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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『Dr.John / In a sentimental mood』

DrJohn_In a sentimental mood 僕が最初に聴いたドクター・ジョンさんのアルバムです。僕にとってのドクター・ジョンのイメージは、アラン・トゥーサンあたりに似たアメリカ南部の音楽をやる人で、古いジャズとブルースの中間ぐらいのどろくさい音楽をだみ声で歌う…みたいな印象でした。若いころは、それにちょっとサイケが入ってる感じだったかな?

 タイトルで想像がつく通り、このアルバムはジャズナンバーで構成されてました。聴く前の僕の印象と違ったのは、意外と泥臭くなかった事です。レオン・ラッセルのデビュー作とか、若いころのトム・ウェイツみたいな、もっと泥臭い音楽だと思ってたんです。ところがこのアルバムはストリングスをバックにしたエンターテイメントなオケとアレンジ。それでも意外にもジ~ンと来てしまいました。なんでプロが仕立てたアレンジの前でやってるのに泥臭く聴こえるのか…たぶん、ピアノです。ジャズというよりピアノ・ブルースの方がイメージに近いぐらいのピアノだったんです。ピアノは、ドクター・ジョンさん本人が弾いてます。
 やってる曲はスタンダードなんですが、洒落たモダンジャズじゃなくて、田舎の酒場でブルースなんかと一緒にやっていた時のような古いホンキートンクなジャズの雰囲気。というわけで、良かったのは、そういうムーディーな南部アメリカ音楽らしさが出やすいレイドバックしたバラード。「My Buddy」「More than you know」もいいし、「In a sentimental mood」に至っては歌わずにピアノだけです。演奏だけで聴かせられるぐらいにいい感じなんです。

 企画ものっぽいので、このアルバムをドクター・ジョンさんの音楽のステレオタイプとは思わない方がいいんでしょうね。でも、同じ曲をビル・エヴァンスがやってもナット・キング・コールがやってもこうはならないでしょう。ピアノや歌い方などの端々に南部アメリカの美学が出ているようで、記憶に残ってる1枚です。どうぞ、やすらかに。


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ドクター・ジョン、逝去

DrJohn.jpg うわあ、知らなかった。数日前の6月6日に、ドクター・ジョンさんが亡くなったそうです。若い頃に胸躍らせて聴いていたミュージシャンが次々と去っていく…。

 ドクター・ジョンさんは、僕の中ではアラン・トゥーサンやレオン・ラッセルにイメージの近いミュージシャンでした。アメリカ南部独特の泥臭くてあったかい音楽を、ピアノをパンパン叩きながらだみ声で歌う、みたいなイメージ。外連味たっぷりで、陽気な音楽も泥臭い音楽もやってましたが、いちばん印象に残ってるのは、僕がはじめてドクター・ジョンさんを通して聴いた『In a sentimental mood』というアルバムでのピアノ演奏。なんとジャズ・スタンダード集なのですが、そこで弾くドクター・ジョンさんのピアノがレイドバックした南部アメリカ音楽的で素晴らしかった記憶があります。アメリカのピアノ音楽って、ラグタイムでもオールドジャズでもピアノ・ブルースでもブルーノートを使っていて、ヨーロッパ音楽にはない独特のレイドバック感があるじゃないですか。あれをネイティブで演奏できる人という感じでした。

 78歳なら「そろそろ俺の番かな」ぐらいは思ってたかも。もしドクター・ジョンさんが生まれ変わる事があっても、この人はまたアメリカ南部に生まれて欲しい。ニューオリンズの葬式は明るく大騒ぎするときいた事があるので、湿っぽい事を言うのはよそう。天国でも酔いどれながら歌を歌って陽気に騒いでね、バイバイ!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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