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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『春城の歌垣 雲南イ族の音楽Ⅱ』

ShujounoUtagaki_unanIzoku no Ongaku2 中国の雲南省にいる最大の少数民族・イ族の音楽です。雲南省は中国の南にあり、ミャンマー、ラオス、ベトナムと国境を接しています。これらの国の音楽って中国音楽色とインド音楽色とインドネシア色のチャンポンという感じがしますが、そのうちの中国色は雲南省から来た人たちが持ってきたものじゃないかと勝手に思っております(^^)…と思ったら、イ族の居住地は雲南省のほかにラオス、ミャンマー、ベトナム、タイなどなんだそうです。似てるんじゃなくて同じでした(^^)。ついでに、イ族は中国に住んでいる56民族の中で7番目に人口が多くて、2010年で800万人ほどだそうです。そうそう、雲南省は類人猿発祥の地じゃなかったかな?

 まず、イ族という少数民族の音楽とはいえ、中国音楽をあんまり知らない僕にとっては漢人音楽にかなり近いものに感じました。少数民族らしく感じるのは管楽器や擦弦楽器がメロディを取る部分が時としてそう感じるぐらいで、撥弦楽器や音階打楽器あたりは思いっきり中国音楽と言った感触でした。

 たぶん、使ってる楽器が揚琴(ヤンチン、ダルシマー族の楽器です)、月琴、三弦、横笛にリード楽器、笙など、漢人音楽と同じ(または近い)楽器が多かったから、音楽のイメージも近く感じるのかも。このCDだと音階が長調系の47抜きが多かったのも、低音楽器がいないのも、馬鹿テク揃いなのも、やっぱり中国音楽っぽく感じる理由かもしれません。そうそう、テクニックで言えば、4曲目の「紅河的春天」の揚琴の独奏なんて、すごいテクニックでした。ちなみにこの曲、中国の音楽大学で揚琴を専攻するとほぼ課題曲に入っている中国音楽の大スタンダードなんだそうです。

 そんな中、まったく想像もしていなかったような音楽が、3曲目の「馬桜花開」という曲。これはすごい!バウという管楽器が主メロ、笙の伴奏がついていたんですが、笙の音がロータリーつきの電子オルガンみたいな音で、これにビビりました。以前にタイのモーラムという音楽に触れた事がありましたが、そこで使われていたケーンという楽器を思い出しました。いやあ、この音は言葉では説明不能(ちょっと「アルプスの少女ハイジ」に近い)、ぜひ聴いてみて欲しいです!

 それにしても中国系のプレイヤーは、民族色が強い音楽ですら出音はきれいだし演奏がはうまい、演奏家としてむちゃくちゃ優秀と思います。雑技団みたいに、子どもの頃から専門教育を受けたスペシャリスト集団なのかも。ただ、毒性の強い現代の音楽に慣れてしまった私には、音楽が保守的でイマイチ刺激が足りないんですけどね。。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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