コール・ポーターはジャズバンドが演奏する曲しか知らなかったのですが、コール・ポーターの生涯を描いたこの映画を見て、「へえ、こんな人だったのか」と初めて知ることができました。とはいっても劇映画なのでいろいろと脚色してあるのだとは思いますが。そうそう、コール・ポーターの曲としては、「Love for sale」や「Night and Day」の歌詞の意味がはじめて分かったような気がして、なるほどと思いました。クラブで若い男を買っていた人だから「Love for sale」なんだな、そうそう、コール・ポーターの書いた「Nighgt and Day」は、ビートルズ以降のポップスと同じ作曲技法で描かれていますが、彼らとは比較にならない作曲技術の高さで作られた名曲なので、聴いたことのない方はぜひ一度聴いてほしいです。