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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Canned Heat / Living The Blues』

Canned Heat Living The Blues キャンド・ヒートの代表アルバムと言えば『Boogie with Canned Heat』なんでしょうが、僕がいちばん好きなのは、1968年発表のこの2枚組アルバムです。やっぱり『Booge with…』みたいにグダグダなワンコードのジャムなんですが、よかったのは、C面D面合わせて1曲のライブ録音!ワンコードで40分演奏とかやられるもんで、変な意味で聴いていて「エヘヘヘヘー」ってトリップしちゃいました。。

 ライブは、ヴォーカルが今までのスタジオ盤と段違いで野太い!演奏も大人しくチマチマやってないで、暴れてます。やたら長い事ジャムってるのですが、本人たちも飽きてきたのか、途中でフォービートになったりね(^^)。やたら長いベースのアドリブが終わって、ギターソロになったところの快感はたまらないっす。やっぱりロックバンドはエネルギーを伝えてなんぼ、こうしてくれなくっちゃね(^^)。
 そして、スタジオのA面は、ほとんどが小っちゃい曲は今まで通りのブルースやブギの小曲という感じで、演奏ショボイ(^^;)。ただ、B面に入ってる20分近い「Pathenogenesis」は、色んな曲が出て来ては消えて、アナログディレイとかを色々駆使したサイケです。これはアタマが変な感じで良かった。きっと頭が悪いんですね、やっぱり60年代サイケはいいなあ。

 キャンド・ヒートって、80年代までに主要メンバー3人がドラッグとかで死んじゃってるんですよね。ロサンジェルスのバンドだし、音楽だけ聴くとグダグダなサイケデリック・ブルースなジャムバンドなので、けっこうグレイトフル・デッドみたいな、お客さんも込みでみんなでマリファナ吸って気持ち良くなっちゃうヒッピーなバンドだったのかも。ブルースやブギ、そしてサイケ、さらに長尺のドラッグやっていちゃってそうなジャムと、とっても楽しいアルバムでした!


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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