
賀正~ん(^^)。あけましておめでとうございます!
正月はもちを食いまくりながら、パックマンにハマってました(^^)。パックマンというのは、僕が小学生の頃にゲームセンターで大流行したビデオゲーム。当時のゲームセンターといえば「子供がいったらカツアゲされるから行くな!」と言われていた、室内は暗いし悪そうなお兄ちゃんもいっぱいいた子供の不健全スポット(^^;)。でも僕の友達はちょっと元気な子が多かったし、なんてったって神戸なので大物の子供がいたりして(・ω・)、僕はその子におごってもらってよくゲーセンに行っていたのでした。
子供のころは、パックマンの面白さが分かりませんでした。ギャラクシアンみたいな撃つゲームの方が感覚的に面白かったし、画面も宇宙が流れていて綺麗だな、と思ってたんです。パックマンは鬼ごっこのゲーム(敵4匹から逃げまくって、捕まる前に画面上の通路に落ちているえさを全部食べたらクリア)なので、画面には動きがないし、そもそも「こんなのコンピューター側が有利に決まってるじゃん」と思ってたのです。あ、あと、曲がりたい時にレバーがうまく入らないで死ぬことが多くって、「ちゃんと右に曲がったじゃん!」みたいなストレスもありましたねえ。ところが
大人になってパックマンをやってみると…面白れえええ!! 大人になってやってみた
パックマンの面白さ。それは、自分を追いかけてくる敵のアルゴリズムを読む頭脳ゲームだった点でした。子供のころはただ敵から逃げてるだけで、こういう所に気づかなかったんですね。。敵は4匹、それぞれに性格があります。赤いやつは追いかけてくるし、ピンクの奴は先回りしてきます。これだけだったら、まず自分が絶対不利だと思うんですよね。ただ、敵のアルゴリズムにはもうひとつ特徴があって…自分を追いかけてくる時とは別に、定期巡回コースをパトロールする時があるのでした。この「追跡」と「定期パトロール」が時間で切り替わるんですが、これを見極めながらエサを食う!メッチャクチャ頭を使いながら瞬時に状況判断をする頭脳系アクションゲームだったのです!!あ、あと、敵が絶対に通らない一方通行路があって、これを発見した時は大興奮。「おおっ!これを利用出来たらいけるんじゃないか?!」と思ったのでした。そして、次のステージに進むごとに、少しずつ敵のスピードが上がり、アルゴリズムの切り替えのタイミングも変わっていくので、「くっそ~、さっきと同じルートじゃダメなのか…」みたいに、必死に逃げながらもずっと頭を使いまくる必要があって燃えるのでした。40年近くも前のゲームに今ごろ熱くなってアホですね(^^;)。。
このゲーム、敵のアルゴリズムが切り替わるタイミングはランダムではなく、各ステージごとに決まってます。でもって30面ぐらい(?)まで行くと、その先はアルゴリズムは変わらなくなるらしい。だから、「こういうルートで餌を食っていけば絶対大丈夫」というルートを各ステージごとに作り上げてしまえば、考えなくってもこのゲームを制覇出来てしまうそうです。僕はそれを知って、ズルと言われようがネット上に転がっていた情報を見て攻略しようとしたんですが…ダメでした(゚∀゚)。こんな複雑なルートを面ごとに全部覚えるなんてとても無理、これならピアノ曲を暗譜する方がよっぽど楽だよ(^^;)。あと、攻略ルートどおりにやってみたんですが…「うおおおっ!これ、アルゴリズムの切り替わるタイミングが違うぞ!!」…なんと、家庭用ゲーム機(PS)のパックマンは、アーケードゲームとアルゴリズムが違うんだそうです。インチキしちゃいけないという事だな…。
ゲームの面白さって、正解を導く思考過程にあると思うんですよね。だから、なにかのストーリーを追うとか、そういうのはゲームの面白さとはちょっと違うものだと思ってます(あ、否定はしないですよ。そういうものの面白さはゲームとしての面白さではない所にある、という事)。相手のアルゴリズムは分かってる、それをあのスピード感の中で判断して正解を導くパックマンは、ゲーム的な面白さ満載のゲームでした!!嫁とずっと「次は俺にまかせろ!」とか、何時間もぶっ通しでやってました。なんというだらけた正月でしょう( ̄ー ̄)。というわけで、本年もよろしくお願い致します!
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