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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『ジャワ スンダの巨匠S.ナノ』

Jawa SundanoKyoshou S Nano インドネシアの音楽で、ガムランでもケチャでもない音楽を聴いたのは、僕はこのCDが初めてでした!このCDに入っていたのは、「チュルンプンガン」と、「クトゥック・ティル」または「ジャイポンガン」という、西ジャワに住むスンダ人の庶民に親しまれてきた芸能の音楽でした。

 1~5曲目に入っていたチュルンプンガン」は合奏音楽。このCDでは歌入りで、アンサンブルはカチャピ(CDのジャケットに写ってる箏状の楽器)、ルバブクンダン(太鼓)、ゴオン(ゴング)の4者でした。特に高揚する事もなく、独特のマッタリ感をもってたゆたうような音楽。歌と伴奏には聴こえず、歌も含めてすべての楽器が対等に聴こえました。ジャワの音楽の例に漏れず、「これって楽器同士で音階やピッチは合ってるのか?」という不思議な感覚。ナノ・Sというマルチプレイヤーさんが参加してるんですが、その人が書いた曲が2曲入っていて、それは伝統曲よりも音の衝突が少なくて、西洋音楽に影響されてしまった東南アジアや東アジアの音楽に重なって聴こえてしまいました。…伝統的なジャワ音楽のヤバさに嵌まってるな、俺(゚∀゚*)。

 6~8曲目は「クトゥック・ティル」または「ジャイポンガン」という舞踊に使われる音楽でした。クトゥック・ティル」は民族舞踊で、昔は女性の歌手や踊り子相手に、男性が即興で踊って楽しむものだったそうです。この伝統を引き継いで1970年代の終わりに生まれたのが、「ジャイポンガン」という舞踊だそうです。ただ、CDだと舞踊は見えず音楽だけ。そして音楽だけ聴くと、「チュルンプンガン」との差は分かりませんでした。しかし、これも独特な音楽だな、聴いていて引き込まれてしまいます。。

 ジャワの音楽らしい独特のマッタリ感のなか、音階というか音程のずれが古典音楽にもアヴァンギャルドにも聴こえてしまうという、なんとも新鮮な音楽でした。こんな不思議な音楽は、インドネシア以外じゃちょっと聴けないんじゃないかと。「どれもこれも似たようなもののキンタロー飴な普通のロックやポップスやクラシックやジャズには飽き飽きしてるぜ!」という人に大推薦です!民族音楽はこれだから面白い。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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