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心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

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『Burt Bacharach』

Burt Bacharach バート・バカラック名義の4枚目のアルバム、1971年発表です。「バカラック名義」というのは、その間もバカラックさんはミュージカルやテレビ音楽や映画音楽をいっぱい書いていて、そういったサントラもカウントすると、このアルバムでもう10枚目。管弦楽法をきっちり学んだ人は、売れると強いです。

 バカラックさんの代表曲って、映画音楽なら「雨に濡れても」、ポップスならカーペンターズが歌った「遥かなる影」(Close to You)あたりかと思うんですが、その「遥かなる影」が入っているのがこのアルバム。日本でも、作曲家が人に提供した曲をセルフカバーする事があるじゃないですか。来生たかおさんが薬師丸ひろ子さんに書いた「セーラー服と機関銃」を歌ったり、尾崎亜美さんが松田聖子さんに書いた「ボーイの季節」を歌ったり。あれの走りみたいなものかな?でも、「遥かなる影」に関してはカーペンターズのアレンジの方が良かったな。。

 アルバムはヴォーカルナンバーばかりじゃなくインストも入っていて、基本的にフォーリズムに管弦つきでした。レーベルがA&Mですし、A&Mと聴いて「ああ、あのムードミュージック的な音かな」とピンときた人にとっては、だいたいその想像通りの音と音楽と思います。そして、そっち方向でめっちゃくちゃすばらしい曲が、「The April Fools」。映画『幸せはパリで』の主題歌ですが、このアルバムにはインスト版が入ってます。これはいいなあ。ディオンヌ・ワーウィックやアレサ・フランクリンも歌ってましたよね、名曲と思います。

ムード・ミュージック的というか、イージーリスニング的というか、そんな感じなのですが、軽くみてはいけないと思いました。70年代前半の合衆国はベトナム戦争に公民権運動となかなかシリアスな状況でしたが、一方でジャズエイジやフィフティーズのようなアメリカの幸福を表現したものが復活し始めた時期でもあったんですよね。社会には夢がないといけない。60年代後半に出てきたバート・バカラックは、そういう風にアメリカを捉えたかった人だったんじゃないかという気がします。


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『Burt Bacharach / Hit Maker!』

Burt Bacharach‗Hit Maker ポップスや映画音楽に楽曲を提供し、管弦を含むアレンジにも対応するアメリカの作編曲者バート・バカラックのデビューアルバム、65年発表です。このアルバム、僕が持ってるのは赤いジャケットでお姉ちゃんが表紙のものですが、バカラック本人の写った青いジャケットのものがオリジナルみたいです。お姉ちゃんのジャケットの方がいいと僕は思うんですが、世間的にはオリジナルジャケの方が価値が高いんでしょうね。僕が持っているお姉ちゃんジャケットのCDは16曲入りでオリジナルより4曲多く、どういうわけか曲順もかなり違いました。アメリカ盤とイギリス盤とかなのかな?

 バカラックと言えば、自作自演よりも、007や「明日に向かって撃て」などの映画音楽や、他の人への楽曲提供の方が有名なんじゃないかと。やっぱり有名なのは「雨にぬれても」ですよね(^^)。このアルバムもそんな感じで、管弦つきバンドとムーディーな女性コーラスを使ったムードミュージック的。60年代のアメリカ映画みたいな音楽でした。個人的なツボは、「A HOUSE IN NOT A HOME」。女性コーラスの劇的なグッとくる感じなど、ここにはムード・ミュージックの良さが詰まってると感じました(^^)。

 こういうアメリカの映画音楽的な伝統って、いつの間にか消えてしまいましたよね。アメリカのクラシック系の作曲家は、実験音楽系に行くか、伝統的な和声法を使う人だと芸術音楽ではなく映画音楽に活路を見出す人が多かったですが、そういう人たちって、今はどこに消えたんでしょうか。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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