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『Astor Piazzolla Y Su Quinteto / Piazzolla En El Regina レジーナ劇場のアストル・ピアソラ1970』

Astor Piazzolla Piazzolla En El Regina 1970年、アストル・ピアソラ五重奏団のライブ録音です!このライヴ・アルバムって、「ブエノスアイレスの四季」シリーズ4曲すべてがはじめて全曲録音されたものなんですよね。ところがそれ以上に演奏が素晴らしくて絶句。ピアソラの音楽ではキンテート作品が人気が高いそうですが、その白眉がこの演奏ではないでしょうか!メンバーは、ピアソラ(bdn)、アグリ(vln)、オズバルト・マンシ(p)、キチョ・ディアス(cb)、カチョ・ティラオ(eg)。

 このライブも、音がボワンボワンで決して録音がよいとは言えないと思います。音がだんごになって、だれが何を弾いているのかよく聴こえなくなる所も多いですし。でも、演奏が素晴らしかったです。これを聴いて、ピアソラってスタジオ録音と相性が悪かっただけではないかと思いました。それがアルゼンチンのレコーディング・スタジオの問題なのか、バンドの問題なのかは分かりませんが、バンド全体の躍動感も、ここのプレーヤーの表現力も、演奏が小さくなってしまう事の多かったこれまでのスタジオ録音とは、まるで違いました。
 タンゴ楽団って、たいがい打楽器が入っていないじゃないですか。あれって、バンド全体でアタックをつけ、デュナーミクを変化させ、テンポを劇的に変化させて…とやりたいからだと思うんですよね。それがスタジオ録音ではみんな失われていたのが、このライブといったらもう…いやあ、これがあってこそのモダン・タンゴですよね。スタジオ録音だと「結局長調か短調ばかり」「タンゴ的な型にとらわれすぎ」「しょせんはポピュラー音楽」な~んて思ってしまう事もあったのが、こういう演奏をされた途端に、これぞ音楽、これを聴かずに何を聴くのか…と思うほどに手のひらを返してしまう僕がいたのでした(^^)。これは素晴らしい。。

 もし他の人に、アストル・ピアソラ五重奏団のアルバムを薦めるとしたら、69年リリースのスタジオ・アルバム『Adiós Nonino』と、70年リリースのこのライブ・アルバムを推薦したいです。ピアソラの音楽をタンゴといってよいのかどうか、僕は今でも分かりませんが、タンゴやアルゼンチン音楽を聴かない方にも、ぜひ一度体験して欲しい名盤と思います!


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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