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心に残った音楽♪

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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『The Gerry Mulligan Quartet』

Gerry Mulligan Quartet_The チェット・ベイカー参加の伝説のカルテットとタイトルがそっくりですが、こちらは「The」がついてる…間違い探しみたいですね(^^;)。チェット参加のカルテットの10年後となる1962年に発表された、ジェリー・マリガン・カルテットの作品です。レーベルはヴァーブ、メンバーはGerry Mulligan (bari.sax), Bob Brookmeyer (Valve Trb, pf), Bill Crow (b), Gus Johnson (dr)。ジェリー・マリガンのカルテットを、ピアノレスの2管でやってくれたのは粋な計らいでした(^^)。1曲だけ、ボブ・ブルックマイヤーがボーンじゃなくピアノを弾いている曲がありましたが、これも良かったなあ。。

 52年から62年というと、ジャズでは激動の期間。52年だとジェリー・マリガンの活躍したウエストコースト・ジャズが全盛でしたが、その後東海岸でハードバップが一気に広がってウエストコーストは衰退。また50年代末になるとハードバップすら時代遅れになりつつあって、モードジャズもフリージャズも台頭しました。これだけの変化があったジャズ界で、最高に気持ちよく知的なアンサンブルを聴かせたジェリー・マリガン・カルテットが10年でどう変化したかというと…同じことをやってました(^^)。でもこれがめっちゃくちゃ気持ちよくて、ジャズの中にこういう古き良きレイドバックした雰囲気を残したものを残してくれた事を嬉しく思いました。知名度や歴史的価値ではチェット・ベイカー在籍時の方が上なんでしょうが、こと音楽だけで言うなら、こっちのカルテットのアルバムの方が上じゃないかと。

 もし何の予備知識もなく、僕がこのレコードを聴いたら、スウィング時代の名プレイヤーが何人か集まって演奏したアフターアワーズか、それこそ50年代初頭のウエストコースト・ジャズと思ってしまいそう。そのぐらいの心地よさです。ジャズは都市部の音楽だと思いますが、都市で働いた大人が、働いた後にこういう落ち着いた音楽をくつろいで聴いていた時代のアメリカって、サラリーマンにとって本当にいい世界だったと思います。こういう事はクラシックやロックやポップスには難しそうですもんね。。ウエストコースト・ジャズばんざい!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
intoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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