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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『ルーセル:交響曲第3番、第4番 クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団』

Roussel_Symphony3-4_Kuryuitansu.jpg クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団は、フランス物の録音に力を入れてくれてありがたいです。ルーセルは19世紀後半から20世紀前半に活躍したフランスの作曲家で、大ざっぱにいうと印象派から始まって新古典に向かった人。特に、交響曲第3番と4番は名作ときいてたもので、このふたつを収録したこのCDは見つけた途端に飛びつきました(^^)。

 交響曲第3番は、和声の匂いとしては少しだけ印象派を感じる所がないわけでもないですが、構造的には新古典。3番の第1楽章のリズムはストラヴィンスキーの春の祭典っぽく、第2楽章はアダージョで美しい…かと思いきや、とても変わった音階で、不安定な音がふわふわ漂う感覚。シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」も、調があるような無いような音の海をただよう独特の感覚がありましたが、あそこまで行かないにしても、ちょっとそんなムードがあります。

 交響曲第4番、冒頭の短9度の不穏な出だしから、長調が見えたり隠れたり…そこから豪快で明るい主題に突入と思いきや、これも一筋縄ではいきません。これは2楽章も同じです。

 この交響曲2曲だけに関していうと、ストラヴィンスキーの影響なのかインテンポで4分音符を強く刻む軍楽のようなリズムが多く、そこは単調に感じてしまいました。でも、様式は新古典、サウンドは多調的でプーランクあたりを先駆けているようで、個性的。前衛というのとはちょっと違うけど、風変わりな独創性のある調音楽と感じました。これが僕にとってのルーセル初体験で、ここから徐々にハマっていったのでした(^^)。



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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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