高校生の頃の僕がこのアルバムを買ったのは、ジョニー・ウインターとかジョン・メイオールとかのブルース・ロックが大好きだったから。好きが高じて、本物のブルースを聴いてみたくなったのです。そしてこのアルバム、ローリング・ストーンズのバンド名の由来になった「Rolling Stone」とか、ストーンズやフォガットが演奏していた「I Just want to make love to you」、それにブルースの曲としてもっとも有名な曲のひとつじゃないかという「Hoochie Coochie」…みんなこのアルバムに入っていたのです。もう、胸は期待でいっぱい。で、ワクワクして聴くと…渋すぎた(゚ω゚*)。このアルバムをはじめて聴いた時、僕はもうハードロックもジャズもクラシックも聴いてたんですよね。そういう音楽からすると、あまりに単純だったのです。