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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『The Electric Prunes』

Electric Prunes エレクトリック・プルーンズでいちばん有名な曲は「I Had Too Much To Dream」(今夜は眠れない)じゃないかと思うんですが、これはそれが入ってる1967年発表のデビューアルバムです!

 おお~色んなアメリカが聞こえてくる、これはいい!アメリカのカントリーミュージックやフィフティーズを通過して、67年当時のガレージロックやサイケにいったんだな、みたいな。無理やりレクイエムをやった『Mass in F minor』とかなり違いますが、きっとこれが等身大のエレクトリック・プルーンズに近いんでしょうね。「かなりガレージじゃん!」と気に入ったのを覚えてます。フィフティーズのバラードをさらに幻想的にしたような「Onie」とか、ガレージパンクの攻撃性を感じる「Are You Lovin' Me More, But Enjoin' It Less」とか、メッチャいいです!なるほどこういうのをやるなら、イギリスのビートバンドより、アメリカの方が元祖ですもんね(^^)。

 60年代前半のイギリスのビートルズストーンズとか、60年代中後半のアメリカのサイケ・バンドって、アマチュアの学生バンドっぽいものが多いじゃないですか。エレクトリック・プルーンズもその域を出るものじゃないんですが、でもどこかに不良性があってそこが好き(^^)。この時代のアメリカのバンドにしてはヴォーカルが良いのも特徴で、ヴォーカルはジェファーソン・エアプレインやアイアン・バタフライやステッペンウルフより上を行ってると思います(^^)。大名盤じゃないかも知れないけど、60年代のアメリカン・サイケ・バンドのアルバムの中でもかなり気に入ってる1枚です。


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『The Electric Prunes / Mass in F minor』

Electric Prunes_Mass in F minor 1968年にロサンジェルスのサイケデリック・ロック・バンドのエレクトリック・プルーンズが発表したアルバムです。エレクトリック・プルーンズと言えば映画『イージー・ライダー』の中で1曲流れていた…気がするんですが、実はよく覚えてない(^^;)。というわけで、名前は覚えていたけど印象がイマイチ、さらにレコードなんて見たこともなかったもんで、1968年発表のこのレコードを中古盤屋で見つけた時には逆に「おおっ!」と宝物を見つけたようなプレミア感があったのでした。日本でこのLPを持っている人は多くないんじゃないかなあ(^^)。

 全6曲で、キリエ・エレッソン、グロリア、クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ…おいおい、レクイエムじゃないか!というわけで、レクイエムの通常文をサイケ・ロックでやるというコンセプトのアルバムなのでした。このアルバムの音楽が良いかどうかはさておき、サイケって同じもののワンパターンじゃない発想が素晴らしい(^^)。いつからロックは全員右へ倣えみたいな音楽になっちゃったんでしょうね、60年代後半のロックは本当に素晴らしいよ。。

 とはいえ、この音楽が面白いかというと…微妙でした(^^;)。レクイエムをロックでやるという発想だけがあって、それをきちんと煮詰めるでも作り込むでもなく、ただやっただけなんですもの。こういう稚拙さがまたアメリカでありロックなんですよねえ。。


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『The Beacon Street Union / The Eyes of the Beacon Street Union』

Beacon Street Union_Eyes of the Beacon Street Union ファイヤー・エスケープ同様、これもサイケ・ブームに乗ってレコード会社側が作ったバンドらしいです、ビーコン・ストリート・ユニオン!僕が持ってる輸入盤LPには録音年が書かれてないんですが、たぶん1968年前後に録音されたみたいです。

 お~なかなかいい!サイケと言っても色々ありますが、これはダークで幻想的なサイケ寄り。僕が好きなタイプです(^^)。オルガンの使い方やリズムの作り方に、初期ピンク・フロイドドアーズを感じる所がありましたが、そこまでディープに感じないのは、演奏があっさりしてるからか、それともバラエティに富んでるからなのかな?このアルバムを売らずに残しておいた昔の僕の気持ちが何となく分かる気がしました、サイケのベスト10には入らないかも知れないけど、ベスト30には入る、みたいな。

 学生の頃にサイケに魅かれたのは、他のロックやポップスに比べて独創性を感じたからでした。ロックやポップスを聞き始めてしばらくすると、みんなアメリカン・ソングフォームでABCとかAABAとかの3コーラスで、ドラムはシャッフルか8ビートか16ビートかしかなかったから、何を聴いても同じと感じてしまって、すぐに飽きたんです。そういうのに比べるとサイケやプログレは当たるにせよ外すにせよ音楽的に面白い所がどこかにあったんですよね。なかでも、サウンドが妖しいとか幻想的とか、そっち方面の物は特に好きでした。
 ビーコン・ストリート・ユニオンはそういうサイケっぽさを感じさせつつ、サイケバンドにしてはなかなかうまい!印象に残る曲が少なかったり、ヴォーカルが素人っぽかったり、弱点がないわけじゃないけど、なかなか楽しいアルバムでした(^^)。サイケ好きな方は、聞き逃すのはもったいない1枚じゃないかと。僕が持ってるのはLPですが、LPのアートワークもけっこう好きです。


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『The Fire Escape / Psychotic reaction』

The Fire Escape Psychotic reaction SONICSBLUE CHEERFARM などなど、サイケでハードでパンクなガレージ・ロックが大好きな僕なので、そっち方面で有名なこのアルバムも当然好きです。これはファイヤー・エスケープという謎のバンドが1967年に発表した唯一のアルバム。電子ピアノ入りのビートバンドで、音はビートルズやストーンズなどのブリティッシュ・ビート系。まだエレキギターやベースやアンプが完成していない時代なので音はショボイですが、演奏がうまい!ライナーによると、スタジオ・ミュージシャンたちが作った企画もののアルバムで、曲はこっち方面の有名曲のカバーなんだそうで。

 なんといっても、途中でリズムが変わり、どんどんアッチェルしていく1曲目「Psychotic reaction」が最高!この曲を聴くためにあるアルバムと言ってもいいぐらい(^^)。あと、ゴーゴークラブ系な音楽では「Trip maker」「Pictures and designs」「Fortune teller」は普通にカッコいいです。サイケ具合でいえば、ドラムが心臓音のようなビートを刻みながら無調でジャムする「Blood beat」はいかにもという感じ。

 ただ、スタジオミュージシャンだからか、無難にそれっぽくまとめた感じがあって、突き抜ける感じがないのが残念な所でしょうか。あと、アルバムが30分ぐらいで終わっちゃうんですが、この時代のアルバムはやっぱり短いなあ、と(^^)。


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『Jimi Hendrix / Hendrix in the West』

Jimi Hendrix Hendrix in the West ある時まで、ジミヘンのライブ盤の極めつけとまで言われた名盤です!ただこのレコード、色んなライブから曲を集めているからか、のちにジミヘンのライブがコンサートごとに編集して出されるようになってから見かけなくなってしまった。。でも、僕にとってのジミヘンのライブは、ワイタ島モンタレー・ポップも好きだったけどこっちの方がさらに上、愛聴していました(^^)。

 どのライブからの音源なのかは最後にまとめて書くとして、このアルバムの編集方針の抜群に優れている所をいくつか。
 まず、ジミヘンのギターの素晴らしいところを堪能できるよう、アプローチの違う曲を収録していること。アルバム冒頭「Johnny B.Goode」は、伝説のモンタレー・ポップでの「Killing Floor」と同系統のアプローチで、あのキレッキレの津軽三味線みたいなメロディ&バスの同時演奏を聴く事が来ます。これが熱い、メッチャすげえ!!僕的には、ジョニー・B・グッドの名演は、1位がキャロルのラスト・ライブ、2位がこのジミヘン、3位がチャック・ベリーのマーキュリー再録、4位がバック・トゥ・ザ・フューチャーです(^^)。
 「Blue Suede Shoes」はアレンジが冴えてましたが、これはジミヘンコードなんて呼ばれる♭9thの演奏の見本例。60年代のロックでテンションに踏み込んだのはフランク・ザッパキング・クリムゾンなど少数だったと思いますが、ここでビートルズストーンズの時代が終わった、という事だったんじゃないかと。
 「Little Wing」は、戦前ブルースというか19世紀のクラシック・ギターというか、ああいうギターのコンビネーション作曲が聴けます。
 「Voodoo Chile」と「Lover Man」は、もう言うまでもないですね(^^)。というわけで、色んなギターアプローチの曲が散らしてあるのがすごくよかったです!

 ふたつめに、音がムチャクチャいい!!ジミヘンのライブ録音って、モービルが入ったものはたぶん10公演ぐらいしかないと思うんですが、それらの公演から選ばれてるのでさすがに録音がいいです。スタジオ録音より音がいいと言っても過言ではないほど。そしてミックスも素晴らしいです。のちに大量にリリースされることになったジミヘンのライブ発掘音源って、音が悪いものがけっこうあったんです。比較しやすいのは、このアルバムと同じ音源が入っている70年8月31日のワイタ島のライブなんですが、このレコードは音がめっちゃくちゃいいし迫力もあります。でも、『Live Isle of Wight 70』は…これ以上はちょっと書けないな(^^;)。というわけで、『イン・ザ・ウエスト』は録音とミックスが素晴らしいです!

 最後に、「曲」としてまとまりのいいパフォーマンスに絞っているようで、これでジミヘンのライブを聴いていると僕がどうしても陥ってしまう「飽き」が来なかった事!ジミヘンのライブって、後年になればなるほど長いインプロヴィゼーションが挟まる事が多くて、これが苦手だったんですよね。それでも「Machine Gun」みたいに、どんどん盛り上がっていくとか、構成がしっかりしてれば燃えるんですが、ただペンタトニックを弾きまくってるだけだとマジで飽きる…。ジミヘンの音楽が退屈に感じるとしたら、大きな転調をしない事と、ペンタトニック一辺倒になりがちなところだと思うんですよね。でも、このライブ盤は曲をコンパクトにまとめた演奏だけを拾ってるようで、だれずに良かったです(^^)。

 色んなライブから拾った音源なので、いつもこのアルバムは整理して各ライブのCDを買い直そうと思ったりするんですが、いつも聴くと「これはジミヘンのライブの最高峰じゃなかろうか?!なんでこれを手放す必要があるんだ?」みたいに思えて、ずっと持っているのでした。とか言って、同じことをウインターランドを聴いてもフィルモアのジプシーズを聴いても思うんですけどね(^^)。思えば、このレコードを買ったのは中学生の時。もう35年以上も聴いてきていまだに好きなんですから、素晴らしいレコードに違いないと思います。

 そうそう、ダブりを避けたい人のために、このレコードのレコーディング日を記載しておきます。僕がこのアルバムを手放すためには、70.5.30のバークレーの「Johnny B.Goode」と「Blue Suede Shoes」、69.2.24のロイヤル・アルバート・ホールの「Little Wing」をゲットしない事には手放せないぞ…。

1969年2月24日Royal Albert Hall
 ・Little Wing
 ・Voodoo Child (Slight Return)

1969年5月24日San Diego Sports Arena
 ・Red House *『Stages』disc3とダブり

1970年5月30日Berkeley Community Theatre
 ・Johnny B.Goode (1st show)
 ・Lover Man (2nd show)
 ・Blue Suede Shoes (Afternoon Reharsal)

1970年8月31日the Isle of Wight Festival
 ・The Queen *『Live Isle of Wight 70』とダブり
 ・Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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