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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Eric Dolphy / At The Five Spot, Vol.1』

Eric Dolphy At The Five Spot Vol1 モダン・ジャズで僕が一番好きなサックス奏者ってエリック・ドルフィーじゃないかと思うのですが、これはドルフィーとブッカー・リトルの双頭バンドのライブ盤の第1集です。僕が持ってるレコードで言うと、このふたりのライブレコードは3枚出てると思います。1961年7月16日録音、メンバーは、Eric Dolphy (asax, b-cl), Booker Little (tp), Mal Waldron (p), Richard Davis (b), Ed Blackwell (dr)。収録ナンバーは、Fire Waltz、Bee Vamp、The Prophet の3曲です。まあでも数小節テーマを吹いたらあとはアドリブですので、 曲はあんまり関係ないかな(^^;)。

 ドルフィーというと、ジャズの枠からはみ出した独創的な曲も書いている人ですが、この双頭バンドが演奏する曲はどれもハードバップ。というわけで、先鋭的なドルフィーの音楽をくまなく味わえるわけではありませんでした。しかし、ソロアドリブになるとすげえ!「Fire Waltz」のアドリブも、「The Prophet」のテーマのカウンターに挟むソロも、鳥肌が立つほどの凄さでした。いやあ、これは凄いわ。。そして、すごいのはドルフィーだけじゃなくて、ブッカー・リトルのトランペットはノーマルだけど切れが素晴らしい!!マル・ウォルドロン以下は普通のハードバップでした…いや、否定するわけじゃなくて、僕が好きなマルさんらしさが出た「Bee Vamp」のピアノソロなんて呪術的で素敵ですが、ドルフィーが踏み込んでいる所にはついていけてない、みたいな(^^;)。

 でも、これを「ドルフィー最高傑作」と呼ぶのは抵抗があります。それって、『トゥーランガリラ交響曲』をメシアン最高傑作と言ったり、『狂気』をピンクフロイド最高傑作と言ってしまうようなものじゃない?みたいな。曲はハードバップなので普通の調感ですが、ドルフィーのソロが跳躍や半音階なアプローチ続出なので、音楽ではなく、ドルフィーのアドリブに悶絶するアルバムじゃないかと。ドルフィーがあと3年長く生きてポール・ブレイやラン・ブレイクと絡めたら、ジャズはもう少し先に行けたかも知れなかったと思わされた演奏でした。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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