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『Astor Piazzolla / Concerto Para Quinteto 五重奏のためのコンチェルト』

Astor Piazzolla Concerto Para Quinteto 1970年録音(71年リリース)、作編曲家/バンドネオン奏者のアストル・ピアソラのスタジオ・アルバムです。A面がキンテート、B面がバンドネオン独奏、B面ラスト「Recuerdos de Bohemia」(ボヘミアンの思い出)がバンドネオン四重奏でした。僕が買ったのは日本盤で、これにはバンドネオン多重録音とバンドネオン二重奏のボーナストラック3曲が入っていました。

 面白かったのは3曲入っていたキンテート演奏の曲。「五重奏のためのコンチェルト Concierto para Quinteto」は、バンドネオンとオケが掛け合いになるコンチェルトではなく、バロック・コンチェルトのようにプレーヤーそれぞれに見せ場があるコンチェルトでした。僕はピアソラ五重奏団ではエレキ・ギターだけは要らないと思ってますが(音がオケに混じらない^^;)、ここでトリを務めたカチョ・ティラオのギターの速弾きは素晴らしかったです。これ、楽譜通りに弾くの大変だったんじゃないかなあ。

 そして、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」シリーズから、「ブエノスアイレスの冬 Invierno Porteño」と「ブエノスアイレスの春 Primavera Porteña」の2曲が入っていました。これは作編曲が素晴らしくて感激。どちらも劇的構成をしていて、時としてちょっとタンゴらしくないんですよね。ただ、ピアソラの音楽って、どこかで「大衆音楽のタンゴに近づけなきゃ、タンゴらしくしなきゃ」と迎合しているように感じる時があるので、むしろタンゴの枠をはみ出していくこういう曲の方が、僕は好きです。

 作編曲だけでなく演奏も素晴らしくて、間違いなく良い音楽だと思いました。ただ、いかんせん古いピアソラのレコードは録音が悪くて、そこで凄く損をしてると感じてしまいました。僕、レコードを楽しむためだけに聴いているわけじゃなくて、どこかで音楽の勉強をしているつもりで聴いているフシがあるんです。自分の作曲や演奏に反映させようと思ってい聴いている、みたいな。そういう意味で言うと、このアルバムで良かった3曲はスコアやある程度整った模範演奏が欲しいのであって、そうなるとこのアルバムはお役御免かも。だって、「五重奏のためのコンチェルト」は、このブログのアルバム紹介第1号『Tango: Zero Hour』に演奏も録音も素晴らしいものが収録されていましたし、四季シリーズは『レジーナ劇場のアストル・ピアソラ1970』にほぼ同じメンバーで4曲すべてを演奏していましたし。


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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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