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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番、弦楽四重奏曲 ジャン・ユボー(p)、ヴィア・ノヴァ四重奏団』

Faure_PianoQ_GenQ_Hubeau.jpg フォーレのピアノ四重奏曲第1番弦楽四重奏曲は、こんな録音も聴いた事があります。ピアノ四重奏曲第1番はジャン・ユボー(p)、レイモン=ガロワ・モンブラン(vn)、コレット・ルキアン(vla)、アンドレ・ナヴァラ(vcl)。弦楽四重奏曲はヴィア・ノヴァ四重奏団の演奏でした。というわけで、ジャン・ユボーとヴィア・ノヴァ四重奏団によるフォーレのピアノ五重奏曲のCDの親戚みたいなCDでした。

 いやあ、どちらもこっちの演奏の方が好みでした、クラシックは演奏や録音で聴こえ方が全然変わっちゃうから、誰のどういう録音を聴くかに神経を使わないといけないですね。。この録音は、1969~70年のパリのリバン聖母教会というところの録音でしたが、教会録音にありがちなワンワンとした音にはならず、絶妙な残響加減、これはいい!そういえば、エラートの録音はドビュッシーのピアノ曲でもこういうのがあったっけ。レーベルカラーというヤツですね。

 演奏は、フランスとドイツ世紀末音楽の中間のような色合いというか、豊饒さと退廃の入り混じったようなデュナーミクを抑えて色彩を重視した感じ。どちらもこんな音楽だったっけ、と思ってしまいました。弦楽四重奏なんて、弦の絡みではなく和音が聴こえて来てしまうので、無調以前のシェーンベルクのよう。というわけで、他の演奏では「まだロマン派のエピゴーネンだった頃だな」なんて思っていたのが、フランス的な色彩感をすでに持ち始めて、同時に知性が先行しすぎて退廃芸術のようなところまで踏み込んでいるヤバめの音楽とすら感じてしまいました。これはカッコいいわ…。

 フォーレ、僕的には歌曲はもうひと声、ピアノ曲と室内楽曲は晩年のものは現代でも通じる技法が交錯していて傑作が多く、このCDに取りあげられたような初期作品はパッと聴きはロマン派のエピゴーネンに聴こえて通りすぎてしまいそうになりつつ、集中して聴くと細部まで実に見事に書き上げられた見事な作品という印象。やっぱり後期作品のピアノ三重奏曲やピアノ五重奏曲の方が好きだけど、これは初期作品も実は見事なのだと思い知らされた見事な演奏と録音でした。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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