心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『黄金の7人 続・黄金の7人 オリジナル・サウンドトラック』

OugonnoSichinin_soundtrack.jpg 映画「黄金の7人」のサントラです!ジャズ調の映画音楽のなかでも代表的な音楽じゃないでしょうか?!音楽はアルマンド・トロヴァヨーリという人で、ジャズ系の映画音楽の作曲家として知られた人ですが、「黄金の7人」の音楽がいちばん有名なんじゃないかと思います。

 ジャズ系の劇音楽というと、僕はこれと、クインシー・ジョーンズの「チャッ・チャラッ・チャラッ・チャ~」のアイアンサイドのふたつが大好きです(^ω^)。ちなみに僕はアイアンサイドを観た事がなくって、ウィークエンダーのテーマだとずっと思ってたんですが(^^;)。それにしても、このグループ・ヴォーカリゼーションは気持ちいいなあ。そういえば、最近ジャズのヴォーカルグループってあんまりきかなくなりましたね。

 さすがは劇伴作曲家、ジャズ一辺倒ではなくって、当時流行のゴーゴークラブ(60年代中ごろですからね、クラブどころかディスコという言葉すらまだなかったんじゃないかと^^;)のハコバンが演奏してそうな音楽とか、サスペンスタッチの曲とか、ボサノバ調の曲とか、クラシック以外はとにかく何でも書いちゃいます。そして、映画の内容と合わせて、軽快な音楽が多い!サントラって、あくまで映像ありきのものですが、BGMとして流しておくには便利なレコードだったりします。これは、じっくり聴くというより、気分をスカッとさせたい時に聴く1枚(^^)。このタイトル曲が好きな人、世界中にいっぱいいると思うんですが、僕もそのひとりです。。



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『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』

Yamato Symphony 風の谷のナウシカ以降、宮崎駿監督のアニメ映画の音楽を担当した事で管弦のアニメサントラの第一人者といえば久石譲さんになった感じですが、それ以前の管弦アニメサントラの巨匠といえば、宮川泰さんじゃないでしょうか。アニメサントラに限らず、宮川さんは小坂明子さんの「あなた」とか、70年代の絵がらみの仕事やポップスの弦アレンジなどでは売れっ子の管弦アレンジャーでした。その宮川さんの音楽面での生涯の傑作といえば、テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のサントラじゃないかと。テレビの「宇宙戦艦ヤマト」をみると、劇中BGMに限らず、バージョン違いのいくつかの主題歌、木管と男声コーラスの美しさが絶品のエンディングテーマ「真っ赤なスカーフ」など、とにかく音楽のクオリティが高くて驚きます。2~3のテーマとそのバリエーションではなく、多くのテーマを作曲し、それぞれの管弦アレンジも入魂。これは、ご当人も作曲家生命をかけて取り組んだ大仕事だったんじゃないかと。

 このレコードは、宇宙戦艦ヤマトの劇中音楽を組曲形式にアレンジし直した作品。たまにエレキギターやドラムのロック隊が入るけど、おおむねシンフォニー。そして…いや~~~素晴らしい!!宇宙戦艦ヤマトというアニメは、物語の主題もドラマも大変に素晴らしいと感じますが、地球滅亡寸前のギリギリの任務とか、生きるか死ぬかのギリギリの決断とか、演出面での盛り上げが、この物語の評価を左右していたと思います。そしてその演出面で一番効果を発揮していたのは、音楽じゃないかと。ソプラノの美しい曲とか、「回想」という悲劇性あふれる曲とか、たまらないっす。当時まだ子供向けと思われていたアニメーションの世界で、よくぞここまで音楽制作に気合いを入れられたものです、これは本当に心ふるえる壮大なシンフォニー。そして、どうしても映像とセットとなる劇音楽を、組曲形式に再アレンジして、音楽だけでも鑑賞に堪える独立したシンフォニーにした手腕は見事。以降、劇音楽をこういう形でまとめる事が増えました。嘘かと思われるかもしれませんが、マジで聴いていて素晴らしい音楽を体験する喜びに溢れてしまって、打ち震えてしまいました。宇宙戦艦ヤマトに感動した世代の人は勿論、それ以外の人もアニメサントラと舐めてはいけない。僕的には、ジョン・ウイリアムスのスターウォーズなどのアメリカ産管弦映画音楽の上を行く大傑作、絶対聴くべき!!



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『風の谷のナウシカ / サウンドトラック盤 はるかな地へ・・・』

KazenoTaninoNausica_HarukanaCHihe.jpg 宮崎駿監督の代表作・アニメ映画「風の谷のナウシカ」のサウンドトラック盤です。僕はLPを持ってるんですが、昔は中古盤屋に大量に出回ってまして、500円ぐらいでゲットした記憶が(^^;)。音楽は久石譲さん。久石さんって、僕は宮崎駿さんの映画の音楽監督としてしか知らないんですが、羽田健太郎さんみたいなクラシックあがりの硬派管弦作編曲家というより、DTMやポップスもかじったライトクラシック寄りの作編曲家という印象があります。
 このサントラ、なんといっても映画のメインテーマが素晴らしい!!このタイトル曲、大好きです!!和声でいえば、パッと聴きではハ短調で、特にムズカシいオルタレーションもないシンプルなものなんですが、それでもすごく良いと思ってしまうのはなぜなんでしょうか。素朴なメロディ、正統的な管弦のアンサンブル、BパートのA♭△→E♭→D♭→Gsus→Cm (tonic) という普通のプログレッション…こういう普通さの積み重ね。王道がどれだけ強力であるかを痛感させられます(^^)。あと面白いと思ったのは、この映画って、どこか西アジア~東ヨーロッパのムードが漂ってますが、 それを意識してか中近東っぽい楽器&旋法が出てくるところ。映画で地域や時代を表現する時って、音楽って実に効果を発揮する時がありますよね。
 しかし残念な事に、このサントラが聴いていて楽しいかというと、つまらない時間がけっこう長かったりして(^^;)。管弦ものは素晴らしいんですが、打ち込みでほとんどシンセに演奏させたような曲も半分ぐらい入ってまして(映画でいうと、空飛ぶムカデみたいのに襲われるシーンで掛かってた曲とか)、これが管弦と並べて聴くと超チープ(^^;)。生演奏の中にシンセ音をさりげなく混ぜるぐらいならいいけど、ここまで1から10まで打ち込みだと、昔のファミコンの音楽みたい。ライナーを読むと、映画封切まで時間的余裕が全然ない中で作曲や録音がされたそうなので、苦肉の策で打ち込みのままで録音したのかも知れません。でもサントラって、メインテーマ以外は予算や時間との戦いで、バリエーションや即興で間に合わせる事も多いみたいだし、こんなものでしょうか。あ、あと、LPのライナーに、ハミングする曲で歌ってる子は、宮崎さんの娘さんだと書いてありました(^^)。

 ミュージシャンでギリギリ食べさせていただいてた頃、久石さんがオーナーだというレコーディングスタジオに行ったことがあるんです。東京の代々木の、山手線の線路の真横にあるビルで、ビルの中にはアニメの会社(あれ?専門学校だったかな?)とか、他のレコーディングスタジオとか、いろいろい入ってました。子供のころには東京に憧れた事なんてなかったんですが、夢を膨らませてミュージシャンとして東京にたまに行くようになった20代の頃は、こういう経験を何度もしているうちに、東京はすごい、ぜんぜん違うと思うようになっちゃった。このビルの一階の入り口横には、ものすごく高そうなジャガーが止まってて、あれは久石さんの車だったんじゃないかなあ。まだ若かった僕は、「自分のレコーディングスタジオを持っていて、ジャガーを乗り回してるなんていいな~、いつか自分もこうなれるのかな~」な~んてあこがれたり。東京のほかのレコーディングスタジオに行った時なんて、ロビーに井上鑑さんや金子飛鳥さんがいたりして(いくつもスタジオが入っていて、色んなレコーディングをやっている)、「わ、すごい」なんて思ったり。関西と違って、ミュージシャンも有名人が多く、また有名じゃない人でもみんなうまいんですよ…。

 あ、あと一つ書き忘れてました、僕が持っているLPには、音痴過ぎて宮崎監督からNGにされてしまったという問題の安田成美さんが歌った曲は入ってませんでした。あの曲、僕はけっこう好きなんですが(^^)、CDだと入ってるんですかね?



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『BAGDAD CAFE -SOUNDTRACK-』

BagdadCafe_Soundtracks.jpg 「バグダッド・カフェ」の映画は見てなかったくせに、サントラは持ってたのでした(^^)。音楽もヒットしてましたからね~。でも僕のお目当ては有名な"calling you"…じゃなくって、劇中で使われるハーモニカ独奏。映画を観てないのに、なんでそんなの知っていたかというと…「シェルタリング・スカイ」というポール・ボウルズの小説を映画化した作品がありまして、若い頃、それをレンタルビデオで借りてきて観た事があったんです。VHSビデオって、昔は本編が始まる前に他の映画の宣伝が延々と入ってたじゃないですか。そこにこのハーモニカ演奏が入っていて、シビれたんです!!「うわあ、これはいいなあ」と。いま聴いても、やっぱり良かった!!でも、僕はハーモニカ系の楽器にあんまり詳しくなくって、これがどういう種類のハーモニカなのかはまったく分からず。ダイアトニックとクロマチックの種類があることぐらいは知ってはいるんですが、ハーモニカ系の楽器って音色がすごくいっぱいありませんか?たとえば、ジョン・レノンの吹くハーモニカの音色はあんまり好きじゃないんですけど、サニーボーイ・ウイリアムソンⅡの吹くハーモニカの音は大好き、みたいな。これ、本当に同じブルースハープなの?絶対違うよね?みたいな。これはなんという種類のハーモニカなんだろう…。

 また、ハーモニカ以外では、やっぱり"calling you"はムードがあって良いですね~。詞の中に"a desert road from Vegas to nowhere"(ラスヴェガスからどこかへの砂漠の道)、"a coffee machine need some fixin'"(コーヒーメーカーは修理が必要)なんて一節があって、情景が浮かぶすごく良い詞だな…なんて思ってました。映画を観たら、まさかストーリーそのままの詞だったとは(^^)。でも意外だったのは、当時ボクがよく耳にしていた"calling you "は、このオリジナルじゃなかったという事。このサントラを買ってきて、「あれ?こぶしを回して歌ってるし、ピアノ伴奏じゃない!なんか違うぞ」と思ったのです。違うもなにも、これがオリジナルなのに(^^;)。で、当時の僕がよく耳にしていた"calling you"は…ここまで書いたら分かっちゃうと思いますが、その話はまた次回に!


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『死刑台のエレベーター オリジナル・サウンドトラック』

SikeidainoElevator_BGM.jpg 前回の松田優作さん主演のハードボイルド映画のサントラの紹介で、「マイルス・デイビスみたいに映画を見ながら演奏したのかも」なんて書きましたが、その元ネタがこれ。「死刑台のエレベーター」というフランス映画のサントラ盤です!音楽はもちろん、モダンジャズの大御所マイルス・デイビスのカルテットです!

 私はこの映画を見た事があるんですが、かなり記憶がぼんやりしちゃってます(^^;)。カーチェイスみたいなシーンがあって、そこにあてられた音楽が、アップテンポなリズムの上で、マイルス・デイビスのトランペットがアドリブを取るものでした。その演奏が「フィルムを見ながらバンドが即興で演奏したもの」って、ジャズか何かの本に書かれていたんですよ、昔。たしかにこのサントラは、すごくシンプルなコード進行だけ決めてあって、あとはアドリブみたいな曲がけっこうあります。ところが今日、ネットを眺めていたら、「それは評論家がでっち上げたウソ」な~んて書き込みもあったりで、実情を知らない私は大パニックです。フィルム見ながら演奏したというのがガセネタだとしたら、今日書きたかったことが全部無くなっちゃうじゃないか。。…まあいいや、どっちが真実でもたいした問題じゃないし。

 えっと、映画はフレンチノワール調のモノクロ映画で、これにジャズを使うことで雰囲気を出してます。ジャズは王道のモダンジャズで、映画のダークなムードにピッタリ。映画のテーマ曲も、いかにもフィルムノワールのテーマ曲にぴったりという哀愁漂うものだし。ただ、やっぱりBGMなので、曲そのものでひとつの完成したドラマを作るという事はなく、それぞれの曲はあくまで何らかのムードを作り出すに留まってます。だから、このサントラを聴きこむというより、仕事のBGMで流しておく、ぐらいが一番気持ちいなあ、やっぱりマイルス・デイビスのミュートしたトランペットっていいなあ…な~んていう子供のような感想ばかりが浮かんでくる私でした(^^)。でも、仕事中にBGMで流しておくと、確かに落ち着いて気持ちいい(^^)。。



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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