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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『The Omen / original soundtrack』 ジェリー・ゴールドスミス作曲

Omen_Ost.jpg  映画『オーメン』のサントラ盤です!作曲は70年代ハリウッド映画音楽を代表するひとり、ジェリー・ゴールドスミスです!僕にとってのジェリー・ゴールドスミス作品は『猿の惑星』がナンバーワンなのですが、オスカー賞を取ったのはこの音楽だけだそうです。へえ、もっといい音楽をたくさん書いた人なので意外だなあ。。

 オーメンの音楽は、破綻なくきっちり作られたプロ作曲家の管弦曲という感じ。オカルト映画という事もあって雰囲気は不気味なんですが、技法としては普通中の普通で『猿の惑星』みたいな斬新な事はしてないので、面白くは感じなかったです。でも映画を観ていて、歌詞が気になったのです。神父が十字架で串刺しになるシーンの混声合唱が「Ave Satani」と言っているように聴こえたのです。それって「悪魔を讃える」という意味ですよね…。
 映画の冒頭で流れる教会の鐘の音を含んだ混声合唱も不気味で、これがミサ曲みたいにラテン語かギリシャ語に聴こえたもんで、歌詞が気になったんです。で、このサントラ盤を持っている友人に歌詞を見せてもらったところ、やっぱりラテン語のようでした。うろ覚えなんですが、歌詞は「我らは血を飲む、我らは肉を食べる。反キリストを讃える、サタンを讃える」みたいな内容だったんですよ!もしかしてこれって黒ミサで使われていた典礼文なんじゃ…分からないですけど、そんな事を考えて戦慄したのでした。

 若い頃は「フィクションのドラマで使われた言葉でしょ?」と軽く考えていたんですが、いま冷静に考えると、これをキリスト教圏の全国ロードショーで使うってヤバいですよね。いまの日本みたいに、少しでもみんなと違うものは善悪関係なく何でも排除する文化圏でこんな事をやったら袋叩きだったんじゃなかろうか。日本ほどではないにせよ、アメリカやヨーロッパだって保守的な傾向にある地域はあるはずなので、大問題になりうる事を覚悟しないと、こんな詩を冒頭と最後に持ってきた映画なんて公開できないでしょうから、製作する側も相当に肝を据えて作った映画だったんじゃないかと。
 というわけで、僕的には音楽ではなく詞に戦慄した音楽でした。こわい。


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『ミラーマン MUSIC COLLECTION』

Mirrorman music collection 幼少時に取りつかれたように見た特撮ヒーロー番組の中でも、ウルトラセブンミラーマンは別格でした。そう感じていた僕が、ミラーマンのサントラを買わないはずがありません。音楽も、ウルトラセブンのあの神がかりな音楽を作った冬木透さん作曲ですから、いいに決まってるんですよね。冬木さんの作曲は、セブン、ミラーマン、新マンの3つが好きです。エースは「タックの歌」は好きだけど、あとはいまいちかな?

 オープニングテーマも劇中BGMもなかなかの力作ですが、ミラーマンの音楽で僕がとくに好きなのは第3クールからのエンディングテーマとなった「戦え! ミラーマン」、これに尽きます。この音楽の何が良いかというと、思いっきり西部劇の音楽を書いた時のモリコーネなのです。映画『荒野の用心棒』の「さすらいの口笛」や、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』の音楽をカッコいいと思わない人はいないと思いますが、もろにあれなのです。しかも、僕は父が西部劇大好き人間だったので、物心ついた時にはモリコーネの音楽をすでに聴きまくっていて「これはいいものだ」と刷り込まれていたので、その感動は通常の3倍なのです(^^)。

 しかも、ミラーマンは最終回が感動的な話なんです。宇宙人に体の中に時限爆弾を仕掛けられ、敵と戦って満身創痍の体でなおも戦おうとするミラーマンを止めるヒロイン。その制止を振り切ってミラーマンが言うセリフが「僕の命ははじめからこの地球に捧げられているんだよ。」そして死の戦いに挑むわけですが、これって死ぬつもりで戦いに行っていますよね。生きて帰れると思っていない特攻隊のような「切なく、しかし強い決意を持って」という心情を、これ以上ないほどまでに表現しているのがこのエンディングテーマだと思うのです。この歌、作曲者の冬木さんがモリコーネを意識していた事は明白ですが、もうひとつ意識していた音楽があるのではないかと思っています。それは「予科練の歌」や「北帰行」という戦時歌です。ああいう悲壮感がにじみ出てるんですよね。「またたく夜空にひとつ 希望の世界を掴む 僕らとともに行くぞ 力を合わせて」…この詞が、最終回を知った上できくと特攻隊が自分を奮い立たせるために行っている言葉にしか思えなくなってしまうのです。僕はこの歌を聴くと涙が出そうになるんですよ…。

 ウルトラセブンもそうですが、ミラーマンも音楽の素晴らしさがドラマを何倍にも素晴らしくした特撮番組だったと思います。子ども番組をはるかに超えた第1話のSF作品の完成度や、最終回の劇的な結末に感動した事がある人は多いはず。その感動の何割かは、ぜったいこの音楽にあったんじゃないかと!


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『コロムビア アニメ・特撮主題歌全集4』

Colomubia_AnimeTokusatsuZenshuu4.jpg おっと、音楽のブログなのに、虫プロ制作のアニメ『アンデルセン物語』の音楽に触れずに終わっちゃう所でした(^^;)。

 このアニメの「キャンティのうた」というエンディングテーマがムチャクチャにいい曲で、涙なくしては聴けないほどなのです。詞がとても子供番組とは思えない内容で、「いつか知らない街であなたと出会い、いつか知らないままにあなたと別れた」という内容。でも、こういう詞を聴いて、幼いながらに感じるものがあったんですから、子どもの感性って馬鹿に出来ないですよね。
 そして、詞の展開と音楽のリンク具合がヤバい。AABAという典型的なアメリカン・ソング・フォームの中で、ラストAが別れの場面に割り振られています。だからそのメロディは言ってみれば第1主題の再起部になるわけですが、最後のオチで和声進行に仕掛けが。「あ、元メロに戻った」と思った瞬間に、和声がグニャリと変化して…tonic はF なのでドミナントモーションを起こすツーファイブはGm-C7-F ですが、このツーファイブ直前の動きが「C - C7 - Cm6/E♭- Gm7 - C7 -F」。ほんの少しの工夫なんですが、その少しが絶大な効果で、これが泣ける。。

 でもこの「キャンティのうた」、CDが見つからなくて苦労しました。ようやく見つけたのが、コロムビア内で仕事を干されたディレクターが何の愛情もなくやっつけ仕事で終わらせた感がにじみ出たようなジャケットのこのCD(^^;)。でも、これを買うしか手がないのでした。やっぱり音楽は素晴らしかった!「ジャングル大帝」も「リボンの騎士」もそうですが、虫プロの初期アニメは管弦伴奏の歌曲が多くて素晴らしいです。

 ついでに、このCDに入っていた曲で、個人的に燃えたものをいくつか。「スペクトルマン」のオープニングは燃えた!スペクトルマンはドラマも面白かったので、いつか感想を書ければいいなと思ってます。「ガメラ」の音楽は懐かしすぎてちびりそうでした。逆に、「帰ってきたウルトラマン」や「仮面ライダー」は何度も聴いているので懐かしさを感じなかったのですが、つまりいまだに卒業できていないのかも。「キックの鬼」「魔法のマコちゃん」「さすらいの太陽」は、アニメの記憶はかすかにあるようなないような…という状態で、音楽に至っては聴いてもまったく覚えてませんでした(^^)。でも、これらのあまり振り返られる事のない曲が収録されてるって、貴重だと思います。こういうのって著作権が切れたら、国立国会図書館でデジタルライブラリー化して公開したらいいんじゃないかな~。


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『炎のファイター アントニオ猪木のテーマ』(EP)

Honoo no Fighter_Siro アリ・ボンバイエ、僕はEP(シングル盤)遍歴があるんです。そういえばEPを扱うのはこのブロク初かも(^^)。プロレスで入場曲が使われるようになったのがいつからなのか知りませんが、アントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シンあたりを見ると入場曲は流れてないので、70年代なかばぐらいからだったのかも。さて、「猪木ボンバイエ」のあの音楽で僕が最初に買ったのはひとつ前の日記で書いた『Muhammed Ali in “THE GREATEST”』のサントラじゃなくて、ドーナツ盤でした。そうそう、僕が子どもの頃は、シングルというよりドーナツ盤と言う方が多かったなあ。

 まず、友だちの家で聴かせてもらったレコードが、アリと猪木の写った白っぽいジャケットの「炎のファイター」というレコード。これはマンドリル演奏のオリジナルで、A面がパート1(これが有名なヤツ)、B面がパート2(パート1のバリエーションで、これがパート1以上にカッコいい!!)。ところがマンドリル演奏のものは、「猪木ボンバイエ!」とは言ってなくて、「アリ、ボンバイエ!」と言っているんです。これにはまだ小学生だった僕も友人も納得いかず。だって、猪木のレコード買ってきたのに、アリと言ってるんですから。

Moerutoukon_AntonioInokinoTheme_aka.png 次に、僕がなけなしの小遣いをはたいて近所の古本屋で買ってきたのが、猪木がレッドシューズ・ドゥーガンに手をあげられている写真の「燃える闘魂アントニオ猪木のテーマ」というドーナツ盤。なんの根拠もなかったんですが、小学3年だった僕は、友だちの持ってる白いヤツとは違うレコードだしこっちにはアリが写ってないから、これは「猪木ボンバイエ!」と言ってるんだろうと思ったんです。この写真の猪木カッコいいと思ったもんで、単に欲しくなったというのもあるかも。ところが、帰ってきて聴くと、やっぱり「アリ、ボンバイエ!」とか言ってるし。小3って、大人が思っている以上に馬鹿なんですよね(^^;)。。ところで、このレフェリーが世界の名レフェリーと言われたレッドシューズ・ドゥーガンだと分かるのは、猪木のNWF戦を見ていた人か、梶原一騎原作「四角いジャングル」またはギャグ漫画「1・2の三四郎」を読んでいた人ぐらいじゃないかと(^^)。。

 そして、さらに別の友達が買ったのが、猪木がカメラ目線でファイティング・ポーズをとっている「炎のファイター アントニオ猪木のテーマ」というシングル盤。これがまさしく「猪木、ボンバイエ!」と叫んでる1枚でした。「アリ」じゃなくて「猪木」と言ってるそのレコードが欲しかった僕がどうしたかというと、色んなことを言って、自分が持ってるレッドシューズ・ドゥーガン盤と友達の日本語盤を無理やり交換させた…ろくでもないガキだな(*゚∀゚*)。。
HononoFighter_Japan.jpg ちなみのこの日本語盤は、B面で当時猪木の奥さんだった倍賞美津子が「炎のファイター」に詞をつけたものを歌ってます。金管セクションが「タ~ラ~ラ~、タ~ラ~ラ~ラ~」と演奏してる部分で、「い~つ~も~、一緒に~」と歌ってる…聴いてるこっちが恥かしくなる状態で、これがネタ化して友達たちの間で流行してしまったのでした(^^;)。

 ところが何度も聴いてるうちに、「あれ?日本語のやつより、マンドリルというグループのバージョンの方が演奏がカッコよくないか?」と思いはじめてしまったんです。たしかにそうで、なんてったって日本語版は演奏が「アントニオ猪木とザ・ファイターズ」という意味不明なバンド。たぶん、スタジオミュージシャンに演奏させて、実在しない適当なバンド名をつけただけなんじゃないかと。この演奏も決して悪いものでなく、細かい所まで本物に近づけた実に素晴らしいコピーではあったんですが、子どもながらに何か違うと思ったんでしょうね。今このレコードを持ってないもんで、どこに違いを感じたのかは分からないんですが、些細なグルーヴとか、言葉に出来ない所で何かが違うと感じたんでしょう。

 そんなわけで、僕はまたマンドリルのレコードを買い直したわけですが、それがドーナツ盤じゃない『THE GREATEST』のサントラ盤LPだった、というわけです。そうそう、この素晴らしい演奏をしていたマンドリルというグループが何者かというと…それはまた次回!


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『Muhammed Ali in “THE GREATEST” original soundtrack』

『Muhammed Ali in THE GREATEST original soundtrack』 モハメッド・アリといえば、僕的にはアントニオ猪木のテーマソングにもなった「アリ・ボンバイエ」に尽きるわけです(^^)。僕が人生ではじめてジョージ・ベンソンの名を知ったのは、ブラコンなギタリスト/シンガーとしてでも、ジャズギタリストとしてでもなく、アントニオ猪木のテーマソングにつられて買ったこのレコードでしたしね(^^;)。なんで「アリ・ボンバイエ」が猪木のテーマになったかというと、世紀の凡戦&まさかのリアルファイトとなった猪木vsアリの異種格闘技戦での猪木の勇気をたたえて、アリが猪木にプレゼントしたんだそうで。

 とはいえ、あの曲を演奏してるのは「マンドリル」というバンドで、作曲者はマイケル・マッサー。ジョージ・ベンソンはたぶんあんまり関係ありません。猪木のテーマのシングル盤では、「演奏:マンドリル」となっているので、僕はこれでマンドリルの名前を覚えたました。作曲のマイケル・マッサーはブラコン系のポップスの作曲をたくさんしている人で、ホイットニー・ヒューストンとかジョージ・ベンソンとかダイアナ・ロスとかロバータ・フラックとか、そのへんの人に楽曲提供してます。表には出ませんが、80年代の産業ブラック・ミュージックを実際に作っていた影武者のひとり、というわけです。

 そして有名な「ボンバイエ」ですが…オリジナルは「アリ、ブンバイエ!」の大合唱がメチャメチャ熱い!ギターのワウをかませたカッティングがひたすらカッコいい!!コンガやボンゴを含んだ打楽器群のグルーヴがヤバいほどカッコいい!!燃え上がりながらもDマイナーなので、熱いけど哀愁漂うというラテン音楽気質がムンムン。戦う人間の悲壮感みたいなものも感じて、1回聴きはじめると病みつきで止まらない(^^)。さらに、「アリ、ボンバイエ」にはパート2というのもあって、こっちがアレンジがパート1以上にカッコいい!日本ではマンドリル演奏のものではない「猪木ボンバイエ」というシングル盤も発売されてましたが、僕は絶対にマンドリル演奏の「アリ・ボンバイエ」を推薦したいっす(^^)。

 そうそう、僕は落ち込んだ時に自分を復活させるレコードというのを何枚か持ってるんですが、「燃えよドラゴン」「ロッキーのテーマ」同様に「アリ・ボンバイエ」も鉄板。聴きはじめると10秒で元気がでます(๑و•̀ω•́)وナンダコノヤロウ!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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