パックマンが大流行していた頃、僕がパックマンに見向きもせずに夢中になっていたゲームがこれ、ギャラクシアンでした。スペースインベーダーの発展形っぽい、ステージクリア型のシューティングゲームです。
子供のころ、最初に何に魅せられたかというと、画面のうしろに流れている星。これが綺麗だなあと思って、ゲームもせずにずっと見てました(^^)。
スーパーマンとかスタートレックとかの映画のオープニングのタイトルロールで、星がどんどんうしろに流れていくCGあるじゃないですか。僕、ああいうの好きなんです、ずっと見てられちゃう…。
そしてゲーム。小学生のころ、ヤ○○の息子の金回りのいい悪い友人がいまして(^^;)、彼とよくゲーセンに行ったんです。でも僕はお金がないから見てるだけの事が多かったんですが、たまに彼がおごってくれる。そういう状況なので、面白いゲームかどうかよりも、50円でどれだけ長く遊ぶことが出来るかがゲーム選択の基準になってました。点数とかも関係ない、重要なのはプレイ時間!そして僕が一番ねばって長く遊べるのがこのゲームでした。反射神経はいい方だったし、自分でやってない時も人のプレイを見てひたすらリハーサルしてましたし(^^)。大きい旗を1本は立てられた記憶があるので、10面はだいたい行けたんじゃないかと思います。2本立てた事もあった気がします。それがうまいのかヘタなのか分かりませんが、当時の子供の友達の中ではぶっちぎりの腕前でした。
このゲーム、ただの反射神経ゲームに見えて、頭を使うと有利になる所がありました。このゲームで厄介なのは、上に並んでいる敵がジャンジャン飛んでくる事。これをどうにかできると先に進みやすくなるんですよね。上に並んでる時はなんにも攻撃してこない敵ですが、飛んで来ると体当たりしてくるわ弾をばらまくわで、かなり厄介。さらに飛んでくる敵の数が多くなって特攻の切れ目がなくなると、敵の攻撃をさばき切れなくなります。その攻撃を和らげる方法がありまして、
攻略の鍵は敵の司令官みたいな黄色いやつ。こいつを倒すと、敵の攻撃がいったん止んで、飛んでこなくなるのです。というわけで、敵の攻撃が適度に切れるように、うまいタイミングで黄色い敵を倒すのが重要な戦略になるのです。この事に気づくと、けっこう先に進めるようになりました。あとは、撃ち漏らさない正確な射撃と、端に追い込まれないよう敵を誘導しながらの避け。敵が突っ込んでくる角度を和らげるよう、敵とY軸を合わせるようにすると避けやすくなる、みたいな(^^)。
というわけで、一見するとただ撃って避けるだけのゲームに見えて、どのタイミングで敵の旗艦機を倒すかを考えながら進める、戦略性もある楽しいゲームでした。友人におごってもらって、ずっとやってたなあ。
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