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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『ガンビア マンディンカ族のコラ Gambia: Mandinka Kora』

Gambie Mandinka Kora マリだけでなく、ガンビアもグリオが活躍する国。ガンビアは西アフリカの西で大西洋に面した小さな国で、周りをぐるっとセネガルに囲まれてます。これは、フランスの民族音楽レーベルOCORA が出した、ガンビアの音楽のCDです。タイトルに「コラ」と入ってますが、コラはグリオが使っているハープ状のアフリカ民族楽器のことです。

 おお~これは素晴らしい、超レイドバック系の音楽でした!マジで演奏もうまければ歌もいい、さすが世襲の職業演奏家はレベルが違うなあ(^^)。このレコードで歌っていたのはジャリ・ニャマ・スソという人でしたが、「ジャリ」ってグリオの事なので、グリオのニャマ・スソさんという事なのかな?この人の演奏するコラの音がとてつもなく美しくて、またひたすらレイドバックしたあったかい音で、ものすごい癒されました。西洋音楽に耳を慣らされてしまった僕的には、ちょっと高い6度のチューニングがなんとも心地いい。。コラって4種類の7音音階スケールに合わせたチューニングが出来るそうですが、このCDでは2種類の調弦でした。ひとつはトモラボというスケールで、メジャースケールっぽいもの(2度と6度がちょっと高め、3度と7度がちょっと低め)。もうひとつはサウタというスケールで、基本はイオニアンなんだけど高い方に行くと#11thが入ってくる、みたいな。
Ganbia senegal Map こういう音の心地よさを聴いてしまうと、自分たちが西洋の軽音楽で長調や短調ばかり使ったり、アメリカン・ソングフォームしか使わなかったりするのは、それがベストだからじゃなくて、それしか知らないからなんじゃないかと思ってしまいました(^^)。

 西アフリカの音楽はグリオだけではないですが、専業音楽家のグリオが奏でる音楽はやっぱり素晴らしいです。グリオって、もともとはマリ王国に保護された歴史や物語やニュースを伝承する吟遊詩人のようなもの。当時のマリ王国にいた人をマンディングと言って、このマリ系の言語をマンデ諸語といって、この言語を使う人は今でもマリ、ガンビア、セネガル、コートジボワールあたりに住んでるそうです。というわけで、グリオもマリだけでなくこれらの地域に生き残っている、みたいな。こんなに気持ち良くて、しかもテクニックもすばらしい音楽なんて本当に貴重なので、西洋音楽に滅ぼされないで、この西アフリカ独自の音楽を失わないで歌い継いでほしいなあ。日本のネイティブな音楽なんて、もう絶滅寸前ですもんね。ライ・クーダーやエリック・クラプトンを「レイドバックしたいい音楽だ」と思う方なら、これを聴いたら「うわあ、こんなに気持ちいい音楽があったのか?!」ときっとなるはず。超おススメの1枚です(^^)。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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