FC2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『J.S.バッハ:リュート組曲 山下和仁(g)』

JSBach_LuteSuite_YamashitaKazuhito.jpg  超絶テクニックを誇るクラシック・ギターの山下和仁さんによるバッハ集、これはリュート組曲です。ただし、このCDはリュート組曲の全曲が入ってるわけじゃないので注意。バッハにはリュート曲が7曲あるらしいんですが、そのうち3曲は無伴奏ヴァイオリンまたはチェロの編曲もので、山下さんはこのCDを出すとき、すでに無伴奏ヴァイオリン全曲と、無伴奏チェロ全曲を録音していたもので、録音済みの曲を除外したらこうなったみたい。例えば、リュート組曲第3番は全曲が無伴奏チェロの第5番と同じなので、このCDには入ってません。かわりに、組曲以外のバッハのリュート曲すべてと、無伴奏フルートのためのパルティータ全曲(BWAV.1013)のギターアレンジ版が入ってます。まとめると…山下さんの無伴奏ヴァイオリン全曲入りCD、無伴奏チェロ全曲入りCD、そしてこのCDを買うと、バッハの無伴奏ヴァイオリン全曲、無伴奏チェロ全曲、リュート曲全曲、無伴奏フルートのためのパルティータ全曲、このギターアレンジをぜんぶ聴く事ができるわけです!う~んこれはすごい、アーティストにとって生涯一と言っていいほどの偉業じゃないでしょうか。

 山下さんのバッハ全集ものは大ベストセラーだったみたいで、昔は飾り程度にしかクラシックのCDを置いてない町のCD屋さんにすら置いてあるほどでした。若い頃、バッハがよく分からなかった僕が、バッハにぶっ飛ぶ事になったきっかけのひとつが、この山下さんのギター演奏でした。3コースも同時進行するような対位法音楽をギター1本で演奏してしまう、どういうことだこれは。。まだクラシックギターをよく知らなかった僕にはものすごいカルチャーショックでした。今回、久々に聴いてみたところ…若い頃は気づかなかったんですが、めっちゃうまい。若い頃はこれを弾けるというだけで驚いたんですが、流れるような演奏、それでいてセゴビアみたいに慎重ではなく、突進していきます。山下さんの演奏って、バキバキと前に進んでく感じが独特ですね。セゴビアは安定、ブリームは表現力の高さ、そして山下さんはグイグイと突き進んでく躍動感。いや~カッコいい。。

 僕がなんで無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロのCDよりも、地味なリュート組曲に先に手を出したかというと…若い頃はバッハが苦手だったもんで、2枚組を買うのに躊躇したから(゚∀゚*)エヘヘ。でもこれで山下バッハにぶっ飛び、けっきょく他の山下編バッハにも手を伸ばしたのでした。ロックでもジャズでも、ギターを演奏する人なら山下さん演奏のバッハは絶対に聴くべき超絶演奏じゃないかと!いや~久々に聴いたけどやっぱり凄かった。。


スポンサーサイト



07 2019 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS