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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『クープラン:クラヴサン名曲集 ロベール・ヴェイロン=ラクロワ』

Couprin_Clavcin_Lacroix.jpg フランス・バロックの巨匠クープランのチェンバロ作品集です。バロックと言えば、大バッハヘンデルテレマンがいるドイツが有名。でも実はイタリアのモンテヴェルディ、スカルラッティ、ヴェルディやイギリスのパーセル、そしてフランスのクープランやラモーなどなど、ヨーロッパ各国に素晴らしい作曲家がひしめいていた時代でもありました。かなり作風の違うこれらの人をバロックのひとことで括っていいのかという問題もありますが、僕はそれぞれ個性があってどれも好き。個人や個性を求めていた時代ではないのに、個性が出るってのも面白いです。そんな中、フランスのクープランとラモーは、どちらもいろんな曲を書いているけどチェンバロの曲が一番素晴らしいと音楽史の授業で習いました。

 僕がこのCDを買ったのは、クープランの音楽を聴いてみたかっただけでなく、組曲というものをちゃんと聴いてみたいと思っていたからでした。このCDに収録されている曲はすべて「Ordre(オルドル)」と呼ばれる組曲だったのです。このCD、それぞれの組曲が全曲演奏されているとは限らないんですが。

 フランス色というものなのかも知れませんが、長調系の曲はドイツ・バロックからはとうてい考えられないぐらいに軽妙。軽すぎてつまらないと思うものまであるほどでしたが、ハマる曲はヤバい。。一方、短調系となると、突如としてバッハ的になるというか、キリスト教的な宗教的深遠さを感じたりして。このあたり、クープランという人の活動を調べれば、どうしてこうなったのか理由が分かるかも知れません…でも人生は短い、僕にはそこまでやる情熱がありませんでした(^^;)>。
 個人的に好きだったのは、第6組曲から抜粋された「神秘な障壁」、第8組曲からの抜粋「パッサカリア」、第11組曲「偉大な吟遊詩人組合の年代記」「神秘な障壁」はクープランの代表作と言われている1曲ですが、長調でこんな曲想の曲が作れるのかと思ってしまうような、古風かつ幻想的な曲。さすが代表作といわれるだけのことはあると思いました。マイナー系では、「偉大な吟遊詩人組合の年代記」の何曲目かに入っていたものが好き。

 チェンバロはピアノのようなタッチによる音色やデュナーミクの差はつけられませんが、あの低音が少なくてキラキラした音色がいいです(^^)。テレマンもそうでしたが、バロックの作曲家は良いと思っても、ここにハマったら一生これに費やしちゃうな、な~んて考えちゃってブレーキをかけてしまう僕でした。でもこうして聴き直すとやっぱり素晴らしいと思っちゃって、深入りしそうで危険です。人生が1000年ぐらいいあったらいいのになあ。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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