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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『マルチヌー:交響曲全集 ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団』

Martinu_Symphonies_Neumann_CzechPhil.jpg マルティヌーの交響曲全集です!CD3枚全6曲、10年ぶりぐらいに聴きますが、前回聴いた時の印象は良かったので楽しみ(^^)。指揮者のヴァーツラフ・ノイマンはチェコの名指揮者、チェコフィルもチェコの代表的なオケという事で、チェコ出身のマルティヌーのシンフォニーを奏でるに最善のキャスティングだったのでは(^^)。

 音楽や演奏の前に、録音について。ちょっとオフ気味な録音で、よく言えば残響たっぷりでリッチな感じもしますが、ちょっとポワポワすぎる気も。ひどい訳ではないんですが、もうちょっとクリアな録音の方が音楽が分かりやすかった気がしました。

 マルティヌーの交響曲は、協奏曲より圧倒的に僕の好みでした、これはなかなか(^^)。僕はほとんどの作曲家で交響曲より協奏曲の方が好きなんですが、マルティヌーさんは交響曲のほうがいいなあ。協奏曲はどの曲も「どこかで聴いたことあるような」とか「よくある」という感じだったのに、交響曲は「すげえ、どうやったらこんなの思いつくんだ」みたいな(といっても、ちょくちょく他の作曲家の有名な作品からの引用があるんですが^^)。交響曲1番の冒頭なんて、短調系のスケールをあがっていった最後にメジャー系の和音に達し、すぐに次のスケールが上向してまた和音に、と思ったらまた次の…というように、構造もアイデアも和声アプローチもまったく独特で創造的、それでいて難しくならない所がすごい。。古典、ロマン、新古典を通過して、次に前衛に向かわずに独特な調音楽に踏み込んだ様子は、プロコフィエフブリテンを聴いているような感覚でした。前衛に向かわずに、それでいて新鮮な音楽を生み出す事が出来るんですねえ。。

 久々にマルティヌーの作品をまとめて聴きましたが、アーティストというより職業プロフェッショナル的に感じました。古典派~ロマン派~新古典~現代の調音楽、というクラシックの伝統を残して、聴きやすい良い作品を書く感じ。アイデアも素晴らしいしオーケストラの書法も聴いていてメチャクチャ勉強になるほど素晴らしいんですが、どこかエンターテイメント的というか、お客さん向けに書いてる感じがしました。それでも比較的こういう系に近く感じるプロコフィエフやブリテンよりアイデアに優れているように感じて、僕の好みでした(^^)。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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