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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『ブリテン:《パーセルの主題による変奏曲とフーガ》《シンプル・シンフォニー》《フランク・ブリッジの主題による変奏曲》 ブリテン指揮、イギリス室内管弦楽団』

Britten_Puacell no Shudai_LondonSynphony ブリテンが書いた曲の中では知名度の高い曲がいっぱい入ってる1枚です。そして、指揮をしてるのはブリテン本人というわけで、ブリテン自作自演のCDでもあります。

 「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」は、教育映画の音楽としてイギリス政府から委嘱を受けた作品。やっぱりブリテンって劇伴作曲家という側面が強いんですかね。パーセルの主題というのは、「ムーア人の復讐」から貰ってきています。

 「シンプル・シンフォニー」はけっこう有名な曲で、ブリテンが子どものころに書いた色んな曲から素材取りをして4楽章の交響曲にまとめたもの。というわけで、この2曲はPTA推奨みたいな保守な音楽で、刺激的なところが全然なくってつまんなかった(´・ω・`)。

 「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」は、ボイド・ニールというイギリスの指揮者からの委嘱作、ようやくブリテンが自分をぶつけてくる音楽を書けるんじゃないか?!…と思ったら、これもすっごい保守_| ̄|○

 なんというんですかね…どの曲もオーケストレーションは実にきれいで教科書通りの優等生的、でも音楽がぜんぜん面白くない。悪い所なんて全然ないんだけど一緒に遊んでもぜんぜん面白くない優等生なクラスメートみたいな感じかな(・ε・`)。マニュアル人間的というか、自分の音楽言語を持ってない作曲家に思えてしまいました。僕にとってのブリテン初体験は、それはそれは素晴らしいものだったんです。でも初体験がこの辺の曲だったら、「やっぱりイギリスはクラシック不毛の地だわ」で終わってたかも。


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『ブリテン:《ペネロペの救出》《パイドラ》 ケント・ナガノ指揮、ハレ管弦楽団』

Britten_Phaedra_KentNagano.jpg ブリテンは、グレート・ブリテンの作曲家なので出身国が覚えやすくてありがたいです(^^)。1916年生まれなので、思いっきり前衛の洗礼を受けている…かと思いきや、そこはクラシック不毛の地であるイギリス、機能和声法を使ったかなり保守的な調音楽を書く人です。イギリスの作曲家ではティペット(キース・ティペットじゃないですよ)の作品があまりに保守的で失敗した経験があったもんで不安だったのですが、ブリテンは思いっきり保守というのではない素晴らしい曲を聴いた事があったし、「本当はベルクに師事したかった」なんて事も言ってるので、ちょっと期待してこのCDを聴いたのでした。結果は…すっげえ保守派でした(^^;)。

 劇音楽「ペネロペの救出」は、このCDが世界初録音。ラジオドラマ用の音楽だそうです。いや~ラジオドラマなんて今では制作されないでしょうし、これより前の時代になるとラジオではなくてオペラか劇伴でしょうから、すごくめずらしい気が。ナレーションを挟みながら歌つきの管弦楽が進行していく感じ。音楽は…分かりやすくいうと、今の映画音楽と一緒です。もしこの音楽が今のハリウッド映画に使われていたとしても、誰も違和感を覚えないんじゃないかと。不安なシーンになると弦がトレモロしたりね(^^;)。もう1曲入ってる「パイドラ」は管弦伴奏の歌曲で、これも作風は同様です。でも、今の劇伴作曲家より完成度が高く感じるのは、なぜなんでしょうか。

 ブリテンは若いころに映画会社に就職して、ドキュメンタリー映画の音楽の作曲をたくさんしたんだそうです。この「ペネロペの救出」も、BBCに制作を依頼されての作曲。自分の演奏会用の作曲はあまりなくて、オペラやテレビ局からの委嘱作が多いこういう仕事の仕方を見ると…スターウォーズのジョン・ウイリアムスとか、日本でいえば羽田健太郎さんや久石譲さんみたいな劇伴作家という感じなのかな?保守派というよりも、職業作曲家という側面が強い人だったのかも知れません。ギター曲の「ノクターン」が現代的で素晴らしい作品だったけど、あれの方が例外なのかな?


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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