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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Keith Jarrett / Death And The Flower』

Keith Jarrett Death And The Flower 邦題「生と死の幻想」、1974年録音(発表は75年)のキース・ジャレット・カルテットのアルバムです。若い頃の僕は、キース・ジャレットって悪い方に出た時のフュージョンかライト・クラシックをやっている気がして、食指が動きませんでした。でもこのアルバムはメンバーにデューイ・レッドマンとチャーリー・ヘイデンというフリージャズのつわものが参加していたし、レーベルも左寄りのジャズ・レーベルだったインパルスだったので、いけるかも…そんな気持ちで恐る恐る手を伸ばしたのでした。ちなみに、デューイ・レッドマン(sax)、キース・ジャレット(p)、チャーリー・ヘイデン(b)、ポール・モティアン(dr) というこの編成でのキース・ジャレットのバンドは、アメリカン・カルテットなんて呼ばれています

 1曲目「Death and the Flower」はラテン…というよりアフリカン・パーカッション的なサウンドの上でフルートが怪しげな即興をする出だし。これは面白いかも、色彩感もムードも表現もなかなかいいぞ…と思ったのも束の間、5分ほどたってキース・ジャレットが出てくると、リズムがインテンポになってロクリアンでパラパラと演奏…悪い意味でのモードかフュージョンでした(^^;)。
 以降、B面1曲目「Prayer」はインパルスよりECMに似合いそうなジャズ・バラード、2曲目「Great Bird」も楽譜の上に書いたような音楽。残念ながら僕にはちょっと合わない音楽でした。

 この手のフュージョンの何がつまらなく感じるかというと、無菌室で育ったガリ勉くんに感じる所です。教科書に書いてない事は何ひとつ出来ない人に感じちゃうんですよね。たとえば、リズムだってもっとグルーヴさせればいいのに、クリックに合わせたようにスクエアです。それが他のところにも言えて、スケールは教科書に出てるこれ、コード進行は常套句以外は無し…みたいな。こういうPTA推奨的な傾向は、以降のメインストリーム・ジャズがそうだったんじゃないかと。ジャズって本当につまらない音楽になったよな、みたいな。
 こんなような音楽だろうと予感してたのに、「食わず嫌いはいけないな」なんて思って意を決して飛び込んだあげく、ものの見事に予感どおりだった音楽でした。残念。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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