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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『シューマン:チェロ協奏曲 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 ジャクリーヌ・デュ・プレ(cello)、バレンボイム指揮、ニューフィルハーモニア管弦楽団』

Schumann SaintSans_CelloConcertos_JaqurineDuPres 天才と言われながら42歳で世を去った女流チェロ奏者ジャクリーヌ・デュ・プレが演奏した、ふたつのチェロ協奏曲です。僕はサン=サーンスはあんまり好きじゃないので、お目当ては完全にシューマンウルトラセブンの最終回以来、シューマンのピアノ協奏曲はフェイバリットなので、チェロ協奏曲もいいんじゃないかと思ってね( ̄ー ̄)ウシシ。これはデュ・プレの旦那さんでもあるバレンボイムが指揮したニュー・フィルハーモニア管弦楽団との共演。1968年の録音なので、デュ・プレさん23歳か、それでこの演奏ってどういうこっちゃねん。。

 シューマンもサン=サーンスも、曲がぜんぜん入ってきませんでした。演奏が悪いわけではなくって、曲そのものがそうなんじゃないかと思ってみたり。ロマン派の管弦楽曲ってそう感じるものが多くて、贅肉が多くて全体が見えにくくなっちゃうというか、ちょっとでも油断するとニュアンスだけのムードミュージックになっちゃう(^^;)。

 でもチェロの演奏が素晴らしかった!チェロって、有名チェリストでも「もうちょっと普通に演奏してくれ!」っていう演奏、多くないですか?変にヴィブラートばかりかけたり妙にルバートになったりして、肝心のメロディがよれよれ、みたいな(^^;)。そういうのに比べて、デュ・プレさんの演奏はヴィブラート少なめ、メロディも過剰にエスプレッシーヴォにせず、音も男性チェリスト以上にめっちゃしっかりしてました。表現は重要ですが、まずは曲ですよね。「100年にひとりのチェリスト」なんて言われた人ですが、これ見よがしのテクニック披露な大道芸でなく、曲を大事にするプレイヤーでした。チェロなのに音程が恐ろしく良いとか、テヌートのつながりがめっちゃきれいとか、基礎的な所の積み重ねが正体なのかも。個性の塊で吹っ飛ばしに来る感じじゃないけど、チェロを勉強するならカザルスみたいな人よりこうい演奏をお手本にしたい感じ。聞き惚れてしまいました。

 昔、デュ・プレさんが演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲のEMI録音がとんでもなくひどくって聴けたもんじゃなかったもんで、このEMI録音もめっちゃ不安だったんですが、こっちの方が録音は古いのに、いい音でした! 古いEMI録音を買うのは博打です、カザルスでも「こんなひどい録音を売るなよ」というものもありましたしね(^^;)。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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