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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『ドビュッシー:前奏曲集 第1巻、子供の領分 ベロフ(p)』

Debussy_Preludes1_Beroff.jpg フランスのピアニスト、ミシェル・ベロフが演奏したドビュッシーの前奏曲集1巻と、子供の領分です。ベロフのドビュッシー前奏曲の演奏というと、若い時に演奏したものが有名ですが、これはそれじゃなくて1994~95年の録音。

 テンポはゆったり目。表現も前面に押し出す感じじゃなかったので、かなり落ち着いた演奏でした。う~ん、ポリーニの演奏でも感じた事ですが、これって表現としてこういう演奏を選んだんじゃなくって、単純に齢とって指が回らなくなって速い演奏は出来なくなってるんじゃないかしらん。第7曲「西風の見たもの」なんて、弾き倒してなんぼの曲だと思ってるもんで、綺麗に丁寧に演奏されてもちょっと違うんじゃないかと思ってしまったりして(^^;)。いや、それだって素晴らしい演奏なんですが、ツィマーマンさんを聴いてしまったのが仇になったかも。

 このCD、録音はDENON なんですが、音は昨今のグラモフォンのピアノ録音より全然良いと感じました。名前だけだとグラモフォンの圧勝ですが、音楽は名前じゃないですね。さすがオーディオメーカー、音の良さにはこだわりがあるのかも。。


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『ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 ポリーニ(p)』

Debussy_preludes1_polini.jpg ポリーニが1998年に録音したドビュッシーの前奏曲集第1巻の演奏です。ポリーニは、80年代録音だったアバド&ベルリンフィルと共演したシューマンのピアノ協奏曲の演奏で「おおっ!すげえ!」と思ったんですが、90年代後半あたりの録音からは、うまいけど演奏がなし崩しに流れてイージーリスニングみたいに聴こえちゃったり、本人の趣味なのか90年代からのグラモフォンの録音陣の問題なのか、妙に残響がボワンボワンすぎたりして、意外と「ポリーニなら間違いない」とは思えなくなってたんです、僕の場合(^^;)。

 すごくマッタリしてました。ドビュッシーの前奏曲集というより、シューマンの「子供の情景」あたりを聴いてるような気分。「沈める寺」なんて、いくらなんでも遅すぎるんじゃないか、これは溜めたんじゃなくて指が回らないんじゃ…な~んて巨匠に向かって考えてはいけない言葉が頭をよぎったり(゚ω゚*)。でも、このマッタリが演奏によるものだけなのか、録音でそうなってるのかはちょっと僕には分からない所がオーディオに疎い人間の悲しい所。。ただ、残響が多くて、どうやって弾いてもボワ~ンとした響きになっちゃうのは確か。タッチやペダルでの音色操作なんか、ぜんぜん聴きとれませんでした。もしかして、けっこうオンで鮮明に録音してあるミケランジェリの録音に慣れちゃってそう聴こえるのかな…。

 90年代後半以降のポリーニのピアノソロ演奏の録音では、ベートーヴェンのピアノソナタ1~3番の録音もこんな感じでした。残響がブワ~ンと鳴っちゃってて、なんかはっきりしない音なんです。近年のグラモフォンのピアノ録音がダメなのか、ポリーニがこういう音を所望してるのか知りませんが、僕にはちょっと理解できない感じ。あ、あくまで言っておくと、僕は多分残響はある程度ある録音の方が好きで、ミケランジェリのドビュッシーはあまりにも残響がなさ過ぎて好きじゃないと思うぐらいの人です。そんな僕でも、こんなに風呂場みたいな音にしちゃったら、タッチを変えようがペダルを踏もうがみんな同じ音になっちゃうんじゃないか…みたいに感じちゃって、どうも苦手でした。。


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『ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 B.ミケランジェリ(p)』

Debussy_Preludes1_Michelangeli.jpg ドビュッシーの前奏曲集は、ツィマーマンの快演に出会うまでは、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリさんのこのCDをよく聴いていました。モニク・アースさんは教科書のように素晴らしい演奏だったけど曲が抜粋だったし(僕が抜粋のCDを買ってしまっただけなんですけど^^;)、なんといっても録音がめっちゃくちゃいい!ツィマーマンの録音に比べるとかなりオンで、こもる事なく透き通ったような音、それでいて低音もきちんと出ていて、音にしびれていた1枚です。ミケランジェリさんのこれは昔から名盤と言われていた1枚だけあって、スバラシイ1枚だと思います。

 何度も聴いてきた演奏なので、けっこう頭に入っていて、覚えています。「沈める寺」なんて、僕はこの演奏を手本にして練習した事もありました。でも、ツィマーマンの演奏を聴いた後に聴くと、慎重すぎるように聴こえてしまいました。いや、この演奏が悪いなんて事は全然なくて、素晴らしい演奏なんです。一音一音をしっかり演奏してクリアに聴かせる構築的な演奏で、これがドビュッシーの前奏曲演奏の手本だった時代だってあったはず。ただ、これは僕には堅すぎて思えて、結局ミケランジェリさん演奏の前奏曲第2集は買わなかったんです。

 ところで…僕が持ってるCDは、「前奏曲集第1巻」全12曲だけが収録されてます。ところがアマゾンを見ると、まったく同じジャケットで子供の領分がカップリングされてるもの、映像の1と2がカップリングされてるものなどなど、色々と組み合わせを変えて再発しているものが4つも5つも出てきます。これは独グラモフォン自体のやり口か、それともグラモフォンの日本代理店になってるポリドールのやり口なのか。レコードメーカーのやり口って、企業倫理としてどうなんでしょう。グラモフォンの場合、未発表を入れてるんじゃなくて、他の既発CDのものを組み合わせて出すもんで、色々とダブってくるんです。それって最低だよなあ…。


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『ドビュッシー:前奏曲集 第1巻・第2巻 クリスティアン・ツィマーマン(p)』

Debussy_Preludes_Zimerman.jpg 僕のドビュッシーのピアノ曲に対する考えが変わってしまったぐらい衝撃的な演奏でした。久々に聴いた今回も、朝から何周聴いてるか分からないほどのヘビーローテーションです。この曲に限らず、超絶的なテクニックと表現力をもつポーランドのツィマーマンの演奏には、「この曲ってこんなにすごかったのか」と思わされた事がけっこうあるんです。ルトスワフスキの曲なんて、ツィマーマンさんの演奏で目覚めてしまったぐらいですから(^^)。巨匠世代でも、70年代の日本のクラシックブームに乗った人でもないもんで、僕はどうしてもアルゲリッチポリーニの次ぐらいに聴いていましたが、最近では全盛期アルゲリッチと同格、大好きなグールドより上とすら思ってます。

 ドビュッシーのピアノ曲集というと、「映像Ⅰ」「映像Ⅱ」「版画」の方に親しんできたんですが、本当にすごいと思うのはこの前奏曲集です。作曲やピアノ音楽の歴史的にもそうなんじゃないかなあ。ただ、耳あたりの良さとは裏腹に簡単な曲ではなく、内容も技術も和声もかなり高度で斬新、場合によっては晦渋な所まであったりして。ドビュッシーというと4度や6度の和音が有名ですが、前奏曲集だとそれだけじゃなくて、1巻だと#2「ヴェール」がかなりの部分が全音音階2巻#2「枯葉」は部分的にジャズでいうコンディミ#10「カノープ」は部分的に並行和音ドビュッシーの作曲技法を学ぶにも素晴らしい教材と思います。

 そんなわけで、「前奏曲集」はそれ以前のドビュッシーのピアノ曲とちょっと違う印象で、色は大事にしないといけないけど実はリストみたいにエスプレッシーヴォに弾いた方がいいのかも。ただし、何曲かは相当に難しいスコアなので、それが出来る技術と表現力があれば、ですけどね(^^;)。そしてそれをやってしまったのがツィマーマンのこの演奏なんじゃないかと。1集「西風の見たもの」「沈める寺」、2集「枯葉」(コンディミが深い!)「妖精は素敵な踊り子」「花火」の演奏は、言葉が出ないほど感動してしまいました。これはギーゼキングやアースが演奏してきたドビュッシー前奏曲集とは全く別物、目指してるものが違うのでどっちが上とかじゃないと思いますが、この演奏でこの曲の演奏のされ方が変わっていくんじゃないかというほどに凄かった!これは印象派和声を鳴らしつつリストのように個人の表現に昇華してしまった超弩級名演じゃないでしょうか!

 こういう前奏曲集の演奏が好みかどうかとは別に、間違いなくぶっ飛んでしまう神がかりな演奏でした。ただし、ピアニストがこれを聴くのは注意した方がいいかも。ピアノやめたくなるかも知れません(^^)。


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『シベリウス:歌曲集 トム・クラウセ(baritone)、ユープショーバッカ(p)』

Sibelius_songs_TomKrause.jpg シベリウスの歌曲を集めたアルバムです。レーベルはフィンランディア。フィンランドのCDというと、とにかくこのフィンランディアというレーベルのものが多いですが、キューバのEGREMみたいな国営のレーベルなのかな?

 綺麗なメロディの曲が多くて、そこは素晴らしいと思ったのですが、ピアノがマジで伴奏しかしていない曲が多いです。まあでも、フォーレの歌曲にしても、モノディのピアノ伴奏つき歌曲というのは大体がそう言うものですが、ジャズとか70年代ポップスあたりに慣れていると、気の利いたオブリを入れるわけでも印象的なイントロを作るわけでもないこういうのって、ちょっと物足りなく感じてしまいますね(^^;)。同じ歌曲でも、もう少し時代が下るかフランスに近づくと気の利いたピアノ伴奏になるんですが。

 あと、けっこうドイツ語で歌われる曲が多いのがびっくりでした。シベリウスって国民楽派として語られる事が多いので、フィンランド語のものが多いのではと勝手に思ってたんですが、音楽もドイツ・ロマン派にとても近く感じました。国民楽派と呼ばれはするものの、ドイツ・オーストリア音楽の影響が圧倒的に大きい作曲家なんだなあと、あらためて思いました。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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