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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Weather Report / Heavy Weather』

Weather Report Heavy Weather ウェザー・リポート、デビュー作は感激しまくったんですが、以降のアルバムは軽いクロスオーバーという印象があったもんであまり聴かない状態でした。でもジャコ・パストリアスが参加した77年発表のこのアルバムは自然と耳に入ってきたんですよね。それぐらい、発表当時は話題になったんです。メンバーは、ジョー・ザヴィヌル(p, synth)、ウェイン・ショーター(Sax)、ジャコ・パストリアス(EB)、アレックス・アクーニャ(Dr)、マノロ・バドレーナ(Perc)。冒頭2曲が思いっきりポップス、しかも安直なムードミュージックにしか聴こえない、これはつらい…と思っても、ここでやめちゃいけない!最初の2曲を飛ばして聴けば、3曲目以降にフュージョンの大定番となった音楽が始まるのです!

 第1にジャズなまりのない循環や逆循環やモードを利用した7音音階の調音楽のコード・プログレッションとトゥッティ、第2に一歩間違えるとイージーリスニングになりかねないシンセやエレベの音、第3に音色やデュナーミクは無視して音価だけに特化したアドリブ。フュージョンってこの3つで出来ている音楽と思ってるんですが、そのステレオタイプがこのアルバムの3曲目以降ではないかと。「Palladium」なんてその典型です。
 中でもエレベが特徴的でした。ジャコパスが書いた「Teen Town」と「Havona」いう曲が入ってまして、シンセみたいな音色と、ポコポコと弾きまる動きがトレードマークです。以降のフュージョンのエレベって、音も演奏もこれが手本になったんだな、みたいな。日本のフュージョン系ベーシストだって、T-SQUAREの須藤さんも、布川さんあたりとよくつるんでいた納浩一さんも、みんなこの音でした。

 これ系のフュージョンって、商品として売られるようになったデジタルな音色、アドリブしやすい簡単なコード進行、音価だけに徹したプレイ、この3つで出来た音楽なのだと思います。このアルバムの3曲目以降は、そのバランスがうまくいった音楽と感じました。というわけで、ジャコパス在籍時のウェザー・リポートだと、これがいちばん好きなアルバムかも。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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