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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Anita O'Day / The Lady Is A Tramp』

AnitaOday_LadyIsaTramp.jpg ジャズの女性ヴォーカルって、古くなればなるほど、白人系と黒人系で大きな違いを感じます。これって音楽で大事にしている部分に具体的な違いがあるんじゃないかという気がします。僕は昔、白人系の女性ジャズ・ヴォーカルにハマった時期があるのですが、中でも一番好きだったのがアニタ・オデイでした。これはヴァーブに移籍後3枚目のアルバムで、1957年発表。

 今のジャズ・ヴォーカルって、比較的小編成のバンドを伴奏に歌うものが多いです。これは古いものになればなるほど、ビッグバンドをオケにしたものが多いです。これって、もともとビッグバンドにヴォーカリストが招待されるという形が多かったからだと思うんですが、でも僕はギル・エヴァンスやジョージ・ラッセルというモダン・ビッグバンドを知るまでは、ジャズのビッグバンド自体があまり好きではありませんでした。だから、ビッグバンド伴奏のジャズ・ヴォーカルがあまり好きじゃなかったんです。ところがその偏見はこのアルバムで一変しました。あまりの素晴らしさにしびれてしまったのです!

 このアルバム、アニタ・オデイの歌に対してビッグバンドがオブリ上に絡むことが多くて、そのアレンジにしびれます。
 そして、主役のアニタ・オデイのヴォーカルが本当に素晴らしい!一曲目の「Rock'n Roll Blues」は僕が好きなアニタ・デイのレコーディングの中でも上位に入る大好きなものですが、歌の最初の4小節を聴いただけで、「あ、このヴォーカルはメッチャクチャいい!」と虜になりました。ちょっとフラット目にルーズに歌って…ああもうこれは音を聴かないと良さを伝えきれないです。2曲目のコール・ポーター曲「Love for Sale」も名唱。4曲目「Lover Come Back to Me」はアレンジも歌唱も見事…いやあ、歌が素晴らしいです。白人ジャズヴォーカル独特の、ブレス多めの声の作り方とか、ジャズヴォーカルの醍醐味のアドリブフレーズとか、徐々にかけていくヴィブラートとか(アニタさんはヴィブラートをかけられないなんて言われてますが、見事だと思うけどなあ…)、本当に素晴らしいヴォーカル。

 アニタ・オデイはレコードによって好不調の波が激しいですが、これは絶好調の部類に入るんじゃないでしょうか。このアルバム、「楽しむ」という事を徹底的に追及している感じで、いい意味でショウビズとしてのジャズの良さが全部出ている感じ。アニタ・オデイの発表したアルバムの上位に入る名作だと僕は思っています。もしかすると1位かも。そうそう、僕が持っているのはCDですが、チリパチ音が入っている曲があるので、もしかするとマスターの一部が紛失または事故を起こしていて、何曲かはレコード起こしなのかも知れません。だから大人気のヴァーブ盤のひとつなのに、CD化があまりされていないのかも。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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