
マスタリングなんてめったにやらないんですが、年に2~3回はやるんです。そして、そのたびにやり方を忘れて分厚くて分かりにくいマニュアルを最初から読むという苦行が(^^;)。。いつもマニュアルを作ろうと思いつつ、それが果てしなくめんどくさいもので、作業が終わると「まあいいや」と放ったらかしになっております。今回も、大したことをやるわけでもないのに1日作業になってしまったので、今日こそマニュアルを作ろう、そうしよう。
■作業の前に…操作の復習 僕はプロじゃないんで、作業効率が良くなる細かい操作はカット。でも、最低限覚えておかないと作業が出来ないものだけはメモしておきます!
・波形のスクロール:[←] と[→]
・波形のズーム:[↓] と[↑]
・波形のドラッグ:[Control]+[Option]+[Command] してドラッグ
*ただし、曲間を指定するのは、次のやり方の方が楽!
・曲間の時間指定:
①セグメントを選択し黄色くさせてアクティブにする
②セグメント名の上で右クリック
③セグメントのスタート時間を入力!■作業の前に…設定の確認・セーブの仕方 こんな簡単な事からして、Sonic はつまづきます。僕がつまづいた理由は、「タイトルに使える文字はASCII コードしか使えないよ」と怒られ、延々セーブできなかった事(>_<)。これ、セーブ名をいくらASCII 文字にしてもダメで、セーブする場所が問題でした。ハードディスク直下じゃないとセーブできず、ハードディスクのあとの何かのフォルダの中にセーブしようとしても無理なのでした。。
やり方は…
"Save Project As" を選択 ⇒ハードディスク直下で"New Folders"を選んでセーブ!
・サンプリング周波数の設定 これも、設定方法がマニュアルのどこにも書いておらず困惑。。ミックスダウンしたCDと同じサンプリング周波数に設定しましょう!やり方は…
メイン画面左上に表示されているサンプリング周波数上で右クリックすると選択できる!いやあ、分かってしまえばなんて事ないんですが、初期設定やら何やら片っ端から探してしまいました…。。
■いよいよ、曲を並べる!1.最初の曲のセグメントを貼りつける [Command] を押しながらAiff データをタイムラインにドラッグ&ドロップ。その時、
開始から2秒のところの青い縦線に曲頭を合わせる。[Command] を押しながらやると、PQコードが自動で入るので便利!押さずにやると後で別途入力になるのでひと手間増えます。
2.2曲目も同じ要領でタイムラインに貼りつけ3.2曲目前のブランクを入れる 2曲目のセグメントを選び、セグメント名の上で右クリックして"Move Segments" を選択。あとは開始時間を入力するだけ!そうそう、秒以下となる小数点以下は、0.75=1みたいです。
4. 3曲目以降を並べる これは、2~3の作業の繰り返しです。全曲並べ終わったら、次の作業へ!
5.アルバムタイトル、アーティスト名、曲タイトルを打ち込む "MARK"→"Mark Info" と移動して、必要項目に入力
■チェック用のCDを焼いてみる!1. "MARK"→"Mark Info"→"PQ Delivery" を選択
2. "CD-R" を選択
3. CD-R をドライブに入れる
4. Status が"Media ready for delivery" と表示されたら[EXCUTE]
■いよいよ、DDPファイルの作成!1. "MARK"→"Mark Info"→"PQ Delivery" を選択
2. "DDP Image" を選択
3. 一番下のメッセージがグリーンライト&"PO Information is valid" 表示になっているのを確認
4. [EXCUTE] を押し、"New Folder" を選択し、
フォルダーをハードディスク内の最初の階層に作る!これも、最初の階層じゃないとエラー表示が出て前に進めない。
■PQ LIST の出力 これは、プレス依頼時に添付して提出する必要があります。
・"MARK"→"Mark Info"→"PQ Delivery"→"DDP Image "→"PQ List" を選択、[EXCUTE]
■その他の作業 普通に行けば以下の方法は使わなくて済みますが、何らかの不測の事態の際は使えると便利!
・手動でPQを入れる:目的位置に編集ポイントを作り、"MARK"→"TRACK START MARK" 選択
・PQの位置を動かす:[Option] 押しながらドラッグ
おお~我ながら簡潔なマニュアルだ!!