイムズ・コットン参加なんて書きましたが、実際はコットンさんだけじゃなくってマディ・ウォーターズのバンドメンバーがフル参加という感じなのかな?マディ・ウォーターズ本人も歌っちゃってる曲がありますし。ジョニー・ウインターは、僕的には気をつけなくちゃいけない所がありまして、ロックバンドっぽい事をやってるアルバムは大体つまらない(^^;)。でも、ジョニー・ウインターがブルースをやったアルバムはヤバいぐらいに良いものが多いです。ギターは超絶にうまいし、ヴォーカルはダミ声なのにスパーンと抜けてスゴイ。暗くドロドロと内にこもるブルースじゃなくって、悪そうで外に吐き出すエネルギーあふれるブルースになるんですよね、これが不良っぽいカッコよさ満載!!2曲目のドブロギターのスライドなんて超カッコいいけど、これが出来る人がどれぐらいいるだろうか・・・痺れます。。ウインターさんのものすごい声のヴォーカルとカッコよすぎるギターを中心にバンド全体がカッコいい、ホワイトブルースの大名盤だと思います(^^)。。あ、コットンさんのブルースハープもすっごいカッコいいですが、バンマスに気を遣って控え目かな(^^)?


『The James Cotton Band / Live & On The Move』

The James Cotton Band - Live On The Move ジェームズ・コットンのリーダーアルバムで僕が最初に聴いたのはこのアルバム。大学だったんじゃないかな、ブルースハープを吹いている友人がいまして、彼が「ジェームズ・コットンとリトル・ウォルターがおすすめ」といって、貸してくれました。さすがリーダーバンドというわけで、ジェイムズ・コットン吹きまくってます(^^)。ただ、音楽とバンドがですね…ソウルというかファンクというかロックというか、エレクトリックバンドで、ベースもエレキでブイブイいってるし、エレピまで入ってるし、サックスソロまで入ったりして。1976年のアメリカの黒人音楽という事もあるんでしょうが、ショーやエンターテインメント全開、しかも作り込みが甘くてバックバンドは「バイトでやってるだけ」という匂いプンプン(^^;)。こういうやっつけ仕事感って、この超チープなジャケットからも伝わりますよね。このあと、マディ・ウォーターズのバンドに参加していた頃のコットンさんのプレイを聴かなかったら、僕はきっとジェイムズ・コットンを好きにならないままだったんだろうな…。
 でも、ブルースハープのテクニックはさすがにホンモノで、マディ・ウォーターズのバンドに参加していたときはバンドやバンマスを立てて控え目に吹いていたのが、このアルバムでは自分の技術の限界まで出し切っているかのような熱いハープが聴けます!1曲目のイントロのハープソロとか、マディ・ウォーターズ・バンドでもやっていた18番「Got My Mojo Workin'」でのうねりまくるハーモニカとかは一聴の価値あり!もし自分がハーモニカ奏者だったら、ブルースハープのテクニックの教科書にしたくなるような演奏でした(^^)。


『Little Richard / vol.2』

Little Richard vol2 ロックンロール最高のヴォーカリスト、リトル・リチャードのLP第2集です。有名ぐあいでいったら1枚目の『Here's Little Richard』の方が有名だと思うんですが、内容はこの『vol.2』も負けてません。というか、まったく同じ事をやってるので、比較しようがないっす(^^)。収録曲も、こちらには「Keep A Knockin'」、「Good Golly, Miss Molly」、「Baby Face」、そしてとんでもなく素晴らしいシャウトが聴ける大名曲「Lucille」も入ってる!どっちかだけだけなんて無理だわ、聴くならどっちも聴かないと(^^;)。。

 とにかく、バラード調の曲まで大熱唱するのでバラードに聴こえません。「Baby Face」なんて、プラターズがやったらめっちゃいいバラードに仕上がりそうですが、リトル・リチャードがやると超ヒップ(^^)。そして、色んな曲調の曲を揃えてアルバムの構成を考えるなんて事もしてないみたいでひたすらロックンロールに疾走するので、聴いていてテンションあがりっぱなし。元気を出したい時にこれほどいいアルバムもないっす。あまりに狂った熱唱なので、プレスリーやエディ・コクランみたいに「カッコいいなあ」なんていう段階は通り過ぎて「あぶねえなあ」と思うほどっす(^^;)。リトル・リチャード、いいですねえ。アメリカの50年代を象徴する音楽であるロックンロールのなかでも、飛び抜けてすごい存在だったんじゃないかと思います。


プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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