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書籍『ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡』 リチャード・ヘイヴァーズ

Blue Nort Record_Richard Hewards ブルーノートに関する本の極めつけと言ったらこれ!フルカラー400ページ、画集のような大判サイズで、アーティストのポジフィルムやジャケット画像なども多数収録されていました。これはモダン・ジャズやブルーノートが好きな人にはたまらない1冊じゃないかと。ブルーノート本でいちばん詳しいものを買うなら、間違いなくこれでしょう!

 とにかく、内容がマニアックで深かったです。そのアルバムが制作された経緯やセッションの模様などがビッシリ。筆致は、関係者やアーティスト本人のインタビューという形ではなく、あるいは評論家の主観による評でもなく、ストーリー風に書かれていました。「1947年10月15日、セロニアス・モンクの最初のレコーディングがWORスタジオで行われた。この年ライオンは7セッションをプロデュースしたが、4番目がモンクだった。」みたいな感じです。だから、小説家映画を観ているようで、面白くてどんどん読めちゃいました…興味がある所は、ですが(^^;)。
 ただ…このマニアックにぶ厚い量と、この「興味がある所は」というところが、この本を有難いと思うか、不要の長物と思うかの分水嶺となるのではないかと。つまり、書かれている当のレコードを聴いてないと、読んでもあまり価値がないと思えたからです。

 ブルーノートって、何百枚もアルバムを出したレーベルじゃないですか。僕はモダン・ジャズ以降のジャズが好きで、しかもフュージョン以降にはほとんど興味がない人間なので、ブルーノートがレコードを出していた時代のジャズが好きなリスナーだと思うんです。実際、ブルーノートのレコードもけっこう聴いてきましたし。それでも全カタログの1/5も聴いてない…それでも聴いてる方だと思うんです。「これはもうポップスだろ」というほど軟弱な音楽の宝庫になった新生ブルーノートなんて興味を持つはずもないので、終盤はまるで読みませんでした…50~60年代のブルーノートの音楽が好きだった人なら、新生ブルーノートを良いと思えという方が無理があるわけで、そういう人の方が圧倒的に多いと思うんですよ(^^)。だから、新生ブルーノートまで触れるなら、本を分けた方が良かったんじゃないかなあ。

 というわけで、これはこの本を資料として持っていたい音楽関係者と、本当にブルーノートのレコードが好きなマニアックなジャズ・ファン向けの本ではないかと。興味あるアルバムに関する読み物としては最高なので、ブルーノートのアルバムを最低でも50枚ぐらいは聴いた人向けかも。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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