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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『The Sting / Original Motion Picture Soundtrack』

Sting_Original Motion Picture Soundtrack 映画「スティング」の軽妙洒脱さは、音楽によるところも大きかったんじゃないかと思っています。大げさな管弦楽でもシリアスなスコアでもなく、古き良きアメリカのゆったりほんわかしたラグタイム。これがめっちゃくちゃ良かった!

 この映画で有名になった曲「ジ・エンターティナー」は、スコット・ジョプリンというラグタイムを代表する黒人作曲家/ピアニストの代表作で、僕が本物のラグタイムを聴いたのは、この曲が初めてでした。この映画ではなくて「フラッピー」というテレビゲームが最初だったんですけどね(^^;)。

 かようにして、映画『スティング』の音楽というと「The Entertainer」や「Solace」「Pineapple Rag」なんかが有名すぎてスコット・ジョプリンばかりに目が行くし、実際にもスコットジョプリンの曲がほとんどではあるんですが、マーヴィン・ハムリッシュがこの映画のために書いた曲も少し入っていて、ハムリッシュの手掛けた曲やアレンジも素晴らしかったです!ちなみにマーヴィン・ハムリッシュの手がけた音楽というと、ブロードウェイの「コーラスライン」、映画音楽の「007私を愛したスパイ」「追憶」「ソフィーの選択」など。超一流のアメリカ人作曲家なのでした。グラミー賞やアカデミー賞やエミー賞など、アメリカの音楽賞を総なめにしていたはず。この人が、この映画の音楽を「ラグタイムにしよう」と思いついたんでしょうし、アレンジもやってるんでしょうね。。

 黒人音楽と白人音楽のフュージョンした合衆国音楽の最初期にいた作曲家といえば、ラグタイムのスコット・ジョプリンと、ジャズのジェリー・ロール・モートンのふたりが最初の巨人ではないかと思います。ストラヴィンスキーもガーシュウィンも彼らの音楽から影響され、ルイ・アームストロングホーギー・カーマイケルデューク・エリントンも彼らの後輩。演奏も録音もいいので、ラグタイムを聴くならまずはここから入るのもいいんじゃないかと。僕はそうでした。サントラの枠を超えた大名盤と思います!


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『Butch Cassidy and the Sundance Kid 明日に向かって撃て! Original motionpicture soundtracks』 バート・バカラック

Butch Cassidy and Sundance Kid_Soundtrack なんだかんだ言って、僕がいちばん好きなバート・バカラックのスコアは、流行歌のシンガーソングライティングではなくて映画音楽。特に、映画『明日に向かって撃て!』のスコアは、バカラック最高傑作だと思ってます。B.J.トーマスの歌った「雨に濡れても」は、自分が幼稚園児の頃、母に手をひかれて歩いていた時にはじめて聴き、「なんていい音楽なんだろう」と感激した思い出の一曲。幼稚園児を「いい曲だ」と感動させる曲って、すごくないですか?オリジナルの演奏じゃなくて、スーパーで流れてる嘘くさい演奏だったんですけど、それでも感動しました。音楽を聴いて、音楽ってただの音なのになんでこんなにいいと思うんだろう、と考えさせられたごく初期の体験でした。「雨に濡れても」がこの映画の音楽だという事を知るずっと前の事、もちろんバート・バカラックのなんて名前すら知らない頃だったし、映画を観たのもずっと後の事でした。

 『明日に向かって撃て!』は映画自体が素晴らしいんですが(いま思えばですけどね。最初観た時は、「え?これで終わり?」みたいに感じて、実はピンとこなかった^^;。それにしてもポール・ニューマン、カッコ良すぎる…)、やっぱりバート・バカラックの音楽が良いです。「雨に濡れても」以外の曲も、サーカス風の音楽とか、アコーディオンやホンキートンクなピアノの使用など、要所に古き良きアメリカの牧歌的な雰囲気を残してあって、ジ~ンと来ちゃいます。その一方で、この音楽を、アメリカではなくフランスの劇伴に近いとも感じもしました。ミシェル・ルグランとか、『黄金の7人』のアルマンド・トロヴァヨーリあたりに近いと思ったんですよね。ややジャズ風味の入ったムードミュージック気味な室内管弦、という所でそう感じるのかな?

 そして「雨に濡れても」。この歌だけを聴いても素晴らしいのに、映画を観た後だと、銀行強盗を繰り返して最後に射殺される男の、人生唯一の素晴らしかった思い出が、すべてこの歌に詰まっているように感じられてしまって涙が止まらない…。物心ついてすぐの時にすでに知っていた曲ですが、きっと僕が死ぬまでこの曲を「いい曲だな」と思い続けるんでしょう。出会う事が出来て本当に良かった曲です。映画も大好きですが、僕個人は映画のDVDは手放せても、このサントラは手放す事が出来ません


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『仮面ライダー KAMEN RIDER BEST 1971~1994』

KamenRider_Best1971-1994.jpg 仮面ライダーの主題歌集です。冬木透さん作曲の昭和ウルトラマンシリーズに比べると、仮面ライダーは劇中音楽の完成度が低いので、主題歌だけ聴ければいいというのが僕の見解。仮面ライダーの主題歌集CDは大量に出てますが、僕が子どものころに観ていた仮面ライダーは1号からストロンガーまでの計5タイトルなので、その時期の音楽だけ入っていて、それ以降は無いほどいいという僕の需要にまあまあ近いCDがこれでした。このCDは2枚組で、作品でいうと仮面ライダーから仮面ライダーJ(し、知らない…)までになるみたいです。

 テレビ番組として好きだったのは、最初の仮面ライダーの1~7話(蜘蛛男から死神まで)なんですが、主題歌で好きなのは最初の仮面ライダーとXライダーです。仮面ライダーXのオープニングのイントロって、血沸き肉躍ると思いませんか?僕が子どものころに聴いていたヒーロー番組の主題歌で、イントロで特に燃えたのがXライダーとテッカマンでした。そして、久々に聴くと…おお~やっぱり燃える!
 そして、聴くとまぶたの裏に映像が浮かぶのが、仮面ライダーV3。石灰の強烈な爆発の絵が脳裏に浮かんで、CDにはそんな音入ってないのに、脳内で「バ~~~ン!!」というすごい爆発音が再生される!V3はとにかく爆破が派手だった。。
 久々に聴いて意外に良かったのがストロンガーのエンディング曲「きょうもたたかうストロンガー」で、これもイントロが神!ホーンセクションの良さは、アトランティックのソウル・ミュージックより仮面ライダーの方が上、そしてこのやりすぎなブラス・アレンジは近藤真彦などのアイドル歌謡に引き継がれていきました(^^)。このCDではヴォーカルが水木一郎さんと子門真人さんの2バージョン入ってましたが、個人的な趣味は水木さん。力強さと哀愁の両方が入ってる曲想なので、子門さんが歌っちゃうとファンキーすぎちゃうんですね(^^;)。

 今回聴いていて気づいたのは、ストロンガーまでの昭和仮面ライダー5作品のオープニング曲すべてが短調だった事。最初の仮面ライダー「レッツゴー!!ライダーキック」がGマイナー、V3とXとストロンガーはCマイナー、アマゾンはEマイナー…ストロンガーまでのすべてがマイナーのアップテンポです。これって、改造人間の悲哀をを短調で、改造人間の強さをアップテンポで表現したんじゃないか…また好き勝手なこと書いてますが、多分正解でしょう(^^;)。

 もったいなかったのは、スカイライダー以降はまったく興味がないのでディスク2を1回も聴いてない事。残念だったのは、V3の劇中歌にライダーマンの歌があったと思うんですが、それが入ってればなお良かったかな?人類を守るために自分がミサイルに乗って軌道を変えた山口暁…じゃなかったライダーマンの憤死シーンで流れていた曲がありましたが、あれは音源が残ってないのかな…。でもいい曲とは思わないので、入っていたところで聴かなかった気もするし、まあいいか(^^)>。あの話は完全に特攻隊のノリだったな。そういう東映の任侠映画や戦争物や時代劇の脚本家が書いたのかな?
 
 懐かしかった!特撮ヒーローやアニメの主題歌は、6歳ごろまでの僕の人格形成に間違いなく影響しているはずなので、久しぶりに聴いてもはっきり覚えてました。これは他の特撮主題歌もいずれ聴かないと…持ってるんだなあこれが(^^;)。


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『MAD MAX 2 –Road Warriors– original motionpictuire soundtrack』

Mad Max 2_soundTrack 映画『マッド・マックス2』のサントラ盤です。これも1作目のサントラに続いてメッチャクチャかっこいい!
 このサントラには思い出がありまして…高校生の頃の運動会で、友だちが放送委員だったんです。それで「リレーの時、BGMでこれ流せよ」な~んてみんなで企んで、あの最後のカーチェイスのシーンの音楽を流しました。学校にあった運動会の典型的なBGMなんかとは比べ物にならない迫力で、リレーが白熱した事は言うまでもありません。

 マッド・マックス2の音楽も、徹底してハードでダークでやばカッコいいです!1の方もカッコいいんですが、あっちはマックスの奥さんの音楽がバラードだったりと、少しは息をつく間があるんです。でも2作目のサントラはバラードなんて一切なし、最初から最後まで生きた心地がしねえ。やばいよやばいよ。
 どれもカッコいいんですが、僕的に大好きな曲はふたつ。ひとつは、映画でナレーションが終わって最初のカーチェイスのシーンに入ったところで流れるトランペットのテーマ。これは一瞬なんですが、ムッチャクチャにカッコいい上に1作目からの続きというのがこの4小節で分かるという優れもの(^^)。
 もうひとつは、最後の壮絶なカーチェイスシーンで流れる「ン!チャッ!ン!チャッ!ン!チャッ!ン!チャッ!」というあれ。僕的にはドリフのコントの落ちで流れる音楽に並んで、一生忘れないBGMです。これを運動会で流したわけですが、「このカーチェイスに負けたら命はない」という緊張感、ロード・ウォーリアー達の恐怖、強く前に進む感じ…よくもまあここまで映像に合う音楽を作れたもんだと感動してしまいます。これも車で聴いてはいけない曲で、気がつくと法定速度なんて簡単にオーバーしてしまうので気をつけろ!!

 そうそう、2のサントラは、スネアドラムのスナッピーをいかした演奏、それを少し加工した音作り、こういう所で独特の戦闘的なムードを醸し出しているんだと思いました。なるほど、ランボー2のサントラは、これを参考して作ったのかも。。「最近、テンションがあがらないなあ」「自分の元気がなくなってる」「朝起きるのが辛い」「倦怠感が続く」「人を殴りたくて仕方がない」な~んて人に大推薦の1枚です!


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『MAD MAX original motionpictuire soundtrack』

MAD MAX soundtrack ムッチャクチャ好きなバイオレンス映画「マッドマックス」のサントラ盤です。若いころ、車の中で聴きたいと思って買ったんですが、いざそうしてみると危険すぎる事が判明しました。気がつくと「ナイトライダー、俺はハイウェイの支配者だボケええ!!!」とか叫んでアクセルをべた踏みしたくなる衝動が押えきれなくなってる自分がいたのです(^^;)。きっと煽り運転はこうして起きるんですね、あぶないあぶない。それ以来、テンションが低いときにうちで聴いて無理やりテンションをあげるための1枚となっています。

 基本的に管弦楽曲なんですが、バイオレンス映画ならではの工夫が色々ありました。管弦と言っても弦が高い方で美しく響くなんて事はまずなくて、チェロやコントラバスが下の方でズズーンと響く!これはヤバい。ヴァイオリンチームはヒステリックにトレモロしたり、不安をあおるような音しか出しません。たぶん、ホルストの惑星を参考にしたスコアなんでしょうが、鮮烈な映画のイメージもあって、ゾクゾク感がヤバいっす。

 そんな中、疾走感を表現するのが金管楽器チームで、とくにトランペットがスッパーンとカッコいい!このスコアの場合、トランペットはインターセプターやV8なんかの警察車両の疾走感やカッコよさを表現する役割なんでしょうが、これが絶妙です。マッドマックスの1と2はどちらも似たスコアですが、1の特徴はトランペットだと思います。あと、ときどきトランペットの音にディレイをかけてありますが、これがクラシックではなく映画音楽ならではの質感を生み出してるんだなあ、みたいな。

 マッドマックスの音楽監督はブライアン・メイ。若いころ、「へえ、クイーンのギタリストってこんな見事な管弦のスコアを書けるのか、見直したわ」な~んて思ってたんですが、どうやら同姓同名。そりゃそうですよね、クイーンにこれは書けない、素晴らしいスコアだと思います!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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