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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Duke Ellington / EARLY ELLINGTON 1927-1934 (The legacy of Bluebird)』

『Duke Ellington 1927-1934 ビッグバンド・ジャズの代名詞デューク・エリントンで凄いと思う事のひとつは、1920年代から活躍していた人というところ。もっと言うと、生まれたのが1800年代!ジャズエイジに活躍してたのって、フレッチャー・ヘンダーソン楽団とかルイ・アームストロングのホット・セブンとかですよね。そのへんのバンドは、ジャズエイジを過ぎるとみんな解散したというのに、エリントン楽団だけはエリントンが死ぬ60年代まで活躍し続けたのがすごいです。そんなエリントン楽団最初期の演奏を聴く事が出来るのが、このCDです。

 最初に聴いた時の印象は、「あ、ディズニーランドとかで聴くあの音楽に近いな」というものでした。ディズニーランドに行くと、道端で、ウッドベースと小太鼓と管楽器の3人ぐらいのバンドが、楽しげに演奏してたりするじゃないですか。あんな感じに聴こえたのです。要するに、スウィングジャズというよりも、ディキシーランドジャズに近いものを僕は感じたんでしょうね。
 そして、「ゴッドファーザー」のコッポラ監督が撮った映画「コットンクラブ」で使われていた音楽が、これにそっくりでした。そっくりどころか、まんまこれ。だって、この時代のエリントン楽団は、実際にコットンクラブに出演していて、しかもその看板バンドだったんだから、当たり前ですよね(^^)。実際エリントンは、ワシントンD.Cからニューヨークに進出して有名なコットンクラブに出るようになった事が、活動の転機となったそうです。コットンクラブはレベルの高いクラブだったもんだから、音楽も演奏も高いものを要求されて鍛えられるし、コットンクラブ自体がラジオ番組を持ってたから、エリントンは一気にアメリカ全土で有名に。また、この音楽は、エリントン初期の音楽というだけでなく、時代を象徴する音楽でもありました。だって、この時代のアメリカ文化を「ジャズエイジ」と呼ぶほどですからね(^^)。

 ジャズエイジの音楽を、再現ではなく当時の録音で聴けるって、それだけで感動しちゃいました。音楽的には、楽しい楽天的な音楽のほかに、郷愁を誘うようなあったかい音楽も多くて(こういう曲の時の、ホーンセクションの古い録音の音って、めちゃ好きです^^)、これはムード音楽なんだな、と思いました。今って、ジャズファンですら、このへんのジャズまで遡って聴く人は少ないと感じます。むしろ、このへんの音楽を聴くのは、ジャズファンよりブルースやソウルを聴く人のほうが多いのかも。それって分かる気がして、時代の匂いや価値観がモダンジャズよりもアメリカのアーリータイム音楽に近いと感じるので。そんなわけで、ビッグバンド・ジャズがあまり好きではないといいつつ、振り返ってみたらエリントンの20年代から60年代までのレコードを全部聴いていた僕でした。どの時代の音楽でも、どこを聴いて楽しめばいいかさえ理解出来れば、すごく楽しく聴けるもんなんですよね(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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