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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Amon Düül Ⅱ / PHALLUS DEI』

Amon Duul2 PHALLUS DEI 針を落としたその瞬間に、「ああ、これだ、こういう音楽を聴きたいんだよ…」となったロック必殺の1枚!クラシックやフュージョンや今のロックに足りないのはこの部分なんだというヘヴィーさ、ヤバさ、熱気!サイケデリック色のメチャメチャ強いドイツのプログレッシヴ・ロック・バンド、アモン・デュールⅡが1969年に発表したファーストアルバムです!

 アモン・デュールⅡがある以上、アモン・デュールがあります。アモン・デュールは共同生活をしながら政治活動や演劇や音楽をするコミューンで、ドイツ各地を転々としていたそうです。彼らが発表したファースト・アルバム「サイケデリック・アンダーグラウンド」がまた強烈なんですが、コミューンのうち、ギターのクリス・カラーをはじめとした音楽寄りの人たちが分裂して出来たのがⅡだった、みたいな。ちなみに、いつか紹介した「エンブリオ」も、アモン・デュールから派生したグループらしいです。

 音楽は、複数の打楽器が刻みだすポリリズミックなビートのうえに、エレキギターやベースが重なっていく感じ。基本的にインストゥルメンタルで、歌はあまりないです。ギターが選ぶ旋法は、長旋法や短旋法から外れるものが多く、月並みなロックの単調さから逃れているだけでなく、独特のやば~いエキゾチックさを醸し出しています。コンポジションとセッションが半々に聴こえますが、ジャズみたいにフレームの決まった上でアドリブをするわけでなく、全体でいきなりリズムが変わったり、かなり大がかり。セッションといってもグレイトフル・デッドみたいなグダグダなブルースセッションにならず、はたまた出鱈目なノイズにもなりません。このカッコよさは言葉で説明しにくくて、アモン・デュール的としか言いようがないです。いや~メチャメチャいい。。

 アメリカのサイケよりヤバさが強く、テンションが高く、それでいてアメリカのサイケより音楽をコントロールできている所が、ジャーマン・ロックのすごさなんでしょうね。ジャーマン・ロックといってスコーピオンズとかハロウィンとかいっているうちはまだまだ子供。どちらも体験している僕としては、ジャーマンロックを語るならアモンデュール、グルグル、アシュラを聴いてからにしてくれと思ってしまうほど、ロックの重要な部分を突いた音楽だと思います。日本では人畜無害なロックしか紹介されなくなってしまったから知られてないだけで、聴きさえすればファンは爆発的に増えるんじゃないかと思うんですよね。久々に聴きましたが、めちゃくちゃ良かったです、大推薦!!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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