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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『John Coltrane / Lush Life』

John Coltrane Lush Life コルトレーンがプレスティッジから離れた後に出された、プレスティッジ未発表録音集です。録音はふたつのセッションから取られていて、A面はEarl May(b), Art Taylor (dr) とのトリオ、B面はDonald Byrd (tp), Red Garland (p), Paul Chambers (b), Louis Hayes またはAlbert Heath (dr) という編成。録音は1957年から58年にかけてです。

 まずはA面のトリオ演奏「Like Someone in Love」の冒頭のサックス独奏が泣きたくなるほど良い…いやあ、コルトレーンってこんなに歌心ある人だったのか。そういえば『Soultrane』での「I want to talk about you」も、マイルスの『Kind of Blue』での「Blue in green」も、めっちゃくちゃ良い演奏だったなあ。この曲、トリオでも他のふたりが実に控えた演奏をしてるので、まるで最初から最後までコルトレーンの独奏のようにきこえて、すごくいい。。
 「I love You」と「Trane’s Slow Blues」は、ニューヨークというよりシカゴのロフトで聴けそうな古き良きハードバップという感じ。50年代アメリカ都市部の黒人文化をそのまま聴いてるみたいで最高でした。それにしてもコルトレーン絶好調、すごい。。

 B面はレッド・ガーランドのピアノ入り。「Lush Life」はバラードで、ドナルド・バードのトランペットが入ります。最初のテーマはサックスのみ、次にサックス、ピアノ、ペットというソロオーダー順で、最後に2管のアンサンブルのテーマで閉じるという構造です。雰囲気はいいけど、それぞれのソロが冗長かな…。「I Hear a Rhapsody」は、ピアノ入りワンホーン。どういうわけかこれがシカゴではなくてニューヨークに聴こえるのは、もしかするとバック陣がマイルスのグループだからなのかな…。

 このアルバム、コルトレーンがレギュラーグループを持つ前の1枚で、コルトレーンチェンジやモード以前という事もあって、あまり取り上げられませんが、とにかくコルトレーンが絶快調、素晴らしい1枚だと僕は思っています。「Like Someone in Love」や「I Love You」というA面のトリオ演奏を聴くためだけに買ってもお釣りがくるほど。いやあ、ジャズって、自分にピタッと嵌まるものに出会うと、本当にいい音楽ですね。コルトレーンのレコードは全部買ってもいいと思ってしまうほど良かった…って、若いころそう思ってコルトレーンのレコードと見るや片っ端から買ってたんだろうなあ(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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