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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『密林のポリフォニー イトゥリ森ピグミーの音楽』

Mitsurin no Polyphony_Pygmies ここまで聴いてきたザイールの音楽はバンツー系民族のものだと思うんですが、これはピグミーの音楽。ピグミーというのは、僕らが想像する背の高いニグロイド(これがバンツー系)とは対照的に、すごく背の低いニグロイド。アフリカ大陸の赤道直下に広がっているイトゥリの森なんかに棲んでるそうです。ところが、うちにある世界地図を広げても、イトゥリの森って出てないんですよ。ザイールの奥にあるそうなので、コンラッドの小説『闇の奥』に出てきた森の中に潜んでた恐ろしい現地人はピグミーの事だったのかも。

 音楽は、リケンベ(親指ピアノ)演奏の上で歌を歌うものとか、手拍子を打ちつつ皆で合唱するものなど。これがどれももの凄いポリリズムにポリフォニーで圧巻!リケンベの演奏なんて、最初は4分音符だと思ってたのが、そこに別のリケンベが別のリズムを重ねて、さらにその上に別のリズムを持つ歌が重なって…みたいな感じで、ものすごい線の音楽。すげえ、これはジャングルの中のバッハだ。合唱となるとそれどころではなく、皆で合唱しているフレーズがあると、それに別のフレーズがかさなり…という感じでどんどんポリリズム、ポリフォニー、ポリハーモニーになっていきます。何となく何人かが始めたのがどんどん人数が膨れ上がって、また何となく終わって行ったりするものが多いので、かなりの部分で即興な気もします。もしかすると、森の中での数少ない娯楽が音楽なのかも。そうそう、カエルの鳴き声までコーラス隊として使ってるように聴こえたパフォーマンスまでありました(^^)。しかも幻想的でいい音楽になってるし。

 これは驚異の音楽。どちらかというと自分の好きなジャンルばかりを聴き漁っていた僕が、色んな音楽を聴いてみたいと民族音楽に手を出して衝撃を受けた音楽のひとつです。それにしても、ピグミーって赤道直下の過酷なジャングルで生きている人々というだけでも神秘的な感じがします。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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