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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『Salvatore Adamo / A L'olympia (1965)』

Salvatore Adamo _A L olympia 1965 サルヴァトール・アダモの65年のライブ音源です。アダモは「Olympia」という名のレコードをいくつも出してまして、67年や77年もあったはず。日本でいう「Live at 日本武道館」みたいなものなのかな?

 「夜のヒットスタジオ」とか「ザ・ベストテン」とか、70年代の日本の歌謡番組って、こういう感じのアレンジやオケだったよな…。そういう意味で、これは僕の中ではシャンソンというよりフレンチ・ポップスにより近く感じました。シャンソンって、ダミアにしてもバルバラにしてもジュリエット・グレコにしても、クラシックの匂いが残ってるアコースティックなオケで、文学的な詩を歌う印象があるんです。でもこれはどう聴いても歌謡曲。

 アダモって、日本でヒットして、来日回数も20回とか30回とか、ものすごい回数だったはず。なるほど、日本の歌謡曲に限りなく近いから、当時の日本人には分かりやすかったのかも。そして、アダモやイヴ・モンタンやシルヴィ・バルタンやフランス・ギャルを聴くと、戦後から70年代までの日本のレコード会社主導の歌謡音楽って、アメリカ以上にフランスのポピュラーの影響の方が大きかったんじゃないかと思う時があるんですよね。板付きの4リズム&ビッグバンドのオケとか、そのアレンジの傾向とか、ショーのシステムとか、そっくりなんです。そして、その頃の日本の音楽って英米音楽べったりという訳じゃなく、フレンチ・ポップスも、マンボやルンバなんかのラテンも、ロシア歌謡も取り込んでたりします。そういう意味で、ポピュラー音楽は、同じ外国の物まねにしても、昔の方が豊かだったんじゃないか、な~んて思ったりして(^^)。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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