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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『The Jazz Crusaders / At The Lighthouse』

Jazz Crusaders_At The Lighthouse デビュー作セカンド・アルバムを聴いて、クルセイダーズ時代はともかくジャズ・クルセイダーズ時代は素晴らしいなあ…な~んて思うようになった僕が、このライブ・アルバムに手を出したのも当然でした。ただ、ジャズ・クルセイダーズはアルバムジャケットのデザインが購買意欲を掻き立てられません(^^;)。編成は例によって2管クインテット。

 これは2枚のスタジオ録音よりもセッションっぽいかな?こうなると初期のジャズ・メッセンジャーズ的というか、かなりオーソドックスなハードバップに感じました。ちょっとだけ新主流派っぽいモーダルな所もあったけど、テーマを演奏したらあとはソロ回しなので、スタジオ録音盤の見事なアンサンブルやまとまりは後退しちゃったなあ。。
 と思った所で、やっぱりトロンボーンのウェイン・ヘンダーソンのブローイングコーラスが素晴らしかった!トロンボーンってあくまでアンサンブル楽器で、いいアドリブを取る人はいるにしても、ものすごいアドリブソロってあんまり聴いた事がないです。でもヘンダーソンさんは「ブロロ、ブロロロロオオオオ~~!!!」ってな感じで、ものすごい熱かった!

 とはいえ、やっぱり最初の2枚のスタジオ録音の方が個人的には趣味でした。ソロ回しするだけのジャズだと普通すぎてもの足りなかった…。こういう主張の弱さが、時代に左右されてクロスオーバーに走っちゃった原因なのかも(゚ω゚*)。


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『The Jazz Crusaders / Lookin' Ahead』

The Jazz Crusaders_Lookin Ahead ジャズ・クルセイダーズのセカンド・アルバム、1962年発表です!ファーストアルバムのクールさにしびれた僕がセカンドアルバムを買わないわけがない、そしてこれも素晴らしかった!!

 おお、1曲目がいきなりリムスキー・コルサコフの曲のアレンジものでモーダル!なんという事をするんだ、見事というしかないじゃないか。。そして2曲めはいかにもハードバップ的なズシンと来るカッコよさの曲。最初の2曲を聴かされた時点で、僕のハートはまたしても鷲づかみされてしまいました。そして3曲目は、なんとウエストサイド物語の「トゥナイト」。でもバラードで演奏せずに4ビートで演奏してます。テーマをサックスとボントロにリレーしつつ演奏してます…いや~工夫が素晴らしいです。

 その後の「507 Neyland」も「Till All Ends」も、アレンジとアンサンブルが見事。出てくる曲でてくる曲、素晴らしい完成度です。ガッチリ作ってあるわけじゃないんですけど、楽器の抜き差しとか、テーマのリレーとか、要所で決まるトゥッティとかハーモニーとか、そういうさりげない所がパチッとしてるだけで、ジャズってこんなにしっかりした音楽だったのかと思ってしまう素晴らしさ。こういうアレンジものは個人事業主の集まりのジャズバンドでは難しい、ジャズコンボの魅力がいかんなく発揮されたアルバムと感じました。どちらを先に聴くかというなら、僕的にはファーストが先がオススメですが、ファーストをいいと感じた方ならこれも間違いなく行けるはず。素晴らしい1枚でした。なんでこれだけ見事なコンボが、イージーリスニングみたいなクロスオーバーに走っちゃったんだろうな…。


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『The Jazz Crusaders / Freedom Sound』

Jazz Crusaders_Freedom Sound ジャズのコンボにも色々ありますが、ジャズ・クルセイダーズミンガスのように戦闘的でも、メッセンジャーズのようにエンターテイメントでもなく、MJQ からクラシック要素を抜いたようなクールさとハードバップっぽさがカッコいい超優良ジャズコンボ。これは1961年発表のジャズ・クルセイダーズのデビュー作です!ジャズ・クルセイダーズは後にクルセイダーズと改名してシンやエレピを使ったライトなクロスオーヴァー系のフュージョンバンドになってしまいましたが、この頃はものすごくカッコいいのです。中でもこのファーストアルバムは必聴!!

 クルセイダーズといえばシンセのジョー・サンプルとサックスのウィルトン・フェルダーを思い浮かべてしまう僕ですが、ジャズ・クルセイダーズの頃の印象はウェイン・ヘンダーソンのトロンボーンが一番で、2管のアンサンブル部分のトロンボーンがとにかく気持ちいいのです!そんなウィルトン・フェルダーとウェイン・ヘンダーソンのホーン・アンサンブルの中でも一番好きなのが、このアルバム1曲目「The Geek」のテーマ部分。いや~これは最高にクール、最初の1分でこのアルバムの虜になってしまった若いころの僕でした。トロンボーンでいうと、トロンボーンが単独でテーマメロの前半を奏でる5曲目「Theme from Exodus」も、あったかい音のトロンボーンの良さが出まくり。この曲も素晴らしい。

 とにかく管楽器チームが素晴らしく感じるレコードで、ピアノは伴奏に徹してる印象すらあるんですが、4曲目「Freedom Sound」のジョー・サンプルのアプローチはマッコイ・タイナー的な部分があって、「お、これは?!」って感じ。そうそう、演奏もそうですがこの曲自体のプログレッションが秀逸なんですね。

 さらに、ファースト・アルバムでいいのは、2曲に入っているRoy Gainesというブルース・ギタリストの演奏。ギターが単独で良いというより、アンサンブルの中に溶け込んだギターの音が心地良かったです。ジャズ・ギターって高域を削った甘い音を出す時があるじゃないですか、あれです。あれがトロンボーンやコントラバスの音に見事に溶けて気持ち良すぎ。これは至福だわ。。

 というわけで、プレイヤーそれぞれが素晴らしいんですが、それ以上に素晴らしいのがバンドのまとまりの良さでした。聴けば聴くほど、「いや、実はベースがムッチャタイトなうえに綺麗にバスのラインを作ってるんだな」と思ったり、「ドラムのブラシが実にタイトでいい」と思ったり、全体がいいのです、さすがグループだけあるなあ。音楽の作りはハードバップ的なものが多いのですが、どこでどの楽器を入れるとか、テーマ前半をボントロに任せて後半からサックスが入るとか、曲を立体的に作り込むのがうまいと感じました。あんまり有名じゃないアルバムかも知れませんが、個人的には大好きな1枚、大推薦です!


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『Kenny Drew Trio / Dark Beauty』

Kenny Drew Trio_Dark Beauty 1974年、スティープルチェイスからリリースされたケニー・ドリュー・トリオのアルバムです。名盤ガイドによく出ていて、音楽以外にも録音がいいともよく言われるアルバムです。メンバーは、ペデルセンがベース、アルバート・ヒースがドラムでした。

 僕にとっては、そのべた褒めされている音がダメでした。。マルチマイクでベタONなんですね。タイコのキックは「ドッ」と完全にスピーカーに貼りついていて、ハイハットは右に振り切り、シンバルは左から右からワンワン。こんなでっかいドラムいないですよね…。ピアノは箱鳴りをまったく拾ってないので低音がまるでなくて、弦だけを直接録音したような硬い音。ウッドベースはアンプを通した音で、ラインとアンプをミックスしたような音。これはジャズじゃない、AORかなんかの録音だ…。でも、以降のジャズはこういう音の録音が増えていったし、その嚆矢だったのかな?

 でも音楽はけっこう面白かったです。最初は「なんだこりゃ、これがあのケニー・ドリューか?!」と戸惑いましたが、いやいやこれはこれでフュージョン時代にバッパーがどう対応していったかを知る貴重な資料なのかもしれません。あのケニー・ドリューが自分のスタイルを広げに行ってるんだ、みたいな。例えば、「Dark Beauty」はまるでアリス・コルトレーンのような音楽で、これはしびれました)マイルスの「All Blues」なんて、こういうモードをケニー・ドリューが演奏したらエレクトリック以前のハンコックみたいになりそうなもんですが、ぜんぜん違ってモードどうこうじゃなくて弾き倒していた(^^;)。『Pal Joey』の頃はたどたどしかったバラードの演奏も見事になっていて、明らかにピアニストの技術は傷がまったくないレベルに達してました。「Sumer Night」なんて、名演じゃないでしょうか。

 ただ、全体としてはエンターテイメントな音楽がメインで、良くも悪くも「食うためにピアノを弾いている」人の音楽だな、という印象でした。こういう風にスタジオでマルチマイクで録音して、ドラムのタムやシンバルが右いったり左いったり、音像も音場もないようなムチャクチャな室内楽は、室内楽をまったく理解していないオーディオマニアなだけのディレクターかエンジニアの遊びみたいに思えちゃって、基本的にはやっぱり音がシロウトくさくて苦手です。
 フュージョン時代に50年代のベテラン・ジャズマンがどう対応していったかを聴くような面白さのアルバムでした。でも、やっぱり僕にとってのケニー・ドリューは『Undercurrent』かな(^^)。


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『Kenny Drew / Undercurrent』

Kenny Drew_Undercurrent 1960年録音、ブルーノートからリリースされたケニー・ドリューのリーダー作です。2管クインテットで、メンバーはKenny Drew (p), Freddie Hubbard (tp), Hank Mobley (ts), Sam Jones (b), Louis Hayes (dr)。アップテンポなハードバップの連続でこれは熱い!間に挟まる曲がブルースで黒い!そして最後のバラードがニュージャズ一歩手前の素晴らしさ。僕にとってのケニー・ドリューの最高傑作はこれです!

 ケニー・ドリューのピアニストとしての技量を聴くアルバムではなく、ハードバップ・バンドの熱い音楽を聴くアルバムだと思います。なにより、管2本がフレディ・ハバードにハンク・モブレーなのでゴリゴリ来て熱い、熱いぞ!つられるように、ケニー・ドリューも熱いピアノを弾きまくり、やっぱりビバップを生き残ってきたピアニストは黒くてかっこいい!ケニー・ドリューって、『Pal Joey』みたいにひとりでアンサンブルを作るんじゃなくて、左手ポンピングで右手アドリブというハードバップに特化したような演奏スタイルの方が性に合ってるんでしょうね。

 それがハードバップというもんだと言われればそれまでですが、ケニー・ドリューじゃなくてハバードやモブレーがリーダーでも全く違和感のないアルバムだったんじゃないかと。それぞれのソロがたっぷり聴けて、実に素晴らしいセッションでした。曲もいい、曲想のバランスもいい、プレイヤーも絶好調、録音もいい。文句のつけどころなし、これはメインストリームでハードなジャズが好きな人には超おススメです!いや~爽快だった、最高だ。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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