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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Harry Nilsson / Nilsson Schmilsson』

Harry Nilsson Nilsson Schmilsson モンキーズに楽曲を提供するなど、アメリカのポップス系シンガーソングライターとして高い評価を受けているニルソンが1971年に発表したアルバムです。そんな素晴らしいソング・ライターでありながら、最大のヒットがオリジナル曲ではなく、バッドフィンガーのカバー「Without You」だというのは、なんという皮肉でしょうか。その曲が入っているのがこのアルバムですが、たしかに素晴らしい出来なんですよね。。

 このアルバムを聴いた頃、まだ僕は若くて、音楽とはチャート音楽の事だと思ってました。だから、いい曲なだけでなく、分かりやすくもある「Without You」みたいな音楽を求めて、このアルバムを買ったんだと思うんですよね。それがいざ聴いてみると、けっこうひねりのきいた渋い音楽だったもんで、若い僕には理解できず(^^;)。それほど聴きこむこともなく、放置してしまったアルバムでした。ボサノヴァとかも、若いころに聴いたときは「なんかぼんやりしてつまらない音楽だな」と思いましたしね。まだそういう年齢だったんだと思います。
 ところが何十年ぶりかに引っ張り出して聴いてみたところ、玄人好みかも知れませんが細部のクオリティの高さに息をのんでしまいました。「The Moonbeam song」なんて、フィフティーズの名バラードをモダン化したような幻想性で、ヴァン・ダイク・パークスあたりの音楽に感じる心地よさ、痺れました。そしてその曲が終わると、あのピアノの4分音符のコードプレスが…「Without You」だああああ!やっぱりこの曲は見事です、バッドフィンガーのオリジナルも素晴らしいけど、ニルソンさんのフォーリズム&管弦のアレンジは見事。この時代のこれ系のポップスのバラードって、レオン・ラッセルさんの「ソング・フォー・ユー」とか、エルトン・ジョンさんの「Your Song」とか、めっちゃくちゃいいものが多いです。ギターバンドでなく、グランドピアノをメインに曲を作る状況が整ってきたのかも。

 全体的に、アメリカのレイドバックしたアーリー・ミュージックの匂いのある、ピアノで書いたポップスという感じ。録音も良くて、さすが70年代と感じました。音楽内容的にやや玄人向けのポップスと感じましたが、それだけに30代を過ぎてから聴くと味わいが分かるアルバムかも…な~んて、自分が若い時に理解できなかっただけなんですけどね。。


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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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