FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ラテン   Tags: ---

Response: Comment: 2  Trackback: 0  

『Bob Marley & The Wailers / Uprising』

Bob Marley_ Uprising ボブ・マーリーが生前に残した最後のアルバム、1980年発表です。マーリーの死後、もう1枚アルバムが出ましたが、僕的にはやっぱりこれが最後という気持ちが強いです。

 このアルバムを出したころのボブ・マーリーは、すでに文化人というか、宗教家のような尋常でないカリスマになっていて、アフリカやカンボジアの大統領の誕生パーティーに呼ばれて演奏したり、ジャマイカの政争に関わって狙撃されたりと、日本や欧米のポップミュージックのミュージシャンとはぜんぜん違うレベルの人になってました。このアルバム、オリジナル・ウェイラーズの「Burnin’」と比べると、音がおだやかでマッタリした感じがします。でも詞はやっぱりすごくて、音とのギャップに戸惑うばかり。その詞ですが、なんといっても「redemption song」に尽きるでしょう!

Emancipate yourselves from mental slavery
None but ourselves can free our minds
精神的隷属から自分自身を解放しろ
俺たちの精神を解き放てるのは他人ではなく自分自身なのだ


 なんで政争に巻き込まれて撃たれたり、36歳で死んでいったかが分かる気がする…。スパルタクスでもキリストでも、権力に真っ向から抵抗する政治家以外の人って、まっ先に死んでしまうんですよね。ボブ・マーリーは、「黒いボブ・ディラン」なんて呼ばれる事がありますが、80年代が青春だった僕にとっては、ボブ・マーリーの方が近い存在に感じます。こういうプロテスト・ソングを歌うカリスマって、ソビエト連邦時代のロシアのヴラジミール・ヴィソツキーとか、抑圧された国や社会にはそれなりにいますが、現代で一番のビッグネームはボブ・マーリーだったんじゃないかと。レゲエが南国の楽園音楽だと思っていた僕は、ボブ・マーリーの詞に注目してレゲエを聴き直して、まったく考えが変わりました。そして、聴いた人がその言葉の重さを軽く流さないで受け止めたら、世界はもうちょっといい方向に行くかも(^^)。ミュージシャンというより、民衆の支持を集めた現代の思想家だと思います。


スポンサーサイト



03 2019 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS