
ハイレゾ音源にDSD なる規格があります。録音の記録方式の事らしくて、SACD なんかで採用されているらしいですが、これって何なんでしょう。
■ビット数を減らし、かわりにサンプリング周波数を多くとる事で、音が良くなる…らしい CDなど多くのデジタルオーディオはPCM方式というのを使ってます。CDだと、16bit44.1kHzがレギュレーション。一方、DSDはビット数を1bit固定にして、代わりにサンプリング周波数を多くとるんだそうな。何故これで音が良くなるかは、色々調べたけど理解できませんでした(^^;)>。
■長所と弱点 いい点は、周波数帯域を100kHzまでカバーするところ。悪い点は、主に3つ。1.高周波になると量子化ノイズが増える、2. 1ビットを高速伝送できるケーブルが必要、3.ミキシングやイコライジングが出来ない、みたい。
■サンプリング周波数のバリエーション PCMと同じように、サンプリング周波数を変えられるようで、以下が主なバリエーションです。うしろに、PCM録音のどれぐらいに相当するかを書いておきます。
DSD64 DSD 2.8MHz PCM変換176.4kHz(192kHz対応DACが必要)
DSD128 DSD 5.6MHz PCM変換352.8kHz(384kHz対応DACが必要)
DSD256 DSD 11.2Mhz PCM変換 705.6kHz(768kHz対応DACが必要)
■DSD をアナログまたはPCMに変換する方法 DSD は(少なくとも今は)一般的でないもので、PCM 変換できないか…そう思って、色々調べてみました。すると、TEACが「TEAC Hi-Res Editor」なるものを無料で配布していました。ありがとう、TEAC!
https://teac.jp/jp/product/teac_hi-res_editor/top また、PCM とDSD の双方に対応したレコーダー/プレイヤー/AD-DAコンバーターとしては、TASCAMのDA-3000 というマシンがあるみたいです。おおーこれは凄い!
https://tascam.jp/jp/product/da-3000/top DSD というものを、同じ録音でDSDと、それをPCM化したもののふたつを機比べさせていただく機会がありました。あーんるほど、上の方がすごくきれいなんですね。で、それでどう感じるかと言うと、実際の音により近い感じ。でも、実際の音に近いとどうなるかというと、音楽に使っているだけのを抽出してなくて、余計なものも全部入ってる、みたいな。これは「DSD の方が音が良い」というより、「DSD の方が実際の音に近い」という所が正解なのかも。
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