『Little Richard / Here's Little Richard』

Little Richard heres やばいっす、ロックンロール聴き始めたら止まらない、めっちゃいい、聴いてるだけで元気でる(^^)。。さて、黒人のロックンロールで僕が一番好きなのは、このリトル・リチャード。最初にこのシャウトを聴いた時は本気でぶっ飛びました!!凄かったあああ。。久々に聴いた今でも、やっぱり燃える、レコード聴きながら部屋でシャウトしまくっている僕をネコが変な目で見てるし(^^;)。いや~、リトル・リチャードを聴いたことがない人は、絶対に一度は聴くべきっすよ。

 ロックンロールの大名盤のほまれ高いこのレコードですが、なんといってもアルバム1曲目「トゥッティ・フルッティ」でしょう!ものすごいヴォーカル過ぎて、しかも歌が上手すぎて、笑ってしまいます。理性なんて吹っ飛んでるんじゃないでしょうか、アメリカのロックのブチ切れ具合というのは、もうロックンロールのころには既にあったんだなあ。そして、「whooo」とか「Ahhhhh」みたいなシャウトのカッコよさったらないっす!50年代ロックンロールの名ヴォーカリスト具合でいったら、プレスリーですらこの人にはかなわないんじゃないでしょうか。。あと、このレコードはロックンロールの名曲がめじろ押しというのもポイント高いです。「Slippin and Slidin」、「Long Tall Sally」、「Jenny Jenny」、「Rip It Up」などの大名曲が、このアルバムに入ってます。

 歌がうまくって、しかもものすごいシャウトを聴かせるヴォーカリストとして、ロックンロールどころかロック全体を含めても3本指に入る人なんじゃないかと。理性の吹っ飛んだブチ切れ具合まで入れたらナンバーワンかも。僕にとってのロック・シャウターは、僕はウィルソン・ピケットに出会うまではリトル・リチャードがずっとナンバーワンでした。いや、ウイルソン・ピケットと比べても、リトル・リチャードの方が好きかも(^^)。そうそう、リトル・リチャードはこのレコードと「Little Richard vol.2」という2枚さえ買えば、大体いい曲が全部そろうんですが、今はこの2枚と、ここに入ってないいい曲を全部まとめたCDが出てるみたい。いい時代になったなあ。


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『Bo Diddley』

BoDiddley.jpg チャック・ベリーと同じチェス・レコードからデビューしたもうひとりの黒人ロックンローラーを。ボ・ディドリーです。今書かないと、死ぬまで書かなそうだしね( ̄ー ̄)。

 ジャケット写真にもあらわれてますが、ダンスパーティーなんかで演奏する、いかにも50年代アメリカのショーバンドという感じ。58年発表のボ・ディドリーのこのデビューアルバム、1/3はたしかにそういうロックンロールやフィフティーズを演奏するショーバンドっぽいんですが、もう1/3は思いっきりバンドブルースです。「I'm a man」なんて思いっきりマディ・ウォーターズだし、「Bring it to Jerome」のブルースハープなんて強烈にホンモノのブルース。ところで、何曲かでブルースハーモニカを吹いているBilly Boy Arnold って誰?知らないんですが、思いっきりシカゴ・ブルースっぽいブルースハープで、メッチャかっこいい。。さて、残る1/3が何かというと…「ボ・ディドリー・ビート」とか「ジャングル・ビート」といわれてるリズムを使った曲。口で説明しにくいんですが、「ジャングル黒べえ」のドンドコした太鼓のリズムとか、ディズニーランドのジャングルクルーズで聴かれるあのアフリカっぽい太鼓のリズムとか言えば伝わるかな…。あのリズムが、ボ・ディドリーの代名詞かも。
 それで、この人の音楽は、バンドブルース以外の音楽は、チャック・ベリーみたいな疾走感があるわけでも、プレスリーみたいなカッコ良さがあるわけでもなく、ねちっこくひたすら同じ事をくりかえす感じ。曲も、チャック・ベリーだと短いロックンロールの間にギターソロがあってピアノソロがあってセカンドコーラスではヴォーカルオブリがかぶって・・・みたいなドラマを作るんだけど、この人の場合はそういう事はあんまり考えてないみたいで、同じ事をくりかえします。これがやみつきになるか、単純と感じるかで評価が分かれるかも知れません。でも、このアルバムに入ってる「Diddy wah Diddy」はキャプテン・ビーフハートのカッコよすぎるカバーを生みましたし、「Who do you love」はクイックシルヴァー・メッセンジャーズ・サービスのこれまた強烈にサイケデリックな名カバーを生んだので、後のロックに与えた影響もおおきかったアルバムなのかも。


『Chuck Berry / from the beginning 1955~1960』

chuck berry from the beginning 1955-1960 チャック・ベリーのセルフ・カバー・アルバム『Johnny B.Goode』にしびれた中学生のころの僕は、中古盤屋に出ていたこのボックスに飛びつきました。チェス時代のチャック・ベリーのベスト盤LP3枚組、日本語のぶ厚い解説もついてました。そして、同じくベスト盤だと思っていたLP『Johnny B.Goode』を売ってしまうという大失態を犯す事に。。
 さて、『Johnny B.Goode』を売ってしばらくしてから聴いたこのボックス、「あ、あれ?エレピが入ってないし演奏もちょっと違うみたいだぞ・・・というか、演奏が微妙じゃねえ?1曲目のメイベリーンからして、1小節目でいきなり間違っちゃってるんですけど・・・」みたいな。以降何回か聴いたんですが、あのセルフカバーアルバムが刷り込まれちゃったもんでシックリこない(;_;)。でもボックス自体は装丁もライナーもすごく良く出来ていたし、チャック・ベリーのレコードもひとつぐらいは持っていたかったので、聴きはしないけど、ただ持っているだけという変な位置づけのものとなってしまったのでした(^^;)。
 そして今回、何十年ぶりで針を落としたんですが・・・いやあ、メッチャいいじゃないっすか!演奏も下手なんて事は全然なし、むしろバッキングもソロも同時に弾きこなすテクニックはすごいです。ジミー・ペイジっぽいっていうんですかね?ギターはあんまり詳しくないですが、こういう複雑な演奏するとミスタッチが多くなるのは仕方がないのかも。そんな小さな傷より縦横無尽の演奏とノリの良いロックンロールの気持ち良さが圧倒的に勝っちゃう(^^)。考えてみれば、エレピ入りのバック・イン・ザ・USAをチャック・ベリーだと思っている人の方が珍しいはずで、傷があろうがヘタだろうがすごい勢いでバンドブルースを演奏しちゃうのがロックンロールというもんですよね。チャック・ベリーといえばチェスに残したEPや最初の5~6枚のLPの演奏なんでしょうし、やっぱりこのチェス録音こそがロックンロールのオリジナル。そうそう、キンクスのメッチャかっこいいプレイが印象に残ってる「Beautiful Delilah」までチャックベリーの曲だったという再発見まであったりして、聴いていて楽しいひと時でした。

 チャック・ベリーがいなければ、その後のロックの歴史なんてなかったかも知れません。ロックがなかったとしたら、なんと無味乾燥な少年~青年期だっただろうかと思います。ロックやロックンロールが自分の青春時代と直結している人って、世界中に無数にいると思うんですよね。チャック・ベリーさん、いい音楽をありがとう!どうぞ安らかに。


『Chuck Berry / Johnny B.Goode Chuck Berry's golden hits』

CHUCK_BERRY_JOHNNYBgoode.jpg 矢沢永吉やジョニー大倉が在籍した日本のロックンロールバンド「キャロル」を聴く事は、中学生ぐらいの頃の僕の仲間うちではとってもカッコ悪い事でした。洋楽を聴くのがカッコいい事であって、邦楽はダサいという空気感、ましてやジョニー大倉や矢沢永吉なんて音楽じゃなくてヤンキーなファッションじゃん…みたいなかんじ。ところが、ふとしたきっかけで聴いたキャロルの演奏は、とんでもなくカッコ良かった!「スローダウン」をやればビートルズより全然カッコいいし、ジョニー・B・グッドなんてカッコよすぎてしびれまくったのです。ところが、ロックといえばまずはハードロックやメタルという世代だった僕にとって、ロックはさかのぼってもせいぜいビートルズどまり、ましてロックンロールなんて未知の世界もいいところ。でも、ロックにしびれて何でも聴いてみたい年頃だった僕にとって、ロックンロールの創始者チャック・ベリーの音楽を避けて通る理由なんてありませんでした。そんなわけで、近所のレコード屋でこのチャック・ベリーのLPを見つけた時は、即買いでした。なんといってもジョニーBグッドが入ってたし、代表曲もほとんど入っていたんで、ベスト盤だと思ってたんですよ。ここがちょっとミソでして・・・

 いや~、80年代当時でもやっぱり古臭く感じる音楽だったし、キャロルと比べてもヘタクソでしたが、キャロルとはぜんぜん違う意味でのカッコよさがありました!何回も聴いて、聴くたびにだんだんハマっていきました!1曲が短いのでアルバム1枚聴いてもあっという間に終わっちゃうというのもあったと思うんですが(^^;)、もう古いだなんだなんて、音楽には何の関係もないな、みたいな感じ。とくに、エレピが入ってて、これがいい!!「ああ、これがカッコ良さのスパイスなんだな」なんて思ったんです。今でも覚えてるのは「Club Nitty Gritty」という曲が、エレピの演奏を含めて異常にカッコよかった!!でも、エレピときいて「ん?」って思った人もいるんじゃないかと思いますが・・・そう、後にレコードコレクターズの記事で知ったんですが、このアルバム、チャック・ベリー全盛期のチェス・レーベル時代のベスト盤じゃなくって、チャック・ベリー自身のセルフ・カバーの新録だったんです。僕はこの事にまったく気づいてなくて、後にチャック・ベリーのボックスを買った時に、このLPを売っちゃったんです(=_=)。せめて聴いてから売れよ、俺…。そして、しばらくたってからボックスを聴いた時には、「あれ?エレピが入ってないぞ?俺が知ってるあのカッコいい30デイズはこれじゃない!」となったわけですが、もうあとの祭り。他の曲も、大体はこっちのアルバムのバージョンの方がカッコ良かった。けっきょく、このアルバムは今も取り返せてません。というわけで、邪道といわれるかもしれませんが、僕にとってのチャック・ベリーのベストは今もこれなのでした。中古屋で安く見かける事があれば、今でも買い戻したい1枚、出来ればこのジャケットのものが欲しい・・・。

『woodstock two』

Woodstock2.jpg ウッドストックのサントラの大ヒットで味をしめたレコード会社が、1作目に未収録だった曲を集めて作った第2集!若い頃の僕はこれを買おうか迷ったんですが(スライが入ってたら躊躇なく買ってた?)、ジミヘン大量収録とマウンテン収録で決心してゲット!1枚目に入ってないアーティストは、マウンテンのほかにメラニーもかな?

まずジミ・ヘンドリックス。ハードロックやブルースロックというより、ワウをきかせまくってカッティングしまくりのファンクに近い事をやっていて、この独特のギターが妙にカッコよいです。ハードロック的にズバーンと来るんじゃなくって、グニャグニャしながらリズムがじわじわ癖になるというか・・・あたりまえですけどメッチャ上手いですね、なんで歌いながらあんなギター弾けるんだろう。。

ジェファーソン・エアープレイン。1枚目にも入ってたバンドで、僕はこのバンドで強烈に好きなアルバムがあるんですが、ウッドストックのパフォーマンスはイマイチかな(^^;)。でも、1枚目よりもこっちの方がいいです。ドラッグでラリってる人が作った躁状態のどこか地に足のつかない音楽といわれると、妙に納得してしまう。。曲はすごく凝ってて好きなんですけど、演奏がガタガタ、また女性ヴォーカルの方の(男女ツインヴォーカルのバンドです)グレース・スリックが音痴過ぎ、あとギターのヴィブラートが細かすぎて耳ざわりでどうもね…。でも、ヒッピー文化の集大成みたいなところがあったウッドストックのイメージに一番近いのって、実はこのバンドなのかも。

バタフィールド・ブルースバンド、ブルースハープの演奏が強烈!これはいいっす!ホワイトブルースのハープフューチャーのバンドでは、僕はJ・ガイルズよりもバタフィールドの方が上に思っちゃうなあ。途中からギターが弾きまくってますが、このギターって誰なんだろう。ただのブルースジャムと言われればそれまでかも知れないけど、イントロのハープを聴けるだけで僕は満足っす。

ジョン・バエズ、バンドミュージックが続いた後に、綺麗なアルペジオのアコースティックギター弾き語りが来ると落ち着きます(^^)。これはドラッグ文化というのとは真逆で、アメリカの田舎暮らしのマジョリティーの感性というのは、むしろこういう音楽に近い気もします詞の内容もけっこうまともで、かなり大きな拍手を受けてます(^^)。

クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング。モダン化したカントリーという感じで、1集でも2集でもけっこう大きく取り上げられてるんですが、CSN&Yはいつも飛ばしちゃう(&p゚ω゚*)。でも、こちらに入ってる「Guinnevere」という曲だけは恐ろしく良い!静かで暗くて、でもコーラスがゾッとするぐらい綺麗。この曲だけは素晴らしすぎて聴き入ってしまいます。。

マウンテン、なによりヴォーカルが強烈!!1集2集を合わせて唯一のハードロック、どこかで聞いた話だと、ウッドストックで一番盛り上がったステージはマウンテンだったなんていう話も。このCDを聴いて思ったんですが、マウンテンってハードロックの中ではけっこうブルース臭かったりカントリー臭かったりする所がありますよね。ウッドストックを聴いてると、アメリカではカントリーやフォークが根強く聴かれてるみたいだし、しかもけっこう保守層の多い国でもあるので、当時でディープパープルみたいにクラシックっぽい感じのハードロックをやると「これはアメリカの音楽じゃない」となっちゃうのかも知れませんね。どっかにブルースやカントリーが入ってないと、みたいな。日本と違って自分の国のアイデンティティとかを大事にしそうですし、このアルバムを聴いてなんとなくマウンテンの見方が変わりました。

ほかにはキャンド・ヒートなんかも入ってます。ジミヘンは後にウッドストックの演奏フル収録のビデオが出たし、オムニバス的なアルバムでもあるので、今となってはなかなか聴く切っ掛けのないアルバムかも知れませんけど、僕はけっこう好きなアルバムです(^^)。


プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中… 楽器屋で演奏してみたら、木製鍵盤で、タッチがけっこう本物のピアノに近かった!うちにあるアップライトがけっこうヤバいので、フルメンテして貰うか、こういうので間に合わせようか大いに悩み中。
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