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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『フラワー・トラベリン・バンド / Anywhere』

FlowerTravelinBandAnywhere.jpg すげえジャケットだ(゚ω゚;)。「SATORI」の前年、日本のロック黎明期のバンドであるフラワー・トラべリン・バンドが日本で発表したデビューアルバムです。全曲、洋楽のカバー。マディ・ウォーターズ(とはいっても多分ブルース・プロジェクトの孫カバーだと思う)、ブラック・サバス、アニマルズ、キング・クリムゾンなんかの曲をやってます。ただ、それらをそのままカバーするんじゃなくって、けっこうリフに置き換えて構成してというか、サイケにグダグダに引き延ばしてというか、そんなふうに演奏してました。ギターのアドリブに頼る事がけっこう多いんですが、これがほとんどワンスケールでアドリブを取るのでジャムっぽくって、かといって要所に決めが作ってあるので…要するに、ロックをやろうと思っても教科書がない時代に、ジャズもクラシックも勉強してない人がそれをやろうとしたもんだから、音そのもののコピーとペンタトニックのアドリブしか方法がなかった、というアルバムなんじゃないかと(^^;)。でも、そんな状態で「21世紀の精神異常者」にチャレンジする根性がすごい!とってもアツいものが伝わるアルバムです。

 あとは「SATORI」の感想とほぼ同じ。アルバムジャケットに日の丸をあしらったりしてますが、そういう日本アピールとは裏腹にまんま洋楽コピーなので、今聴くとこの日の丸は「日本でもこれだけ出来るんですよ!」という意味にしか思えない(^ㇿ^;)、それってかなりカッコ悪い…。でも、当時は洋楽をリアルタイムで聴く事ですら難しい時代、演奏方法ですら手さぐりのすべて耳コピ、エレキギターやエレキベースを手に入れる事すら超ハードルの高い時代だったでしょうから、その中でこういうバンドが日本から出てきたのはすごい事だったんでしょうね。戦争に負けて文化まで焼かれてしまって1からやり直しの日本で、前の世代の人がたくさん死んで文化を引き継ぐことができず自分で何もかも学ばなくちゃいけない状況で、当時の若者の多くがなんでロックに惹かれたのかとか、そのなかでどんなふうにロックが学ばれたのかとか、日本のポピュラー音楽が形成されていく歴史を感じたアルバムでした。先駆者って、それだけでも評価に値すると思います(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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